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広島、阪神に3タテ食らい11ゲーム差…九里が力投も打線は4戦連続1得点止まり
9/10(日) 17:01配信
ベースボールキング
阪神戦に先発した広島・九里亜蓮 (C)Kyodo News
○ 阪神 5 − 1 広島 ●
<21回戦・甲子園>
2位の広島は首位・阪神に痛恨の3連敗。首位とのゲーム差は今季最大を更新する「11」に広がり、阪神の優勝マジックは一気に「5」となった。
広島打線は阪神先発・伊藤将の前に4回までわずか1安打。5回に6番・マクブルームが特大の6号ソロを左翼席へ運び先制したが、6回以降は再び左腕に抑え込まれた。これで7日のDeNA戦(マツダ)から4試合連続の1得点。今カードの阪神戦は初戦・村上、第2戦・大竹、そしてこの日の第3戦は伊藤将と、3試合連続で相手先発に節目の今季10勝目を献上する形となった。
先発の九里は6回に同点打を許すも7回まで最少失点。7回は遊撃・田中の連続失策で一死満塁のピンチを招いたが、9番・伊藤将を三ゴロ併殺に仕留め雄叫びを上げた。
しかし続投した8回、申告敬遠含む3四球で二死満塁のピンチを招き、代打・糸原に中前2点適時打を浴び降板となった。2番手・大道も阪神打線の勢いを止められず8回だけで4失点。8回途中5失点(自責点4)の九里は7敗目(7勝)を喫した。
BASEBALL KING
カープは全く歯が立たず、阪神に3タテを食らいました。逆転Vは風前の灯火となりました。しかし、あまりにも無惨な負けぶりで、ドリヨシも腹が立って仕方ありません。
阪神の先発の伊藤投手に対して、西川選手はベンチ外、秋山選手と菊池選手はベンチ、堂林選手を1番レフト、デビッドソン選手を4番サード、末包選手を5番、マクブルーム選手を6番、田中選手を7番ショートのオーダーを組みました。
打線は3回まで5つの三振を喫し、1人のランナーも出せませんでした。
先発の九里投手は3回まで2四球を出すも無失点に抑えました。
4回表、堂林選手がヒットも野間選手は空振り三振、小園選手はショートゴロで1塁に残った小園選手が2盗に失敗して打者3人で終わりました。
5回表、2アウトからマクブルーム選手がレフトスタンド中段にソロホームランを放ち、1−0と先制しました。マクブルーム選手は6月2日のソフトバンク戦以来のホームランでした。
九里投手は5回まで83球でノーヒットに抑えました。しかし、6回裏1アウトから阪神中野選手に内野安打と小園選手の悪送球で2塁に。続く阪神森下選手にセンター前タイムリーを浴びて1−1の同点に追いつかれました。小園選手の悪送球が痛かったですね。
7回表、先頭の野間選手がヒット、小園選手の送りバントで1アウト2塁としましたが、デビッドソン選手は空振り三振、末包選手はファーストゴロに倒れました。
九里投手は7回裏1アウトから阪神ノイジー選手のショートゴロを田中選手が悪送球、続く阪神坂本選手のショートゴロも田中選手が再び悪送球して1、3塁となりました。続く阪神木浪選手を申告敬遠し、続く阪神伊藤投手をサードゴロ併殺打に取り、勝ち越しを許しませんでした。
しかし、九里投手は8回裏、先頭の阪神近本選手に四球、中野選手の送りバント、森下選手を申告敬遠で1アウト1、2塁から阪神大山選手をセンタフライに取りましたが、佐藤選手に四球を与え2アウト満塁のピンチを招きました。ここで阪神大体糸原選手にセンター前へ2点タイムリーを浴びて1−3と勝ち越されました。ここで九里投手は降板。代わった大道投手が阪神坂本選手に四球で再び満塁から阪神木浪選手にセンター前へ2点タイムリーを浴びて1−5とされ、試合が決まりました。
九里投手は7回2/3、127球を投げて3安打、4四球で5失点となりました。
打線はわずか4安打に終わりました。
チームは4連敗で首位阪神と11ゲーム差になりました。阪神の優勝へのマジックは5となりました。貯金は11となり、今季阪神戦は7勝13敗1分けで3年ぶりの負け越しが決まり、甲子園では5月20日から1分けを挟み7連敗となりました。
なんとも屈辱的な3連戦となりました。甲子園の借りは甲子園で返しましょう。今季阪神戦は残り4試合あります。全てマツダスタジアムです。必ず全部勝って、CSファイナルで逆襲しましょう。
さて、明日は試合がありません。あさってからは神宮でヤクルトとの3連戦です。鬼門の神宮ではありますが、3位DeNAと3ゲーム差になっていますので、負ける訳にはいきません。3タテ目指して頑張って欲しいと思います。