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広島 CS本拠地開催へ逆転勝ち 松山「ここでCSやりたい」3位・DeNAも勝って3ゲーム差変わらず 残り10試合
9/15(金) 21:37配信
デイリースポーツ
9回、最後を締めくくりナインと勝利のタッチを交わす栗林(中央奥)=撮影・立川洋一郎
「広島東洋カープ6−5阪神タイガース」(15日、マツダスタジアム)
CSファーストSの本拠地開催を目指す広島が逆転勝ち。
2点を追う三回にプロ初登板の阪神・門別を攻め、野間の2点適時二塁打と小園の適時打で逆転。再び1点を追う展開となった六回には、マクブルームが同点の中前適時打。再度1点を追った七回には小園が同点の猛打賞となる左前適時打で同点とし、八回には代打・松山の中前適時打で勝ち越した。
3位・DeNAもヤクルトに勝利してゲーム差は3のまま変わらず。お立ち台に上がった松山は「ここでCSをやりたいので頑張ります」と話し、島内も「残り試合全部勝って、広島でCSやりたいです」と意気込み、地元ファンを喜ばせた。残り10試合。全力で戦い抜き、2位を死守する。
阪神の連勝を11で止めたのは我らが広島東洋カープでした。両チーム合わせて25安打の打撃戦を制し、2位死守に向けて再び勢いのつく勝ち方だったと思います。
先発の床田投手は1回1アウトから阪神中野選手にヒット、森下選手をセンターフライに打ち取るも、大山選手にヒットでつながれ、2アウト1、3塁とされました。続く阪神佐藤選手にライト前タイムリーを浴び、1点を先制され、さらに阪神小野寺選手にもライト前タイムリーを浴びて2点目を奪われました。
阪神のプロ初先発の及川投手に対し、打線は1回裏、野間選手がヒットも羽月選手がセカンドゴロ併殺打、小園選手はセンターフライに終わりました。
床田投手は2回表、先頭の阪神小幡選手に四球、及川投手の送りバントで1アウト2塁とされましたが、阪神近本選手、中野選手を打ち取りました。
2回裏、先頭の堂林選手がヒットも坂倉選手はセカンドゴロ併殺打と再びチャンスを潰し、デビッドソン選手も空振り三振に倒れました。
3回裏、阪神ドラ2ルーキーの門別投手に対し、先頭のマクブルーム選手が四球、田村選手のヒット、床田投手の送りバントで1アウト2、3塁とし、野間選手が左中間に2点タイムリー2ベースを放ち、2−2の同点に追いつきました。しかし、この際、2ベースを放った野間選手が右太もも裏に違和感を感じ、ベンチに下がって代走に大盛選手が入ります。
その大盛選手は3盗を決め、羽月選手は空振り三振に倒れましたが、小園選手がレフト前にタイムリーを放ち、3−2と勝ち越しました。
しかし、床田投手は5回表1アウトから阪神中野選手と森下選手に連打され、1アウト1、2塁とされると、阪神大山選手と佐藤選手に連続タイムリーを浴びて3−4と4連打で逆転を許しました。
6回裏、阪神3番手の浜地投手に対し、先頭の坂倉選手が2ベース、1アウト後にマクブルーム選手がセンター前タイムリーを放ち、4−4の同点に追いつきました。
床田投手は6回111球を投げて9安打4失点で降板しました。最近の床田投手は球のキレがなくなってきているような気がします。変化球に頼る傾向が多いのもあり、キレの悪い変化球を痛打されているようです。左肘の状態が悪いのでしょうか。少し気になります。
7回表は矢崎投手が登板しました。が、1アウトから阪神大山選手に四球、佐藤選手を空振り三振に取りましたが、阪神小野寺選手にライトフェンス直撃のタイムリー2ベースを浴びて、4−5と勝ち越されました。
しかし、打線は7回裏、先頭の大盛選手がヒット、羽月選手の送りバントで1アウト2塁から小園選手がレフト前タイムリーを放ち、5−5と再び追いつきました。小園選手が無双していますね。
8回表は島内投手が登板。先頭の阪神小幡選手のサードゴロをデビッドソン選手が後逸してノーアウト2塁となり、阪神長坂選手の送りバントで1アウト3塁とピンチを背負いました。しかし、阪神代打ミエセス選手、中野選手を連続三振に取り、ピンチを脱しました。島内投手の真骨頂ですね。
8回裏、先頭のマクブルーム選手がこの日3本目のヒットで出塁し、代走に矢野選手が入ります。続く代打磯村選手の送りバントで1アウト2塁とします。暴投で矢野選手が3塁へ進み、代打松山選手がセンター前へタイムリーを放ち、6−5と勝ち越しました。代打の松山選手は相手バッテリーから見ると脅威ですね。代打の打率は3割9分を超えています。
1点リードの9回表は守護神復活の栗林投手が登板しました。先頭の阪神森下選手に四球、大山選手にヒットでつながれノーアウト1、3塁の大ピンチになりました。しかし、続く阪神佐藤選手を空振り三振、小野寺選手の打席で1塁ランナーの阪神大山選手の2盗を坂倉選手が刺し、最後は小野寺選手を空振り三振に取り、試合が終わりました。
チームは2連勝で貯金を11としました。3位のDeNAは勝利したため、ゲーム差は3のままです。
さあ、カープは残り10試合です。可能ならば全勝して2位で終わりたいですね。10試合中、7試合がホームのマツダスタジアムなので、カープにとっては有利な感じです。良い形で20日のDeNAとの直接対決に臨みたいところです。
明日はデーゲームです。明日のカープの先発は森下投手です。甲子園の借りをしっかり返しましょう。阪神は大竹投手です。もういい加減に攻略しないといけません。明日は総がかりで攻撃しましょう。