2023年04月19日
4回戦@甲子園 広島1−6阪神 遠藤投手6回途中3失点。黒原投手も3失点。打線奮わず連敗で4位に転落。
【広島】2連敗で4位転落 新井監督「慣れるまでは打席数必要」デビッドソン15打席連続無安打
4/19(水) 22:06配信
日刊スポーツ
阪神対広島 7回攻撃終了後、球審に選手交代を告げ、ベンチへ戻る広島新井監督(撮影・上山淳一)
<阪神6−1広島>◇19日◇甲子園
広島は2戦連続1得点と打線が振るわず、3連勝後の2連敗で4位に転落した。
好投する阪神大竹の前に3回1死二塁、4回2死三塁と好機をつくるも先制点を奪えず。3点を追う7回に1死一、三塁から1点をかえすだけで精いっぱいだった。
中でも新助っ人の6番マット・デビッドソン内野手(32)は4月15日ヤクルト戦から15打席連続ノーヒット。そのうち7打席で三振を喫し、打率は1割3分まで落ちている。
それでも新井貴浩監督(46)は「慣れるまでは打席数が必要。しっかり練習にも取り組んでいる。こちらも最初から慣れるまで、というつもり」と冷静。打順降格などの措置についても「まだ考えていないです」と否定した。
▽広島遠藤(6回途中3失点で2敗目)「そんなに悪くはなかったと思うけど、前回の登板でもピンチを迎えて失点して(ベンチが)代えざるを得ない状況をつくっていた。(6回のピンチも)投げたかったですけど、そこはまた反省して、次に長いイニングを投げられるようにしたい」
敵地でなかなか勝てませんね。ビジターだと何か重苦しい雰囲気になるのは気のせいでしょうか。
打線は阪神先発の大竹投手に対し、3回表1アウトから會澤選手がライトへ2ベースを放ちましたが、続く遠藤投手、菊池選手が凡退しました。この回、遠藤投手の打席で送りバントをするものと思ったのですが、ベンチはそのまま打たせて凡退しました。2アウトながらも3塁に進めれば、何が起こるか分かりません。ここでのベンチの判断はいかがなものかと思いました。
4回表も1アウトから秋山選手がライトフェンス直撃の2ベースで出塁しましたが、マクブルーム選手、西川選手が内野ゴロに倒れて先制点を奪えませんでした。
先発の遠藤投手は4回まで阪神大山選手に四球を与えただけでノーヒットに抑えました。
しかし、5回裏に先頭の阪神佐藤選手にレフト線にポトリと落ちる不運な2ベースを許しました。続く阪神井上選手にもライト前に運ばれ、ノーアウト1、3塁とされ、阪神坂本選手にライトへ犠牲フライを打たれて0−1と先制されました。本当に不運な当たりが連続して起こってしまいました。打ち取った当たりがヒットになるのは、ピッチャーとしてはかなりダメージですよね。
打線は1点を追う6回表、1アウトから菊池選手がヒット、続く野間選手のサードゴロでランナーが入れ代わりました。しかし、野間選手が牽制球に誘い出され走塁死してチャンスを広げられませんでした。この走塁死が今日の試合のポイントだったと思います。
遠藤投手は6回裏、阪神近本選手に3ベースを打たれ、阪神ノイジー選手にタイムリー2ベースを浴びて降板しました。代わった2番手の島内投手が阪神佐藤選手にレフト前タイムリーを浴びて3点目を失いました。結局遠藤投手は5回1/3を投げて4安打、3失点で2敗目を喫しました。今日の遠藤投手は調子は悪くなかったと思いますが、やはり5回裏の不運な当たりを食らってリズムが狂ったようです。次回の登板に期待しましょう。
0−3で迎えた7回表、秋山選手の2ベースと西川選手のヒットで1アウト1、3塁のチャンスで、デビッドソン選手がセカンドフライでしたが、続く上本選手がレフト前に運び1−3としました。なおも2アウト2、3塁の一打同点のチャンスでしたが、會澤選手は代わった阪神岩貞投手にサードゴロに仕留められ、同点とはなりませんでした。
7回裏は3番手の黒原投手が2つの四球と自身の暴投で1アウト1、3塁とされ、阪神近本選手にレフトへタイムリー3ベース、続く阪神中野選手にもタイムリーを許し3点を失い、1−6とされ、試合が決まりました。
打線があまりにも打ててないですね。特にデビッドソン選手は重症だと思います。本文では新井監督はデビッドソン選手を擁護するコメントをしていますが、ドリヨシ的には次のカードのDeNA戦までは我慢して起用するだろうと思います。対戦相手がひと回りしたところで、1軍と2軍の入れ替えを含めて打線にテコ入れをするだろうと予想しています。
明日の試合、同一カード3連敗は絶対に阻止しなくてはなりません。明日のカープの先発はアンダーソン投手です。今季初登板になります。ここまで2軍では、計9イニングを投げて1失点と安定したピッチングをしています。アンダーソン投手の右腕にかけるしかありません。阪神は西純矢投手です。簡単には得点できないかと思いますが、なんとか突破口を開いて欲しいものです。
2023年04月18日
3回戦@甲子園 広島1−2阪神(9回サヨナラ) 9回先制するも、守護神栗林投手が逆転打を浴びてサヨナラ負け。首位陥落。
【広島】新井監督「栗林もそりゃあ打たれることもある」1727日ぶり甲子園凱旋も首位から陥落
4/18(火) 21:37配信
日刊スポーツ
阪神対広島 9回裏阪神2死満塁、栗林は中野に逆転サヨナラ打を浴びガックリ引き揚げる(撮影・上山淳一)
<阪神2−1広島>◇18日◇甲子園
広島新井貴浩監督(46)は1727日ぶりに降り立った甲子園で凱旋(がいせん)星を逃し、首位から陥落した。
0−0で迎えた9回表、4番マクブルームの適時二塁打で待望の先制点をゲット。満を持して送り出した守護神栗林が9回裏2死満塁、2番中野に逆転サヨナラ2点二塁打を浴びた。
現役時代の07年オフ、広島から阪神にFA移籍。08年から14年まで計7年間、甲子園を本拠地とし、15年から18年までの4年間は再び敵地として戦った。ユニホーム着用では18年7月26日以来となった甲子園。9回に今季14試合目でチーム初となる犠打成功から1点をもぎ取りながら、痛恨の逆転負けで3位に転落した。
それでも指揮官は「栗林もそりゃあ打たれることもある。うちのクローザー。また次も信頼して送り出したい」ときっぱり。一夜明けた19日同戦の勝利に集中する。
かなりショックですね。今日の敗戦は痛いです。阪神に勢いをつけさせる敗戦になったかたもしれません。
先発の九里投手は7回裏、2アウトから阪神近本選手に左中間へ3ベースを浴びましたが、続く阪神中野選手をセンターフライに抑えるなどして、7回5安打無失点で降板しました。今日も気迫あふれるピッチングで阪神打線をゼロに抑えました。
0−0の9回表、2アウト3塁からマクブルーム選手が阪神先発の西勇輝投手の131キロのチェンジアップを引っ張り、レフト線へのタイムリー2ベースを放ち、1−0としました。阪神西勇輝投手の数少ない失投を捉えました。
しかし、9回裏、守護神の栗林投手が阪神梅野選手、木浪選手に連打を許し、1アウト2、3塁とされました。続く阪神代打の渡辺選手を見逃し三振に仕留めましたが、阪神近本選手を申告敬遠し、続く阪神中野選手に左中間へ2点タイムリーを浴びてサヨナラ負けとなりました。
ドリヨシは栗林投手で負けたのは仕方ないと思いますが、采配で2つミスがあったと思います。
まず、8回表の攻撃です。1アウトから坂倉選手が四球を選び出塁しましたが、ここで代走を送りませんでした。もう8回ですから、ここで勝負をかけるべきでした。坂倉選手に代走を出すべきだったと思います。さらに続く小園選手が送りバントをしましたが、2塁で坂倉選手がアウトとなり、送りバントは失敗しました。小園選手はバントなどの小技が出来ないので、代打でピンチバンターを起用すべきだったと思います。2アウト2塁という状況を作れば、結果は変わっていたかもしれません。厳しい事を言うようですが、小園選手は使い物になっていません。チームのためにという意識があまりにも低いと思います。
もう一つは、9回裏、2アウト満塁の場面で、外野手が前進守備をしていた事です。2塁ランナーは代走の俊足小幡選手なので、ヒットを打たれたらサヨナラはほぼ確定していました。なので、外野手は通常の守備位置で良かったのではないかと思います。阪神中野選手の打球は、通常の守備位置だったらなと思う次第です。
いずれにせよ、この1敗は2敗、3敗のダメージがあります。それだけに、明日の試合は絶対落とせません。明日のカープの先発は遠藤投手です。阪神の勢いを是非止めて欲しいです。阪神は大竹投手です。前回の8日のヤクルト戦では6回3安打無失点のピッチングでした。明日は右打者がキーポイントになりそうです。
2023年04月16日
6回戦@マツダ 広島7−5東京ヤクルト 5点差をひっくり返す大逆転勝利!田中広輔選手同点の満塁弾!マクブルーム選手決勝犠飛!坂倉選手ダメ押しソロ!3連勝で単独首位に浮上!
広島が大逆転勝利 3連勝で338日ぶり首位浮上!新井監督体制初 田中が同点満塁弾、マツダ7連勝
4/16(日) 17:21配信
デイリースポーツ
6回、田中が同点満塁弾を放つと、ベンチで絶叫しながら喜ぶ新井監督(撮影・田中太一)
「広島7−5ヤクルト」(16日、マツダスタジアム)
広島が大逆転勝利で新井監督体制初の首位浮上を果たした。開幕カードで3連敗を喫したヤクルトを相手に3連勝返し。本拠マツダスタジアムでは7連勝を飾った。
初回、この日22歳の誕生日を迎えた広島の先発・玉村昇悟投手が乱調で、いきなり打者一巡の攻撃を浴びて5失点。二回以降は立ち直ったが、三回先頭で打席が巡ったところで代打を送られた。
打っては、四回に同じくこの日35歳の誕生日を迎えた3番・秋山が三塁打。続くマクブルームが犠飛で1点を返した。
五回終了時には降雨で長い中断をはさみ、迎えた六回。4点を追う展開で、2死から満塁の好機をつくって相手先発・吉村が降板。一発出れば逆転の場面で、田中が2番手・星の2球目を振り抜いた。高く舞い上がった打球は右翼スタンドに飛び込む2号グランドスラム。ファンはもちろん、ベンチも総立ちになり、新井監督も田中のヘルメットを叩いて称賛した。
七回には1死一、三塁からマクブルームが犠飛で逆転に成功。八回には坂倉がダメ押しの2号ソロと、5点を先行されながら、大逆転勝利で首位浮上を果たした。広島の首位は昨年5月13日以来、338日ぶり。
このヤクルトとの3連戦は激闘でしたが、見事にカープがスイープしました。そして昨年5月以来の単独首位に立ちました。
先発の玉村投手は立ち上がりから大乱調でした。調子がどうのこうの以前の問題でしたね。1回表、1アウト2塁からヤクルトサンタナ選手にレフト前タイムリーを浴びて1点先制されました。さらに1アウト満塁からヤクルト青木選手にセンター前タイムリーを浴びて2点目。続くヤクルト三ツ俣選手に押し出しの四球を与えて3点目。続くヤクルト長岡選手にライト前に2点タイムリーを浴びて5点目を奪われました。このイニング、4安打を浴びて、さらに3四球を与えて5失点でした。厳しい事を言うようですが、中6日あるなかで、しっかり登板に向けて準備していたのかと思う訳です。玉村投手は反省してもらいたいですね。
しかし、5失点したものの、初回の失点だっただけに、カープの選手の皆さんは諦めていませんでした。
打線はヤクルト先発の吉村投手に対し、4回裏にノーアウト3塁からマクブルーム選手がライトへ犠牲フライを打ち、1−5としました。
そして6回裏、2アウト満塁のチャンスを迎え、ヤクルトは2番手の星投手に交代しました。続く田中広輔選手がカウント1−0からの2球目をフルスイング!打球はライトスタンドへ吸い込まれる満塁ホームランを放ち、一気に5−5の同点に追いつきました。新井監督は大興奮していましたが、ドリヨシも鳥肌が立ちました。
マツダスタジアムの雰囲気もガラッと変わり、押せ押せムードに包まれました。
7回裏、ヤクルト3番手石山投手に対し、1アウト1、3塁からマクブルーム選手がセンターへ犠牲フライを放ち、6−5と逆転に成功しました。この前の秋山選手が申告敬遠になっていただけに、マクブルーム選手も燃えたと思います。もう少しでホームランという、素晴らしい当たりでした。
8回裏はヤクルト4番手の小澤投手に対し、坂倉選手がライトスタンド中段へソロホームランを放ち、7−5としました。
打撃陣も粘り強い攻撃を見せましたが、リリーフ陣も踏ん張りました。4回、5回はアドゥワ投手、6回はケムナ投手、7回はターリー投手、8回は松本投手、そして9回は守護神の栗林投手が締めました。4番手のターリー投手が勝利投手となりました。カープのリリーフ陣は結構質が高いと思いませんか?接戦に強いカープになってきてますよね。
これでチームは3連勝です。神宮の借りを見事に返しました。今日は阪神が敗れたため、カープが単独首位に浮上しました。まだ開幕して13試合消化したばかりですが、やはり首位は気持ちいいですね。
さて、次のカードはあさってから甲子園に乗り込んで阪神との3連戦です。まだ早いかもしれませんが、首位攻防戦です。最悪でも2勝1敗でクリアすれば上出来だと思います。マクブルーム選手、デビッドソン選手の両外国人選手がカギを握っていますね。
選手の皆さん、この3連戦は雨の中での試合でしたが、本当にお疲れ様でした。
2023年04月15日
5回戦@マツダ 広島5−4東京ヤクルト(9回サヨナラ) 土壇場で秋山選手が劇的逆転サヨナラ2ラン!戸根投手移籍後初勝利!チームはヤクルトと並び同率2位浮上!
広島・秋山 3874日ぶりサヨナラ弾で大逆転勝ち!お立ち台で恒例シャワー「34歳を締めくくった」
4/15(土) 18:12配信
スポニチアネックス
ヒーローインタビューを終えた秋山は西川(左)と坂倉(右)からウォーターシャワーを浴びる (撮影・奥 調)
◇セ・リーグ 広島5−4ヤクルト(2023年4月15日 マツダ)
広島の秋山翔吾外野手(34)が、15日のヤクルト戦で、自身2度目となるサヨナラ本塁打を放ち、大逆転勝ちを演出した。
3−4と1点差を追う9回だった。2死まで迫られながら、堂林が四球を得て迎えた打席。田口が投じた初球スライダーを振り抜くと、打球は左翼席へ吸い込まれる逆転サヨナラ2ラン弾となった。ダイヤモンドを一周した秋山は、ホームベース付近では戸根から持ち上げられるなどナインからもみくちゃにされた。
秋山のNPBでのサヨナラ本塁打は、12年9月5日のソフトバンク戦以来、実に3874日ぶり。試合後にはお立ち台にも呼ばれ、ファンやグラウンド整備をした関係者にも感謝した。そして最後、ファンへのメッセージを問われると、秋山は「本当に苦しい試合もいっぱいありますけど、こっちに来てから、たくさん」とまで言ってから、「ちょっと待ってください」と自らインタビューを止めた。
インタビュアーが「後ろからコンコンとノックされましたが」とふると、“何か”を察した秋山は「なんか分からないですけど、皆さんのざわつきが、テレビで見たことあるやつだな」と言って、覚悟したような満面の笑みを浮かべた。
さらにインタビュアーに「秋山さん、お言葉ですが、広島では普通の光景です」と諭されると、秋山は「そうですか。とにかくホームで勝てているので、皆さん喜んでいただいていると思うので、それを続けられるように。34歳をこれで締めくくったので、明日からまた新しい35歳という年を良い1年間にしたいと思います。応援よろしくお願いします」と話し、後ろでスタンバイしていた西川&坂倉の“歓喜の水かけシャワー隊”から祝福され、秋山は水浸しに。それでも35歳の誕生日を16日に控え、最高の“前夜祭”となり笑顔を浮かべていた。
この1勝はかなり大きいです。ドリヨシは最後のゲームセットまで諦めていませんでしたが、選手の皆さんも諦めてはいませんでしたね。テレビで試合を観ていましたが、カープの選手の皆さんが、絶対に負けられないという、真剣な表情をしていたのが印象的でした。
ヤクルト先発の高梨投手に対し、打線は2回裏、マクブルーム選手と西川選手の連打とデビッドソン選手の四球でノーアウト満塁のチャンスとなりましたが、続く坂倉選手はセカンドゴロ併殺打に倒れてしまいましたが、この間に1点を先制しました。坂倉選手のバッティングは重症ですね。打たされている感じがほとんどです。
カープ先発の床田投手は、3回までランナーを出しましたが、今季初スタメンのライト大盛選手の大ファインプレーもあり無失点に抑えました。大盛選手はライトフェンス際の大飛球をジャンピングキャッチするというスーパープレーでした。今夜のプロ野球ニュースのプレー・オブ・ザ・デイに推薦します。
1−0で迎えた4回表、ヤクルトサンタナ選手のサードゴロの打球をデビッドソン選手が悪送球。続くヤクルト村上選手に四球を与えノーアウト1、2塁からヤクルトオスナ選手にセンターへタイムリー2ベースを浴びて1−1の同点とされました。さらにヤクルト赤羽選手のピッチャーゴロを床田投手が後逸して1−2と勝ち越されました。1イニングに2つの失策は痛かったですね。接戦となる試合では、ミスが命取りとなります。デビッドソン選手と床田投手は反省ですね。
しかし、直後の4回裏、西川選手がストレートを右中間スタンドにソロホームランを放ち、2−2の同点に追いつきました。
ところが床田投手が踏ん張れません。6回表、2四死球などで1アウト満塁のピンチを招き、ヤクルト長岡選手にレフト前にタイムリーを浴びて2−3。さらにヤクルト代打の青木選手にセンターへ犠牲フライを打たれて2−4とされ、床田投手は降板しました。今日の床田投手は5回2/3、105球を投げて5安打、4四死球で4失点でした。制球に苦しむ感じがある今日のピッチングでした。しかし、結果的に負けがつかなかったので良かったです。
打線は7回裏、ヤクルト4番手の石山投手に対し、1アウト3塁から菊池選手がセンター前にタイムリーを放ち、3−4となりました。なおも秋山選手がヒットでつなぎ2アウト1、2塁としましたが、マクブルーム選手はピッチャーゴロに倒れて、同点、逆転とはなりませんでした。マクブルーム選手のバッティングが心配です。アウトコースの逃げる球につられて空振りするパターンが目立ちます。
リリーフ陣は6回途中から島内投手、7回はドラ5ルーキーの河野投手、8回はケムナ投手、9回は戸根投手が無失点リレーをしました。中でもケムナ投手と戸根投手のピッチングは素晴らしかったですね。
そして3−4で迎えた9回裏、ヤクルトの守護神の田口投手に対し、代打上本選手と菊池選手が凡打で2アウトランナーなしとなりました。それでもドリヨシもカープの選手の皆さんも諦めていませんでした。続く代打の堂林選手がストレートの四球で出塁しました。この四球が今日の試合のポイントとなりました。続く秋山選手が初球のスライダーをレフトスタンドへ運ぶ逆転サヨナラ2ランを放ちました。マツダスタジアムのファンは全員総立ちで歓喜に浸っていました。秋山選手はプロ入り2本目のサヨナラ弾だったそうです。秋山選手がカープ打線をしっかり牽引してくれています。今季は首位打者と最多安打のタイトルはいけるのではないでしょうか。
これでチームは連勝で貯金が今季最多の2となりました。そして、ヤクルトと並び同率2位に浮上しました。今日のサヨナラの勢いをそのままに、明日も勝利してヤクルトをスイープしたいですね。
明日のカープの先発は玉村投手です。前回の読売戦は7回途中7安打1失点と粘りのピッチングで勝利投手になりました。その時のヒーローインタビューで「次の日曜日は僕と秋山さんの誕生日なので」とコメントした玉村投手です。明日は予告通りに玉村投手と秋山選手がお立ち台に上がって欲しいですね。ヤクルトはドラ1ルーキーの吉村投手です。できるだけ多く球を投げさせて、試合前半で降板させたいですね。明日も接戦になりそうですが、勝ちたいという気持ちが強ければ、絶対大丈夫です。
2023年04月14日
4回戦@マツダ 広島1−0東京ヤクルト(8回表終了時降雨コールド) 大瀬良投手6回無失点熱投で2勝目!野間選手値千金の決勝タイムリー!
【広島】新井監督「気迫が野手に伝わった」大瀬良大地が降雨の中で6回無失点の粘投/一問一答
4/14(金) 22:46配信
日刊スポーツ
広島対ヤクルト 8回降雨コールドゲームでヤクルトに勝利し、ベンチ内でナインとグータッチする新井監督(撮影・加藤孝規)
<広島1−0ヤクルト>◇14日◇マツダスタジアム
広島が雨中の戦いを制し、開幕カード3連敗を喫したヤクルトに今季初勝利を手にした。先発大瀬良が5回まで走者を背負いながらも、6回無失点の粘投。プレーボール前から降り続ける雨の影響もあり、6回に勝負に出た策が奏功して先制点を奪った。2度の中断を挟みながら松本、ターリーもリードを守り、3度目の中断をへて試合終了となった。広島新井貴浩監督(46)の試合後の談話は以下の通り。
−雨の中、大変な試合となった
新井監督 まず、(大瀬良)大地がナイスピッチングでしたね。天候があまり良くない中で絶対に先に点をやらないという気迫が伝わってきましたね。ナイスピッチングでした。
−6回での交代は球数か
新井監督 まぁそうですね。球数だけじゃないですけど。
−6回1死走者なしで代打の切り札である松山選手を起用
新井監督 天候の回復が見込めないという中で、あそこは勝負に行きました。難しい球でしたけど、ナイスバッティングでした。キク(菊池)も、追い込まれながら何とかバットに当てて塁を進めたいという執念が相手のミスを誘ったのかなと思いますね。もちろん、チャンスで打った野間も素晴らしいバッティングだったと思います。天候が良くない中、各自が(やるべきことを)分かっている。まっちゃん(松山)だったら塁に出る。キクだったら、追い込まれても何とかバットに当てて進める、野間もこのワンチャスをと。選手から意図が伝わったし、ヒットはまっちゃんと野間でしたけど、キクのあの姿勢はすごく大きかったですね。それも、何とか大地が粘って、先に点をやらないという気迫が野手に伝わったのだと思います。野手も何とか大地に勝ちをつけてやりたいという攻撃だったと思います。
−決勝打の野間選手はヤクルトとの開幕カードでミスがあった
新井監督 野間だけじゃなく、開幕カードで3連敗しているので、自分もすごく気持ちも入ったし、選手からも開幕カードでやられた分をやり返すぞというのが伝わってきました。
−2番手以降の中継ぎも踏ん張った
新井監督 タフなシチュエーションでしたけどね。マウンドもぬかるむし、1点差ということで。あとからいった投手も頑張ってくれました。投手と野手が一丸となったいい勝ち方でした。
試合前から雨が降りしきる中、グランドコンディションの悪いなかでの試合となりましたが、選手の皆さんは集中力を切らさず、よく踏ん張ったと思います。今季ヤクルトに初勝利です。
先発の大瀬良投手は2回表2アウトからヤクルト青木選手に2ベースを打たれましたが、ヤクルト太田選手をピッチャーライナーに打ち取りました。4回表も1アウトからヤクルトオスナ選手に2ベースを許しましたが、ヤクルト太田選手と中村選手を抑えました。
大瀬良投手は5回まで毎回ランナーを背負いましたが、得点は許しませんでした。結局大瀬良投手は6回97球を投げて4安打、1四球、8奪三振で無失点に抑えて2勝目をマークしました。今日の大瀬良投手はそんなに良くなかったと思いますが、気迫あふれるピッチングでチームを鼓舞しました。まさにエースの風格を感じる今日のピッチングでした。
打線はヤクルトの先発の小川投手に対し、4回まで1人のランナーも出せませんでした。5回裏1アウトから西川選手がセンター前にヒットを放ちましたが、後続が抑えられました。
しかし、6回裏、1アウトから大瀬良投手の代打の松山選手がヒットで出塁し、代走に大盛選手が起用されました。続く菊池選手のピッチャーゴロをヤクルト小川投手が2塁へ悪送球して1アウト2、3塁のチャンスが訪れました。ここで野間選手がライト前タイムリーを放ち、1−0と先制しました。これが決勝点になりました。野間選手は今日の打席はいい当たりをしていただけに、ドリヨシも密かに期待していました。神宮での守備のミスの借りをきちんと返した結果となり、我々カープファンも本当に良かったと思っているはずです。
7回から継投に入り、7回表は2番手の松本投手がヤクルト中村選手にヒットを打たれるも無得点に抑えました。8回表はターリー投手がヤクルト青木選手に四球を与えましたが、後続を抑えて来日初セーブを挙げました。
8回表終了したところで、雨のためグランドコンディションが最悪の状態となったため、コールドゲームが宣告されました。
これでカープは再び貯金を1とし、首位のヤクルト、阪神に1ゲーム差としました。明日カープが勝利して、阪神が敗れると、7勝5敗で、ヤクルト、阪神、DeNA、そして我らが広島東洋カープが並ぶことになります。セ・リーグはまさに団子レースになってきますね。
明日のカープの先発は床田投手です。今のヤクルト打線ならば、しっかり抑えられると思います。ヤクルトは高梨投手です。今季初登板です。どちらかと言うと、カープ打線は苦手としているような気がします。が、機動力を絡めながら揺さぶっていきたいところです。
2023年04月12日
2回戦@バンテリンドーム 広島2−5中日 逆転負けで5連勝でストップ。遠藤投手、アドゥワ投手が中日助っ人外国人に被弾。
【広島】連勝は5でストップ 継投ミスで逆転負け アルモンテ、アキーノに被弾
4/12(水) 20:52配信
スポーツ報知
6回途中から登板したアドゥワ誠(カメラ・豊田 秀一)
◆JERAセ・リーグ 中日5―2広島(12日・バンテリンD)
広島は逆転負けを喫し、連勝は5でストップした。
打線は3回まで無安打に封じられるものの、4回に奮起。菊池が二塁内野安打、野間が左前打、秋山が四球で満塁を演出した。無死満塁でマクブルームは右飛に倒れたが、西川が先制の2点適時打を放った。
しかし、1点リードの6回。先発・遠藤がアルモンテに同点の1号ソロを被弾。1死三塁で降板し、2番手にはアドゥワが登板した。だが、木下に勝ち越しを許し、代打・アキーノには1号2ランを浴び、火消し失敗。4点を奪われて逆転負けを喫した。
報知新聞社
いやあ、後味の悪い試合になってしまいました。継投ミスと言ってもいいかなと思います。しかし、2番手のアドゥワ投手は責められないですかね。
先発の遠藤投手は立ち上がりの1回裏、中日大島選手と岡林選手の連打でノーアウト1、2塁とされましたが、続く中日高橋周平選手をバント失敗のピッチャーフライに打ち取り、後続も抑えました。
2点を先制した直後に遠藤投手は1、3塁から中日龍空選手に犠牲フライを打たれ1点を失いました。さらに6回裏には先頭の中日アルモンテ選手にライトスタンドへソロホームランを浴びて2−2の同点とされました。さらに1アウト3塁のピンチを招き降板しました。代わった2番手のアドゥワ投手が中日木下選手にタイムリーを打たれて2−3と勝ち越されました。さらに中日代打アキーノ選手に左中間スタンドへ2ランを浴びて2−5とされ、この回一挙4点を奪われました。遠藤投手は5回1/3、93球を投げて7安打、3失点と踏ん張り切れず今季初黒星となりました。今日の遠藤投手は制球に苦しむ展開で、失投も目立っていました。キャッチャーの會澤選手が苦心のリードをしましたが、持ちこたえられませんでした。遠藤投手の内容を考えると、6回裏頭から継投に入った方が良かったかもしれません。
打線は中日先発の福谷投手に3回までパーフェクトに抑えられました。
しかし、4回表、先頭の菊池選手と野間選手の連打と秋山選手の四球でノーアウト満塁のチャンスを迎えました。マクブルーム選手は倒れましたが、西川選手がフォークボールを巧みなバットコントロールでレフト前に運び、2点を先制しました。しかし、得点はこの2点のみで、5回以降の出塁は野間選手の内野安打のみでした。終わってみれば打線はわずか4安打でした。
やはり、6回裏の継投のタイミングが遅かったように感じます。新井監督もおそらくそれは感じていると思います。ちょっと悔やまれる点ですね。
チームは5連勝でストップです。勝率も5割に逆戻りとなりました。明日は試合がありません。あさってからマツダスタジアムで首位ヤクルトを迎えての3連戦です。開幕3連戦は3連敗しているだけに、なんとしても逆にスイープしたいですね。
2023年04月11日
1回戦@バンテリンドーム 広島4−1中日 九里投手8回無失点で今季初勝利!秋山選手4安打2打点の活躍!5連勝で貯金生活に突入!
広島、開幕4連敗のあと5連勝 九里8回無失点で今季初勝利、秋山4安打2打点
4/11(火) 20:43配信
ベースボールキング
中日戦で8回無失点と好投した広島先発・九里 (C)Kyodo News
● 中日 1 − 4 広島 ○
<1回戦・バンテリンドーム>
広島は開幕4連敗のあと5連勝。8回無失点と好投した先発・九里が今季初勝利を手にした。
広島打線は4回、先頭3番・秋山の遊撃内野安打に中日・龍空の送球エラーが重なり無死二塁の好機を作ると、4番・マクブルームが右翼線突破の適時二塁打を放ち先制。5番・西川も左中間への適時打で続き、クリーンアップの3連打で2点を先取した。
9回は二死から1番・菊池、2番・堂林の連打で一、二塁とし、続く秋山がダメ押しとなる2点適時三塁打を中堅後方へ。秋山はこの試合4安打2打点を記録した。
先発の九里は緩急自在の投球で中日打線を翻弄。安打を許した2回と5回はいずれも次打者を注文通りの併殺に仕留め、危なげない投球で勝利投手の権利を得た。6回は二死から連打で一、二塁とするも、3番・細川を二飛に仕留めピンチ脱出。7回以降もゼロを重ね8回無失点、4安打7奪三振の快投で後続にマウンドを譲った。
4点リードの9回は2番手・ターリーが先頭から安打と四球を許し降板。無死一、二塁でリリーフした守護神・栗林は併殺の間に1点を返されたが、キッチリとリードを守り今季4セーブ目(1敗)をマークした。
BASEBALL KING
開幕4連敗の後、今日も勝利して破竹の5連勝となりました。新井監督新体制初の貯金生活に入りました。
打線は中日先発の柳投手に対し、4回表に先頭秋山選手の内野安打と中日ショート龍空選手の悪送球が重なり、ノーアウト2塁のチャンスとなりました。続くマクブルーム選手の打球はライト線に落ちるタイムリー2ベースとなり、1−0と先制しました。さらに西川選手がレフト前タイムリーを放ち、2−0とリードを広げました。
さらに9回表は中日田島投手に対し、2アウトランナーなしから菊池選手と野間選手の連打で1、2塁とすると、秋山選手が右中間に破る2点タイムリー3ベースを放ち、4−0とダメを押しました。
投げては先発の九里投手が好投しました。九里投手らしい、ストレートと多彩な変化球のコンビネーションが抜群で、変化球も低めに決まって、ストライク先行で打たせて取るピッチングが出来ていました。決め球のツーシームが有効に決まっていましたね。今日の九里投手は8回97球を投げて無失点のナイスピッチングでした。
このまま9回も九里投手がいくものと思いましたが、新井監督の方針で、先発投手に球数的に負担をかけさせないという事で、9回裏はターリー投手に交代しました。しかし、ターリー投手は先頭の中日大島選手にレフト前ヒットで出塁されると、続く中日岡林選手に四球を与え、ノーアウト1、2塁とされました。ドリヨシ的には、9回ピッチャーを交代させるのが決まっていたならば、頭から栗林投手でも良かったのではないかと思いました。おそらく、9回表にカープ2追加点が入り、4点差になったので急遽栗林投手を温存しようとしたのでしょうが、ターリー投手に心の準備が出来ていなかったものと思います。ノーアウト1、2塁となったところで栗林投手を投入することになりました。続く中日細川選手にレフト前へ運ばれ、ノーアウト満塁のピンチとなりました。一発出れば同点の場面で中日ビシエド選手でしたが、ショートゴロ併殺打に打ち取りました。この間に1点を失いましたが、続く中日高橋周平選手を三振に打ち取り、試合が終わりました。
これでチームは破竹の5連勝となり、今季初の貯金1となり、単独3位に浮上しました。2位阪神に0.5ゲーム差、首位ヤクルトに2ゲーム差になりました。この勢いで一気に首位を奪取したいところですね。
明日のカープの先発は遠藤投手です。前回の阪神戦は雨の中、5回3安打無失点。コールドゲームではありましたがプロ初完封でした。明日もこの勢いで中日打線を翻弄して欲しいですね。中日は福谷投手です。前回DeNA戦では1回7安打6失点でKOされています。カープ打線にとっては大チャンスです。序盤からどんどん攻めていきたいですね。
2023年04月09日
3回戦@マツダ 広島4−2読売 デビッドソン選手2試合連続弾!田中選手2年ぶりHR!玉村投手7回途中1失点好投で今季初勝利!
広島 4連勝で借金一気に返済!デビッドソン2戦連発&広輔584日ぶり一発 先発・玉村も粘投
4/9(日) 16:09配信
スポニチアネックス
4回、本塁打の田中を出迎える新井監督 (撮影・西川祐介)
◇セ・リーグ 広島4−2巨人(2023年4月9日 マツダ)
広島が、9日の巨人戦に4−2と逆転勝ちし、これで4連勝。開幕4連敗から一気に勝率5割に戻した。本拠地マツダスタジアムでの巨人3連戦3連勝は、21年10月8日〜10日以来、2年ぶりとなった。
打線が引っ張った。初回、オコエに先頭打者弾を浴びるスタートとなったが、3回に秋山の同点適時打と、マクブルームの犠飛で勝ち越しに成功。4回には先頭のデビッドソンが赤星の直球を右翼席に運び、2試合連発となる4号ソロを放った。これで6試合連続打点となる一打でけん引すると、1死後に今度は田中が初球スライダーを捉えて右越えソロ本塁打。21年9月2日DeNA戦以来、実に584日ぶり一発で巨人を突き放した。
力強い援護に、先発・玉村も応えた。4回以外は毎回走者を出したが、7回途中まで7安打を浴びながらも初回の一発のみに抑える1失点の好投。99球で5奪三振の力投に、降板後のベンチでは新井監督とガッチリ握手を交わした。
9回には栗林が中田にソロ弾を浴びたが、態勢に影響なし。開幕から4連敗という悪い流れが、5日・阪神戦の雨天中止から好転し、“最短”での借金返済となった。
今日は逆転勝ちで開幕4連敗から一気に4連勝で借金を返済しました。いよいよカープが波に乗ってきましたね。
打線は読売の先発赤星投手に対し、0−1で迎えた3回裏に1アウトから菊池選手と野間選手の連打で1、3塁とすると、秋山選手がライト前タイムリーを放ち、1−1の同点に追いつきました。野間選手の時のエンドランが効きましたね。さらに1、3塁からマクブルーム選手がセンターへ犠牲フライを放ち、2−1と勝ち越しました。マクブルーム選手はケースバッティングがしっかり出来ています。追い込まれると、センター中心のバッティングに切り替えて、無理に引っ張らないのがいいですね。
4回裏はデビッドソン選手がリーグ単独トップで2試合連続の4号ソロホームランをライトスタンドへ叩き込みました。デビッドソン選手がだんだん止まらなくなってきましたね。さらに続く田中選手もライトスタンドへソロホームランを放ち、4−1とリードを広げました。田中選手のホームランは2021年9月2日、横浜のDeNA戦以来となりました。これで田中選手のショートスタメンは揺るぎないものとなったと思います。田中選手がヒーローインタビューで少しウルっときているのを見て、ドリヨシも胸が熱くなりました。
先発の玉村投手は1回表、読売オコエ選手に初球のストレートをレフトスタンドへ運ばれる先頭打者ホームランを浴びて先制されました。読売オコエ選手は完全にストレートに山を張っていたところにストレートを投げてしまいました。キャッチャー坂倉選手の配球ミスだと思います。
しかし、玉村投手は2回以降はヒットを打たれるも要所を締めて得点を与えませんでした。7回表、2アウト1塁で降板しました。結局6回2/3、99球を投げて7安打、無四球、5つの三振を奪い1失点の好投で今季初勝利を挙げました。ストライク先行のピッチングが出来ており、変化球もよくキレていました。前回のヤクルト戦よりも内容はかなり良かったと思います。2番手に松本投手が登板し、読売松田選手を見逃し三振に取りました。
8回表はターリー投手が打者3人でピシャリと抑え、9回表は栗林投手が登板。読売中田選手にソロホームランを浴びるも3試合連続でセーブを挙げました。この読売中田選手のホームランも防げたと思います。初球、2球目と変化球がボールになった後のストレートをジャストミートされました。ストレートに山を張っている中でのストレートですから、打たれるべくして打たれた感じです。キャッチャー坂倉選手の配球に問題ありかなと思います。
チームはこれで開幕4連敗の後、5日の中止の試合の後4連勝で借金を一気に返済しました。カープの本当の力はここから発揮です。上位を脅かす存在になりそうですね。
さて、次はあさってからバンテリンドームで中日との2連戦です。鬼門とされるバンテリンドームですが、今のカープの勢いと中日のチーム状態を考えると、2連勝は可能かなと思います。一気に貯金を作って、再びマツダに帰ってヤクルトを叩きたいところですね。
2023年04月08日
2回戦@マツダ 広島6−3読売 打線活発8安打6得点!床田投手8回途中2失点で今季初勝利!戸根投手1球好リリーフ!栗林投手2セーブ目!
【広島】現役ドラフト・戸根千明 古巣巨人に“1球”でピンチ脱出 完璧なリリーフで3連勝に貢献
4/8(土) 17:49配信
日テレNEWS
広島・戸根千明投手が古巣巨人を相手に好リリーフ
◇プロ野球セ・リーグ 広島6-3巨人(8日、マツダスタジアム)
去年、現役ドラフトで巨人から広島に移籍したサウスポーの戸根千明投手が古巣相手に好投を見せました。
3点リードの8回、2アウト1、3塁とホームランが出れば同点の場面のピンチ。
2番手河野佳投手からマウンドを託されると、巨人の代打・梶谷隆幸選手との勝負。初球、外角高めのストレートでセカンドゴロ。わずか“1球での火消し”に成功し、ピンチを切り抜けました。
チームはリードを守り切り3連勝。お立ち台に立った戸根投手は「気持ちで負けないようにと1球1球丁寧に投げていこうと思ったんですけど、1球で・・・はい、良かったです」とスタンドの笑いを誘いました。
戸根投手はここまで今季3試合に登板し、被安打0。広島の貴重なリリーフとして活躍しています。
投打ががっちり噛み合い、チームは4連敗の後3連勝と、波に乗ってきたようです。
打線は読売先発のグリフィン投手に対し、2回裏2アウトからデビッドソン選手がカーブをバックスクリーンへのソロホームランで先制しました。デビッドソン選手のパワーはすごいですね。風は全く関係ありませんでした。これでデビッドソン選手は3本目のホームランとなり、ヤクルトオスナ選手、DeNA宮崎選手と並びリーグトップとなりました。
4回表は先頭の秋山選手がショートへの内野安打で出塁。続くマクブルーム選手が右中間を破るタイムリー2ベースを放ち、2−0としました。マクブルーム選手もホームランはありませんが、バッティングは好調ですね。マクブルーム選手は今季初打点になりました。さらにノーアウト1、3塁からデビッドソン選手のショートゴロを読売坂本選手が悪送球し1点を追加。なおノーアウト1、3塁から坂倉選手のセカンドゴロ併殺の間に1点を加え、4−0となりました。
5回裏は1アウト2、3塁から秋山選手がセンターオーバーの2点タイムリー3ベースを放ち、6−0として、読売グリフィン投手をマウンドから下ろしました。
先発の床田投手は1点を先制した直後の3回表、1アウト3塁も読売長野選手、オコエ選手を抑えました。4回表の1アウト1、2塁では読売坂本選手、吉川選手を打ち取りました。6回表1アウト1、3塁では読売中田選手をピッチャーゴロ併殺打に仕留めました。ランナーを背負うも、粘りのピッチングで要所を締めました。
しかし、7回表は読売坂本選手にバックスクリーンへソロホームランを浴びて6−1とされ、8回表は読売丸選手にタイムリー2ベースを浴び、6−2となったところで床田投手は降板しました。結局7回1/3を投げて9安打を許しましたが、無四球で2失点の粘りのピッチングでした。前回登板のヤクルト戦で、勝ちはつかなかったものの好投出来た事が自信につながったと思います。
その後代わった2番手のドラ5ルーキー河野投手が2アウト3塁から暴投で1点を失い6−3となりました。しかし、キャッチャーの坂倉選手には止めて欲しかったです。河野投手の持ち味に縦のカーブがありますが、このカーブがショートバウンドしたのを、坂倉選手が止めきれませんでした。今日は2度捕逸していますが、うち1度がこの失点です。厳しい事を言うようですが、坂倉選手はキャッチャーとしての素質がありません。
その後読売坂本選手にもヒットを打たれて2アウト1、3塁となったところで、3番手の戸根投手に交代しました。戸根投手は1球で読売代打梶谷選手をセカンドゴロに打ち取り、ピンチを脱しました。
9回表は栗林投手が読売代打松田選手、代打中山選手、長野選手を3者連続三振で締めて2セーブ目を挙げました。
今日も投打が噛み合い、ナイスゲームだったと思います。打線については、クリーンアップが調子を上げて来ていますので、1番、2番の出塁率が上がれば、得点能力はより上がるので、期待したいですね。先発投手も遠藤投手、大瀬良投手、床田投手と勝ちがついているのは大きいですね。リリーフ陣も踏ん張っていますので、接戦にも強いかと思います。
さて、明日のカープの先発は玉村投手です。前回ヤクルト戦は5回2失点のまずまずの内容でした。この連勝の勢いに乗って、思い切ったピッチングを期待したいですね。読売は赤星投手です。つけ入る隙は十分あると思いますので、打線の大量援護をお願いします!
ショート田中広輔選手、キャッチャー會澤選手でお願いします!
2023年04月07日
1回戦@マツダ 広島4−2読売 大瀬良投手6回2失点粘投で今季初勝利!西川選手2打点!堂林選手貴重な代打ソロ弾!
広島連勝 大瀬良はマツダでの巨人戦10連勝!!堂林が貴重な代打弾、栗林は今季初S
4/7(金) 21:37配信
スポニチアネックス
<広・巨>6回2死二、三塁、ブリンソンを三振に仕留め、雄叫びをあげる大瀬良(撮影・平嶋 理子)
◇セ・リーグ 広島4―2巨人(2023年4月7日 マツダ)
広島が巨人を下し、本拠マツダで連勝を飾った。
打線がつながったのは3回だ。菊池、野間の連打から1死満塁の好機をつくると、西川がビーディの直球を左前へ。同点の適時打を放ち、流れを呼び込んだ。
「しょうもないバッティングばかりしていたので、何とか取り返そうと、頑張って打ちました」
なおも1死満塁では続く新助っ人・デビッドソンの右犠飛で勝ち越した。先発の大瀬良は粘りの投球で6回2失点で今季初勝利を挙げ、マツダでの巨人戦は負けなしの10連勝とした。
6回には大瀬良の代打・堂林が貴重な追加点となる今季1号を放ち、9回は守護神・栗林がピンチを招いたものの、何とか締めて今季初セーブを挙げた。
苦しい展開が続きましたが、しのいでしのいで貴重な1勝を挙げる事ができました。
先発の大瀬良投手は1回表、いきなり先頭の読売中山選手にヒット、読売丸選手に四球を与えて1アウト1、2塁とされましたが、読売岡本選手、中田選手を打ち取り先制点を許しませんでした。
打線は読売の先発ビーディ投手に対し、1回裏先頭の菊池選手のヒットと秋山選手の四球とマクブルーム選手のセカンドゴロを読売吉川選手が悪送球して1アウト満塁とし、西川選手のセカンドゴロの間に1点を先制しました。相手のミスに乗じて先制出来たのは大きかったですね。
しかし、直後の大瀬良投手は2回表1アウトから読売大城選手と吉川選手の連打で2、3塁とされ、続く読売ビーディ投手に初球をレフト前に運ばれ2点を奪われてあっさりと逆転を許しました。あまりにも初球の入り方が雑だったと思います。キャッチャー坂倉選手がメリハリのある配球が出来てなかったのではないでしょうか。
しかし、打線が奮起し、3回裏に菊池選手の野間選手の連打にマクブルーム選手の四球で1アウト満塁のチャンスを作り、西川選手のタイムリーで2−2の同点としました。西川選手は徐々に勝負強くなってきましたね。続くデビッドソン選手がライトへの犠牲フライを放ち、3−2と勝ち越しました。
大瀬良投手は6回表、先頭読売の大城選手のショートゴロを田中広輔選手がファンブルして出塁を許し、吉川選手にストレートの四球を与え、読売代打門脇選手の送りバントで1アウト2、3塁と一打同点のピンチを招きましたが、読売中山選手をショートフライ、ブリンソン選手を空振り三振に斬ってピンチを脱し、大瀬良投手は雄叫びを上げました。今日の試合の一番のポイントになった所ですね。大瀬良投手は6回110球を投げて7安打、3四球で2失点の粘りのピッチングを見せました。確かに今日の大瀬良投手の状態は悪かったですが、悪いなりに粘りのピッチングが出来たのは大きかったと思います。
3−2で迎えた6回裏、2アウトから大瀬良投手の代打堂林選手が今季初打席でレフトスタンドへソロホームランを放ち、4−2とリードを広げました。この堂林選手のホームランは、ピンチをしのいだ直後だっただけに、読売にダメージを与えたと思います。
7回表はターリー投手が1アウト満塁のピンチを招くも、読売オコエ選手をショートライナーで2塁ランナーの読売中田選手が飛び出して併殺となり、ピンチを切り抜けました。
8回表は松本投手が3人で抑え、9回表は栗林投手が先頭の読売坂本選手に四球を与え、読売岡本選手にヒットを打たれましたが、読売中田選手と長野選手を仕留めて今季初セーブを挙げました。栗林投手の調子は100%ではありませんね。変化球の制球が今一つです。登板するごとに本調子に戻して欲しいところです。
今日の接戦を制したのは、チームにとっては大きいですね。これで2連勝です。勢いをつけていきたいところです。
明日、あさってはデーゲームです。明日のカープの先発は床田投手です。前回のヤクルト戦では6回2安打無失点の好投でした。明日も同様のピッチングが出来れば本物ですね。読売はグリフィン投手です。かなり難敵だと思います。前回の中日戦では7回3安打無失点の好投でした。左腕投手ですから、5日に中止になった試合の「幻のスタメン」で臨んで欲しいと思います。まず、ライト堂林選手は決まりでしょうね。