2023年09月13日
22回戦@神宮 広島1−2東京ヤクルト 打線7安打も得点は坂倉選手のソロ弾のみ。玉村投手3回にヤクルト村上選手に痛恨被弾。チームは5連敗。
【広島】鬼門神宮で6連敗 プロ初4番の堂林2安打、田村プロ初安打も「もうひと押し」新井監督
9/12(火) 22:05配信
日刊スポーツ
ヤクルト対広島 4回表広島は追加点が挙げられず、厳しい表情の新井監督(中央)(撮影・浅見桂子)
広島が鬼門神宮で10年以来13年ぶりの6連敗となった。
サイスニードらヤクルト投手陣を前にソロによる1点のみ。毎回のように走者を出しながら本塁が遠かった。プロ初の4番堂林は2安打、プロ初先発の田村はプロ初安打も、打線組み替えは実らず。新井監督は「しっかり捉えていた打球も多かったし、あともうひと押しというところだった」と振り返った。チームの連敗は5となった。
▽広島堂林(プロ初4番で2安打)「特に意識はしなかった。勝ちたかったです。出る以上は責任がある」
▽広島田村(サイスニードからプロ初安打となる中前打)「(過去の打席は)三振ばかりから始まって、ちょっと苦しい気持ちだったんですけど、ちょっとホッとした。次につながるかなと思います」
カープの打線の反発力がなくなってきたように感じます。この5連敗中は全て得点が1点のみとなっています。チャンスは作りますが、併殺打などで潰してしまい、あと1本が出ていません。
ヤクルトの先発のサイスニード投手に対し、秋山選手を1番、小園選手を3番セカンド、堂林選手をプロ初4番でファースト、デビッドソン選手を6番、1軍に昇格した田村選手を7番レフト、矢野選手を8番ショートのオーダーを組みました。
打線は1回表、秋山選手はファーストゴロ、野間選手はレフトフライ、小園選手もレフトフライと3者凡退に終わりました。
先発の玉村投手は1回裏、先頭のヤクルト塩見選手にヒットを許すも、オスナ選手をセカンドゴロ併殺打、山田選手にヒットを許すも、村上選手をレフトフライに取り無失点で切り抜けました。
打線は2回表、1アウトから坂倉選手がライトスタンドへソロホームランを放ち、1−0と先制しました。坂倉選手は今季ヤクルト戦で6本目のホームランとなりました。
玉村投手は2回もヤクルト濱田選手と長岡選手にヒットを許しましたが、サイスニード投手を空振り三振に取りました。
しかし、3回裏、玉村投手は先頭のヤクルト塩見選手に死球、オスナ選手のヒットでノーアウト1、3塁とされ、続くヤクルト山田選手のサードゴロ併殺の間に1点を入れて1−1の同点になりました。ここで玉村投手が踏ん張れば良かったのですが、続くヤクルト村上選手にレフトスタンドへソロホームランを浴びて1−2と逆転を許しました。
打線は4回表、野間選手の四球と堂林選手の2ベースで1アウト2、3塁と一打逆転のチャンスでしたが、坂倉選手はサードファウルフライ、デビッドソン選手は空振り三振に倒れ、得点出来ませんでした。得てして負ける時はこんな感じですよね。
玉村投手は4回93球を投げて8安打、2失点で降板しました。ドリヨシ的には、玉村投手は悪くなかったように感じましたが、際どいコースをボールと判定されて、球が甘く入ってしまったように思います。3回裏の先頭のヤクルト塩見選手に与えた死球が痛かったですね。
5回表、先頭の田村選手がプロ初ヒット、矢野選手の送りバントで1アウト2塁も、玉村投手の代打松山選手はレフトフライ、秋山選手はセンターフライに終わりました。
5回裏はドラ3ルーキーの益田投手が3者凡退に抑え、6回裏もランナーを出すも無失点に抑えました。益田投手のストレートはかなり伸びがありますね。ポストシーズンの秘密兵器になるのは間違いないと思います。
打線は7回表、先頭の坂倉選手がヒットで出塁も、デビッドソン選手はファーストゴロ併殺打、田村選手はセカンドゴロに終わりました。
7回裏は中崎投手が3者凡退に抑えました。中崎投手もカープがリーグ3連覇した頃のピッチングに近づいてきたように感じます。
8回表、代打田中選手が四球で出塁し、代走に羽月選手が入りましたが、秋山選手はライトフライ、羽月選手は2盗に失敗に終わりました。
8回裏は大道投手が3者凡退に抑えました。いやあ、大道投手は投げっぷりがいいですね。ポストシーズンでもタフな場面での登板が期待されます。
9回表、ヤクルトの守護神田口投手に対して、先頭の野間選手がヒット、小園選手の送りバントで1アウト2塁に。続く堂林選手がヒットで1アウト1、3塁と同点のチャンスでしたが、坂倉選手がセカンドゴロ併殺打に倒れ、試合が終わりました。負ける時はこんなもんですね。
先発、リリーフの投手陣が踏ん張っている中で、打線が機能しないのはまずいですね。チームもそうでしょうが、我々ファンもフラストレーションがたまります。そんな中で、プロ初の4番に入った堂林選手がいい働きを見せてくれています。しばらく4番は堂林選手でいいのではないでしょうか。
チームは今季2度目の5連敗で、貯金は10に減りました。5試合連続で1得点のみに終わり、神宮では2010年以来、13年ぶりの6連敗となり、今季神宮では1勝9敗となりました。そして今日も阪神が勝利したため、阪神の優勝へのマジックは3となりました。
明日のカープの先発は大瀬良投手です。大瀬良投手らしいピッチングを期待しましょう。ヤクルトは吉村投手です。打線の奮起に期待します。特に、堂林選手の前にランナーをどれだけ置けるかがカギになりそうですね。
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