2023年05月12日
7回戦@東京ドーム 広島9−4読売(延長10回) 9回松山選手起死回生の同点タイムリー!延長10回菊池選手のグランドスラムなどで試合を決める!今季2回目の4連勝で貯金2に!
【広島】延長10回に坂倉将吾がV打&菊池涼介が満弾 2日連続で延長戦を制して今季2度目の4連勝
5/12(金) 21:50配信
スポーツ報知
延長10回2死満塁、ベンチに迎えられる満塁本塁打を放った菊池涼介(カメラ・今成 良輔)
◆JERAセ・リーグ 巨人4―9広島(12日・東京ドーム)
広島は、延長戦までもつれたシーソーゲームを制し、今季2度目の4連勝を飾った。同点の延長10回は1死一、三塁から、坂倉が右前に決勝適時打を放った。前夜の中日戦(バンテリンD)に続く敵地での延長戦で白星をもぎとり、延長戦は今季3戦3勝となった。
延長10回は、それまでの接戦がウソのように打線が爆発した。1点を勝ち越して、なおも2死満塁から途中出場の矢野が押し出し四球を選んでガッツポーズ。さらに菊池が、2017年6月23日の阪神戦(マツダ)以来6年ぶり5本目のグランドスラムでトドメを刺した。
1点ビハインドの9回は、守護神・大勢を相手に同点に追い付いた。1死から代打・韮沢が中堅二塁打を放ち、続く代打・松山が左前適時打。前夜の延長11回に決勝打を放ったベテランが、2夜連続の貴重な一打でチームに勝利をもたらした。
先発の大瀬良は7回2失点と好投も、1点リードの6回無死二塁から丸に痛恨の2ラン被弾で一時逆転を許した。4月26日の中日戦(マツダ)で左太もも裏を痛めて4回3失点で2敗目を喫して以来の先発マウンドだったが、7回100球を投げ、5安打2失点、7奪三振の力投も同点の場面での降板。3勝目は手にできなかったが、チームが総力で勝利をつかんだ。
この日、巨人先発は左腕の横川だった。6回1失点に抑え込まれたとはいえ、相手先発が左腕の試合の連敗は7でストップした。4月8日にグリフィンが先発した巨人戦(マツダ)以来、8戦ぶり白星となった。
報知新聞社
今日も1点を争う接戦となりましたが、土壇場で同点に追いつき、最後は延長戦で勝ち越して4連勝となりました。選手全員一丸での勝利です。
打線は読売先発の横川投手に対し、4回表1アウトから西川選手がライトスタンドへソロホームランを放ち、1−0と先制しました。体勢を崩されながらも、しっかりバットの芯に当てる、まさに西川選手らしい当たりでした。
先発の大瀬良投手は5回まで読売打線を無失点に抑えました。今日の大瀬良投手はかなり気合いが入っていました。
しかし、6回裏、先頭読売吉川選手にセンターへ2ベースを打たれ、続く読売丸選手にライトスタンドへ2ランを浴びて1−2と逆転されました。甘く入った変化球を完璧に捉えられてしまいました。
しかしその直後の7回表、読売2番手の直江投手に対し、先頭の上本選手が四球、大瀬良投手が送りバントを決めて1アウト2塁としました。読売直江投手の暴投で3塁へ進塁し、菊池選手が四球を選び1、3塁となりました。読売は3番手の大江投手に代わり、続く代打野間選手がライトへ犠牲フライを打ち、2−2の同点としました。逆転された直後にすぐ同点に追いついたのは大きかったですね。
先発大瀬良投手は7回100球を投げて、読売丸選手の2ランの2失点でした。今日の大瀬良投手は気合い十分で、ストレート、変化球共に制球が良かったです。それだけに大瀬良投手に勝ちをつけてあげたかったですね。
8回裏、2番手のターリー投手が捕まります。先頭の読売吉川選手にライトへ2ベースで出塁されました。1アウト後、読売坂本選手を申告敬遠し、1アウト1、2塁として、続く読売岡本選手にライト線にポトリを落ちるタイムリーを浴びて2−3と勝ち越しを許しました。完全に打ち取った当たりだっただけに、ターリー投手にとってはまさに不運でした。
これでカープも万事休すかと思った9回表、読売は守護神の大勢投手が登板します。1アウト後、代打韮澤選手がセンターへの2ベースで出塁しました。韮澤選手は当たっています。昨日も中日戦でレフトへ素晴らしい当たりを放っていましたので、密かに期待していましたが、今日も見事な当たりでした。代走に羽月選手が送られました。続く代打松山選手がカウント2−0からレフトへタイムリーを放ち、土壇場で3−3の同点に追いつきました。松山選手は打率.412と絶好調ですね。今夜もアンパンチ炸裂です。
試合はそのまま延長戦に入り、延長10回表、読売6番手菊地投手に対し、1アウトからマクブルーム選手の四球と西川選手のヒットで1、3塁のチャンスを迎えます。そして続く坂倉選手が初球を叩いてライト前タイムリーを放ち、4−3と勝ち越しました。坂倉選手もかなり集中していましたね。その後2アウト満塁とし、矢野選手が押し出しの四球を選び、5−3とします。地味ですが、この矢野選手の押し出し四球は大きかったですね。読売は7番手のロペス投手に代わりましたが、続く菊池選手がフルカウントからレフトスタンドへ満塁ホームランヲ放ち、9−3と試合を決めました。それだけに、矢野選手が押し出し四球でつないだのは大きかったですね。
10回裏は4番手の大道投手が登板し、読売丸選手にソロホームランを浴びたものの、後続を抑えて、9−4で勝利しました。
これでチームは今季2度目の4連勝で貯金を2としました。延長戦は3戦3勝となりました。今日の勝ちはチームにとってもかなり大きいですね。
さて、明日あさってはデーゲームです。明日のカープの先発は森下投手です。前回の今季初登板は6回2失点と試合を作っています。右肘の状態も心配なさそうです。明日は快刀乱麻のピッチングを期待します。読売はグリフィン投手です。前回の広島戦では5回途中8安打と打っています。今のカープ打線の勢いならば、早い回で捕まえる可能性は高そうです。明日も選手一丸で勝ちを掴みましょう!
2023年05月11日
7回戦@バンテリンドーム 広島3−2中日(延長11回) 11回に松山選手決勝タイムリー!激闘制し同一カード3連勝!貯金生活に突入!
広島が中日を3タテ!延長11回に代打松山が勝ち越し適時二塁打 貯金1に
5/11(木) 22:02配信
デイリースポーツ
11回、勝ち越し適時打を放ち、塁上でガッツポーズを決める松山(撮影・田中太一)
「中日2−3広島」(11日、バンテリンドーム)
広島が延長十一回に及んだ熱戦を制し、同一カード3連勝を飾った。貯金を1とした。
延長十一回、デビッドソンのフェンス直撃二塁打で無死2塁のチャンスを作ると、続く矢野が送って、1死三塁。ここで代打の切り札・松山が中日7番手の田島から左中間フェンス直撃の適時二塁打を放ち、待望の勝ち越し点を奪った。
投げては先発のコルニエルが6回7安打2失点と上々の内容。その後はターリー、島内、ケムナ、矢崎、塹江、松本と無失点継投で勝利をもぎとった。
今日の接戦を制したのは大きいと思います。しかし、もう少し楽な試合展開にすることも出来たかもしれません。まあ、勝ったのでヨシとしましょう。
打線は中日先発の柳投手に対し、2回表に先頭のマクブルーム選手の2ベースと西川選手、坂倉選手の連続四球でノーアウト満塁の先制のチャンスを迎えました。しかし、デビッドソン選手は見逃し三振。続く上本選手は浅いライトフライ。コルニエル投手はショートゴロに倒れ、絶好のチャンスを潰しました。デビッドソン選手は三振が多すぎますね。打席での粘りが見られません。
先発のコルニエル投手は2回裏1アウトから中日福永選手にライトフェンス直撃の3ベースを打たれましたが、後続を抑えました。
打線は3回表も菊池選手と野間選手の連打などで1アウト1、3塁のチャンス、さらに2アウト満塁としましたが、坂倉選手がファーストゴロに倒れ、先制点を奪えません。
となると、試合の流れは中日に傾きます。直後の3回裏、コルニエル投手が先制点を許します。先頭の中日村松選手に四球を与え、中日大島選手のヒットで1アウト1、3塁とされ、中日岡林選手にライト前タイムリーを浴びて0−1と先制されました。先頭打者に四球を与えたのが反省点ですね。
コルニエル投手は4回裏にも、1アウトから中日鵜飼選手に死球を与え、さらにコルニエル投手のボークで2塁へ進まれました。2アウト2塁から中日村松選手にセンターへタイムリー2ベースを浴びて0−2とされました。死球とボークという、コルニエル投手の独り相撲で失点したのはかなりもったいなかったですね。
重苦しい展開になりますが、打線が奮起します。5回表、菊池選手と野間選手の連打と秋山選手のファーストゴロで1アウト1、3塁のチャンスを迎えます。続くマクブルーム選手がレフト前タイムリーを放ち1−2に。2アウト後、坂倉選手がレフト前タイムリーを放ち、2−2の同点に追いつきました。2点目を取られた直後に同点に追いついたのは大きいですね。
コルニエル投手は6回102球を投げて7安打2失点で降板。今日も今季初勝利はお預けとなりました。失点のしかたがもったいなかったですね。僅差のゲームはやはりミスは禁物です。コルニエル投手はそのあたりが反省点でしょうか。しかし、先発投手としての役割は果たせたと思います。
7回表、菊池選手がヒットで出塁。しかし、続く野間選手が送りバントが出来ず、強攻してセカンドゴロ併殺打となりチャンスを作れませんでした。野間選手はバントの練習をしっかりしなくてはなりません。野間選手は小技が下手なので、2番バッター向けではないと思います。
7回からは継投に入り、7回裏はターリー投手が打者3人で退け、8回裏は島内投手がランナーを出すも無失点に抑えました。
9回裏はケムナ投手が3者凡退。10回裏は矢崎投手が1アウトから中日岡林選手にヒットを許すも、中日細川選手をショートゴロ併殺打に仕留めて無失点に抑えました。
そして2−2で迎えた延長11回表、中日田島投手に対し、先頭のデビッドソン選手がレフトフェンス直撃の2ベースで出塁し、代走に田中広輔選手が送られます。続く矢野選手が送りバントを決めて1アウト3塁とし、代打松山選手がセンターオーバーのタイムリー2ベースを放ち、ついに3−2と勝ち越しました。松山選手の今季は本当に勝負強いですね。今日もアンパンチが炸裂しました。
11回裏は塹江投手が中日高橋周平選手をショートゴロに仕留め、代わった松本投手が中日福永選手、鵜飼選手を抑えて試合が終わりました。
今日の勝利はコルニエル投手の粘投もありますが、7回からのリリーフ陣の踏ん張りがあったからだと思います。今季のカープのリリーフ陣は強力です。なので接戦でもしっかり勝ち切る力はあると思います。
これでチームは3連勝で貯金を1としました。チームに勢いが出てきました。この勢いで明日からも連勝していきましょう!
明日からは東京ドームで読売との3連戦です。カープの先発は大瀬良投手が復帰登板です。完璧を求めるのは酷でしょうから、読売打線を6回2失点くらいで頑張って欲しいと思います。読売は横川投手です。対広島戦では4月28日に3イニングを投げて無失点に抑えています。クセのある左腕なので、カープ打線は手こずる可能性はありますが、今の打線の勢いがあれば、4点は取れると思います。カード初戦ですから、絶対に勝ちたいですね。
2023年05月10日
6回戦@バンテリンドーム 広島4−0中日 九里投手4安打完封勝利!マクブルーム選手先制タイムリー!野間選手ダメ押しタイムリー!チームは5割復帰!
【広島】九里亜蓮、3年ぶり完封!中日戦今季24イニング防御率0・00「野手がしっかり守ってくれた」
5/10(水) 21:51配信
スポーツ報知
9回2死、石川昂弥を右飛に仕留めて完封勝利を達成し、ガッツポーズの九里亜蓮(カメラ・馬場 秀則)
◆JERA セ・リーグ 中日0―4広島(10日・バンテリンドーム)
広島の九里亜蓮投手が中日打線を封じ、2020年9月28日のDeNA戦(マツダ)以来、3年ぶりに完封勝利を挙げた。ヒーローインタビューでは「野手の方がしっかり守ってくれて、ゼロで抑えられた。チームが勝てて良かった。今日と同じようにチームが勝てる投球ができるように準備していきたい」と笑顔を見せた。
初回、3者凡退に抑え完璧な立ち上がりを披露。2回は先頭・石川昂に左翼フェンス直撃の二塁打を許したが、その後はアルモンテを一ゴロ、鵜飼を三ゴロ、木下を遊ゴロに打ち取り無失点で切り抜けた。4回無死一塁では石川昂を二ゴロ併殺、アルモンテを空振り三振。6回は代打・大島に二塁打を右翼に運ばれたが、無失点に抑えた。
右腕は昨季、中日戦4試合に登板し、1勝0敗、防御率1・69と好投。今季も3試合に登板し、2勝負けなし、24イニングで防御率0・00と“竜キラー”ぶりを発揮している。
報知新聞社
今日の試合は九里投手の好投に尽きる試合でした。実に2020年9月28日のDeNA戦以来の完封勝利となりました。おめでとうございます!
打線は3回表、菊池選手から3連打でノーアウト満塁のチャンスを作ると、マクブルーム選手がレフト前に2点タイムリーを放ち2−0と先制。さらに西川選手のレフトへの犠牲フライで3−0としました。
6回表は野間選手のライト前タイムリーで4−0とし、試合を決めました。6回までに先発野手全員安打を達成しました。カープ打線が活発になってきました。両外国人選手の状態が上がってくれば、恐るべき打線になりますね。
先発の九里投手は、無駄な四球や、先頭打者に出塁されるケースもありましたが、結果的に無失点で抑えられたので良かったと思います。高めに抜ける球はほとんどなかったと思います。低めを丁寧に突くピッチングでスコアボードに0を並べました。
昨シーズンオフに3年ぶりのアメリカでのトレーニングを行い、体の使い方などさまざまな知識、情報を吸収し、挑戦の成果を完封での今季2勝目で証明しました。9回118球無失点、本当に今日はナイスピッチングだったと思います。
これでチームは連勝で、勝率を5割に戻しました。今季初めて水曜日に勝利を挙げ、ビジター3連戦で初めて勝ち越しました。
さあ、明日はスイープ目指しての戦いになります。明日のカープの先発はコルニエル投手です。期待していいでしょう。2試合登板して防御率1.32は素晴らしい内容です。中日打線を封じる可能性は高いと思います。中日は柳投手です。今のカープ打線ならば、3、4点は取れると思います。明日勝って勢いをつけて東京へ乗り込んでいきたいですね。
2023年05月09日
5回戦@岐阜 広島1−0中日 床田投手7回無失点好投で3勝目!野間選手値千金の決勝タイムリー!中部学院大出身の2選手が躍動!
【広島】“ご当地選手”が連敗止めた!7回無失点床田&決勝打の野間「特別な思いありました」
5/9(火) 22:35配信
日刊スポーツ
中日対広島 試合終了、野間を迎える床田(左)(撮影・森本幸一)
<中日0−1広島>◇9日◇岐阜
広島が“ご当地選手”の活躍で連敗を3で止めた。金華山頂上から岐阜城が見下ろす岐阜で、同球場でリーグ戦を戦う中部学院大出身の2選手が躍動。床田寛樹投手が7回を7安打無失点で投げきり、野間峻祥外野手が決勝打を放って後輩左腕の3連勝を援護した。
夢の出発点のグラウンドだ。ここから人生を切り拓いた。「思い出のある場所だし、いい姿を見せられたと思う。(試合前に)ストレッチしているときから『頑張れ』という言葉をもらって、勇気をもらいました」。床田がヒーローインタビューに感謝を込めた。7回2死一、三塁で力を振り絞り、大島を見逃し三振に打ち取った。気迫の投球に、野間が報いた。
8回、秋山の二塁打から生まれた1死一、二塁の得点機。ファウルで粘り、中日祖父江の8球目を捉えて決勝打に。「岐阜でやるということで特別な思いもありましたし、チームが勝てて良かったです。床田に勝ちも付きましたし」と5月初安打、4月27日中日戦以来の打点を振り返った。新井監督は「彼らが育ったというか、思い出が詰まった球場。よかったんじゃないですか。大学時代に力をつけた球場で活躍できた」とねぎらった。12試合連続ビジターの初戦を取り、5割復帰へあと1勝とした。【堀まどか】
正直、もっと楽な展開で勝てる試合だったと思います。打線は13安打しながら、得点はわずか1点でした。しかし、勝ちは勝ちなので、ヨシとしましょう。
今日の打線は西川選手が2番、坂倉選手が5番、野間選手が6番、矢野選手がショートで8番に入りました。
中日先発の福谷投手に対し、1回表1アウト1、3塁と先制のチャンスでしたが、マクブルーム選手はセカンドフライ、坂倉選手はセカンドゴロに終わりました。2回表も2アウト1、3塁のチャンスでしたが、菊池選手が空振り三振に倒れました。
3回表も1アウト1、3塁のチャンスでしたが、坂倉選手がファーストゴロ、野間選手がセカンドライナーに倒れました。4回表も2アウト2塁でしたが、菊池選手が空振り三振に倒れてことごとくチャンスを潰しました。この4回までに8安打を放ちましたが、先制点を奪えませんでした。
6回、7回もヒットが出て7回まで10安打を放ちましたが、8残塁で本塁が遠い状況でした。朝山、迎両バッティングコーチは猛省が必要です。
先発の床田投手は1回裏、1アウト1、3塁のピンチでしたが、中日石川選手をピッチャーゴロ併殺打に取りました。その後もランナーは許しましたが、要所を締めるピッチングで7回104球を投げて7安打、1四球で無失点に抑えて降板しました。今日の床田投手は決して良かったとは言えませんでしたが、粘りのピッチングで中日打線を0に抑えました。
8回表、ようやく打線が奮起します。中日3番手の祖父江投手に対し、先頭の秋山選手の2ベースから1アウト1、2塁とすると、野間選手がセンター前にタイムリーを放ち、1−0と先制しました。
8回裏は島内投手が3者凡退に抑え、9回裏は矢崎投手が3人で抑えて、1−0で勝利しました。島内投手のピッチングが安定してきました。制球力が抜群に良くなってきた感じがします。勝ちパターンでも十分使えそうです。矢崎投手は当分の間は守護神で行ってもいいと思います。
今日は長良川球場にゆかりのある床田投手と野間選手の活躍で勝利しました。もう1人ゆかりのある菊池選手も今日は猛打賞の活躍でした。
これでチームは14勝15敗の借金1としました。明日5割をかけての試合となります。それにしても、両外国人のバッティングは最悪ですね。今日はマクブルーム選手、デビッドソン選手共にヒットを1本ずつ放っていますが、内容が…。
思い切って2人を外して、若手の生きのいい選手を起用するタイミングに入ってきたと思います。2軍で調子を上げている林選手を4番に抜擢するなど、思い切った策を講じて欲しいですね。
さて、明日あさってはバンテリンドームで中日戦です。明日のカープの先発は九里投手、中日は涌井投手です。ロースコアの展開が予想されますが、九里投手が味方が先制するまで、どれだけ我慢できるかがカギになりそうですね。明日も勝って勝率5割にしましょう!
2023年05月07日
今日の広島−阪神7回戦は雨天中止となりました。
今日13:30から開始予定だったマツダスタジアムでの広島−阪神7回戦は雨天中止となりました。
今日の中止もある程度予想出来ていました。ドリヨシ的には昨日、今日と試合が中止になってチームにとっては良かったと思います。4月30日、5月2日と連勝して、いい波に乗るかなと思いきや、3日はDeNAバウアー投手にやられ、4日はサヨナラ負け、そして5日は全くいいところなく完敗で3連敗したところでした。なので、ここでの2試合続けての中止はチームの状態を立て直すいい時間になったと思います。
で、あさってからはいよいよ4カード続けての遠征になります。皆さんご承知だと思いますが、広島はG7サミットが開催されるため、マツダスタジアムで試合が出来ないためです。あさっては岐阜で、9日、10日はバンテリンドームで中日との3連戦です。足元をすくわれないように、まずはあさって勝って勢いをつけたいですね。
2023年05月06日
今日の広島−阪神7回戦は雨天中止となりました。
今日14:00から開始予定だったマツダスタジアムでの広島−阪神7回戦は雨天中止となりました。
ある程度予想出来た今日の中止ですが、中止決定が13:15でした。毎回思うのですが、もっと早く中止を決定出来ないものでしょうか。天気予報は完全な雨予報ですし、雨雲レーダーを見ても、雨雲の切れ間がない状態なのに、なぜここまで試合の可否の判断を引っ張るのでしょうか。遠方から来るファンの立場もNPBは考えて欲しいと思います。
さて、明日もデーゲームで、13:30開始予定です。明日の先発投手は両チーム共にスライド登板となります。カープはコルニエル投手、阪神は村上投手です。おそらくロースコアのタフな試合になると思いますが、カープ打線はなんとか奮起して阪神村上投手から得点を奪って欲しいですね。
しかしながら、明日も天気予報が良くありません。明日も雨の予報となっており、明日午後の降水確率は90%となっています。ドリヨシ的には明日も流れてくれたら、チームも仕切り直ししやすくなるかなと思います。(現地観戦予定の皆さん、ごめんなさい)
2023年05月05日
6回戦@マツダ 広島0−5阪神 遠藤投手3回2被弾4失点でKO。打線も元気なく今季4度目の完封負け。
こどもの日に鯉のぼらず…広島3連敗で借金2 遠藤が今季最短3回4失点KO 投手陣3被弾は今季最悪
5/5(金) 21:11配信
スポニチアネックス
<広・神>3回2死一塁、佐藤輝(右)に2ランホームランを打たれた遠藤(撮影・成瀬 徹)
◇セ・リーグ 広島0ー5阪神(2023年5月5日 マツダスタジアム)
広島が阪神に敗れ、開幕4連敗以来の3連敗を喫し、借金2になった。
先発・遠藤は立ち上がりからリズムに乗れなかった。初回。2死からノイジーに左前打を許すと、続く大山に143キロ直球を左中間スタンドへ先制2ランを被弾した。
前回4月28日の巨人戦では5回3失点。今回も精彩を欠く内容となった。2回は無失点に抑え、立ち直ったかに思われたが、3回は2死から大山に左前打されると、佐藤輝に左越え2ランを浴び、追加点を奪われた。今季最短KOとなる3回5安打4失点となった。4月6日にこのカードで挙げて以来となる今季2勝目には届かず、肩を落とした。3番手の塹江もミエセスに一発を浴び、投手陣は今季ワーストの1試合3被弾となった。
打線も好機は演出するものの、1点が遠い展開が続いた。2点を追う初回は菊池、上本の1、2番がいずれも中前打を放ち、無死一、三塁の好機を迎えた。ここで試合前まで得点圏打率・421と勝負強さを発揮していた秋山を迎えたが、空振り三振。続くマクブルームも遊飛に倒れた。
5番・西川の打席では一塁走者の上本がけん制球で誘い出され、三塁走者の菊池が本塁突入を試みたが、挟殺でアウトになった。
0―4の4回は2死から連打で一、二塁の好機をつくったが、堂林が遊ゴロ。4月19日の対戦では大竹から1点しか奪うことができず苦戦したが、2度目の今回も相手の術中にはまった。リリーフ陣にも抑えられ、今季4度目の零敗となった。
全くいいところなく今日の試合は終わりました。5月5日という、カープにとっては特別な日でしたが、最悪な結果となりました。
今日はマツダスタジアムには今季最多の3万1193人のファンが詰めかけましたが、盛り上がるところがありませんでした。
先発の遠藤投手は1回表、2アウト1塁から阪神大山選手にレフトスタンドへ2ランを浴びて0−2と先制を許しました。2回表は無失点に抑えましたが、3回表、2アウト1塁から阪神佐藤選手にレフトスタンドへ2ランを浴びて0−4とリードを広げられました。遠藤投手は2本の2ランで今季最短の3回4失点でKOとなりました。いずれも2アウトからの失点だったので、かなり痛かったですね。今日の遠藤投手はストレートに威力がなく、変化球もキレてなかったように思います。正直、1回表の先頭の阪神近本選手に粘られたところと、2アウトから阪神ノイジー選手にレフト前ヒットを浴びた時点で、今日は厳しいかなと感じました。1勝した後に4連敗の遠藤投手です。内容が良くないだけに、おそらくファームで調整することになるでしょう。
6回表は3番手の塹江投手が1アウトから阪神ミエセス選手にレフトスタンド上段にソロホームランを浴びて0−5となりました。阪神ミエセス選手は来日初安打がこのホームランとなりました。
打線はチャンスがなかった訳ではありません。阪神先発の大竹投手に対し、1回裏に先頭の菊池選手、上本選手の連打でノーアウト1、3塁のチャンスを迎えました。しかし、秋山選手は空振り三振、マクブルーム選手はショートフライに倒れて2アウトとなりました。続く西川選手の打席で1塁ランナーの上本選手が牽制で誘い出され、その間に3塁ランナーの菊池選手が本塁に突入しましたがアウトとなり、チャンスを潰しました。ここで得点できなかったのはとても痛かったですね。1点でも入っていれば流れが違っていたかもしれません。
2回以降も阪神大竹投手の前に無得点でした。4月19日の試合でも6回2/3を1失点に封じられており、今日も7回無失点に抑えられました。これで2戦2敗で、新たに天敵となってしまいました。
これでチームは3連敗で、ヤクルトと並んで3位タイとなりました。カープに勢いがないですね。今日の試合はカープファンをかなりがっかりさせたと思います。打線のテコ入れが急がれます。まず、菊池選手を2番に入れるべきです。で、上本選手を1番にするべきです。菊池選手は小技も出来ますし、バンチ力もあるので、どう考えても2番がベストだと思います。そして、両外国人選手を下げて、若手選手を積極的に起用すべきです。両外国人選手は、ファームで一旦リフレッシュしてもらった方がいいのではないでしょうか。
さて、明日はデーゲームです。カープの先発はコルニエル投手です。安定した内容なので、明日もしっかり試合を作ってくれるでしょう。阪神は村上投手です。かなりの難敵です。しかし、勝つためには絶対に攻略しなくてはなりません。打線の奮起を期待します。
しかしながら、明日は天気がヤバいです。まとまった雨の予報となっています。ドリヨシ的には、本当は中止になって欲しいなと密かに思っています。(現地観戦の皆さん、ごめんなさい)
2023年05月04日
6回戦@横浜 広島2−3横浜DeNA(9回サヨナラ) 9回松本投手がDeNA宮崎選手にサヨナラ弾浴びる。森下投手6回2失点粘投も今季初勝利ならず。
【広島】サヨナラ負けで借金1 サインに首振り決勝被弾の松本竜也は猛省「結果を受け止めたい」
5/4(木) 18:44配信
日刊スポーツ
DeNA対広島 9回裏DeNA無死、宮崎にサヨナラ本塁打を浴び、ベンチに引き揚げる松本(撮影・江口和貴)
<DeNA3−2広島>◇4日◇横浜
広島はサヨナラ負けで、2カード連続負け越しとなり再び借金1となった。
同点の9回に4番手松本竜也が先頭宮崎に、捕手のサインに首を振って投じた146キロを右翼席に運ばれた。2戦連続被弾に「自分が自信を持って投げた球をあそこまで打たれた。結果を受け止めたい。同じ失敗はしたくない」と猛省。接戦を落とした新井監督は「最後は勝負に行った結果。あと少しだった」と前を向いた。
またしてもサヨナラ弾を浴びてしまいました。接戦を落とすと、疲れがどっと出てきますね。
打線はDeNA先発の石田投手に対し、1回表に先頭の菊池選手の四球、上本選手のサードゴロで1アウト2塁とすると、秋山選手がセンター前にタイムリーを放ち1点を先制しました。
先発の森下投手は1回裏、1アウトからDeNA楠本選手にヒットを打たれましたが、続くDeNA宮崎選手のセカンドへの鋭い打球を菊池選手が好捕して、4−6−3の併殺打に仕留めました。この菊池選手のプレーは見事でした。ツイッターで紹介されていますので、是非ご覧ください。
打線は2回表にも西川選手のヒットから堂林選手がレフト左へタイムリー2ベースを放ち、2−0としました。
森下投手は2回裏にもDeNA牧選手にヒット、DeNA桑原選手に四球などで1アウト1、3塁とされましたが、DeNA戸柱選手をショートゴロ併殺打に打ち取り、ピンチを切り抜けました。
しかし、5回裏に先頭のDeNA桑原選手に左中間スタンドへソロホームランを浴びて2−1。さらに2アウトからDeNA京田選手にヒットと2盗を決められ、DeNA代打大和選手にライト前タイムリーを浴びて2−2の同点に追いつかれました。DeNA桑原選手のホームランは仕方ないとしても、2アウトからの失点はかなり痛かったですね。
結局森下投手は6回84球を投げて5安打、1四球、3奪三振で2失点と、粘りのピッチングを展開しましたが、今季初登板を勝利で飾れませんでした。右肘の手術後の1軍公式戦初登板でしたが、内容は良かったと思います。次回登板が楽しみです。
2−2で迎えた7回裏はターリー投手が登板し、1アウト2塁のピンチにDeNA戸柱選手、京田選手を抑えました。
打線は8回表、1アウトから秋山選手がライト右へ2ベースで出塁し、勝ち越しのチャンスでしたが、マクブルーム選手は空振り三振、西川選手は申告敬遠で1、2塁とするも、デビッドソン選手は空振り三振に倒れてチャンスを潰しました。
8回裏は島内投手がDeNA打線を3者凡退に抑えました。
そして9回裏、4番手の松本投手が先頭のDeNA宮崎選手にカウント1−0から146キロのストレートを叩かれ、ライトスタンドへソロホームランを浴びて2−3でサヨナラ負けを喫してしまいました。このDeNA宮崎選手の当たりですが、擦ったような当たりで、ライトフライだろうと思ったのですが、強い追い風に乗った形でスタンドへ届いてしまいました。狭い横浜スタジアムですから、風もしっかり計算しながら戦わなくてはなりませんね。
チームはこれで連敗となり、再び借金生活に突入しました。2カード連続の負け越しで、5カード連続で勝ち越しがありません。
今日の試合は、打線がもう少し援護できていれば、もつれる試合にはならなかったのではないかと思います。やはりブレーキになっているのが、2人の外国人選手です。徐々に打撃は改善されているようにも見えますが、迫力に欠けますね。一度スタメンから外して、生きのいい若手選手を起用するのもありかなと思います。
さて、明日からはマツダスタジアムで阪神との3連戦です。首位DeNAと、2位阪神を追撃するためには、3連勝しかありません。気持ちを切り替えて、がむしゃらに戦って欲しいですね。明日のカープの先発は遠藤投手です。ここ3試合、6回もたずに降板して3連敗中です。不甲斐ないピッチングが続いていますので、明日は先発投手としての真価が問われることになりそうですね。初回からどんどん飛ばして欲しいです。阪神は大竹投手です。しっかり試合を作っていますし、防御率は0.51と難敵です。ですが、打線はしっかり援護して遠藤投手に勝ちをつけてあげましょう。あさって6日の天気が雨予報なので、カープとしては早めにリリーフ陣を投入してもいいと思います。
2023年05月03日
5回戦@横浜 広島1−4横浜DeNA 打線はデビッドソン選手のソロ弾のみ。DeNAバウアー投手に7回毎回9三振を喫す。九里投手は粘りきれず4失点。
広島・デビッドソンがバウアーから豪快ソロも逆転負け 新井監督はビッグネームから7安打の打線評価
5/3(水) 18:10配信
スポニチアネックス
<D・広>2回、ソロを放ったデビッドソン(右)を迎える新井監督(撮影・島崎忠彦)
◇セ・リーグ 広島1ー4DeNA(2023年5月3日 横浜スタジアム)
広島がDeNAに逆転負けした。0―0の2回2死、来日初登板となったDeNA先発のバウアーからデビッドソンが左翼席の上段まで運ぶ6号ソロで先制。レッズ時代の同僚でメジャー2020年サイ・ヤング賞右腕からの完璧な一発だった。
しかし、先発の九里が4回に桑原の適時内野安打で追いつかれた。5回に楠本の中前適時打で勝ち越され、6回にも追加点を奪われた。
1―4の9回に無死一、二塁と一発が出れば同点という好機をつくったが、田中が空振り三振。続く韮沢が併殺打に倒れた。
新井監督は攻略しきれなかったバウアーに「要所要所でさすがだなという球がきていた」と話した。一方で、サイ・ヤング賞右腕から7安打の打線に「ビッグネームにも受け身にならず、いいアプローチができていた。結果はソロの1点だけだったが、いい対応をしていた」と手応えも口にした。
広島は勝率5割に逆戻り。九里は今季初黒星を喫した。
今日の注目は何と言ってもDeNAバウアー投手でしたが、カープは残念ながらDeNAバウアー投手に来日初勝利を献上してしまいました。
打線は2回2アウトからデビッドソン選手が152キロのストレートをレフトスタンド上段へソロホームランを放ち、1−0と先制しました。
先発の九里投手は4回裏、先頭DeNA楠本選手に2ベースを打たれるなどして2アウト3塁となり、DeNA桑原選手にショートへのタイムリー内野安打を許し1−1の同点に追いつかれました。
5回裏は1アウトからDeNA京田選手にヒット、続くDeNAバウアー投手に送りバントを決められました。DeNA佐野選手の申告敬遠で2アウト1、2塁からDeNA楠本選手にセンター前タイムリーを浴びて1−2と勝ち越されました。
九里投手は6回裏も先頭DeNA桑原選手に3ベース、続くDeNA関根選手にライト前タイムリーを許し1−3となり、さらにDeNA伊藤選手、京田選手にも連打されてノーアウト満塁の大ピンチとなり、DeNAバウアー投手を空振り三振に取って降板しました。代わった戸根投手がDeNA佐野選手に押し出しの四球を与えて、1−4とされました。
九里投手は5回1/3、89球を投げて8安打、2四球、4失点で今季初黒星を喫しました。九里投手はDeNAバウアー投手との投げ合いで、少し気負ってしまったのでしょうか。味方が先制しただけに、逆にプレッシャーになってしまった感じがします。
打線は1−4で迎えた7回表2アウトから韮澤選手のヒットと代打堂林選手の2ベースで2、3塁のチャンスを迎えました。しかしながら、堂林選手の2ベースの打球判断を1塁ランナーの韮澤選手が誤って、一気に生還できなかったのが痛かったですね。続く代打松山選手はDeNAバウアー投手のチェンジアップに空振り三振に倒れました。ここが今日のポイントだったと思います。
打線はDeNAバウアー投手に7回で7安打を放つも、毎回の9三振を喫し、1得点に終わりました。
8回表はDeNA伊勢投手の前に3者凡退。9回表はDeNA山崎投手に対し、坂倉選手のヒットとデビッドソン選手の四球でノーアウト1、2塁としましたが、田中広輔選手は空振り三振。続く韮澤選手がセカンドゴロ併殺打に倒れ、試合が終わりました。
まあ、今日の試合は今日の試合で割り切れたのではないかと思います。DeNAバウアー投手に今日はやられてしまいましたが、次回は打線がしっかりリベンジしてくれるでしょう。
明日のカープの先発は今季1軍初先発の森下投手です。森下投手にとっては明日が開幕になります。1か月1軍登板ができなかった悔しさを、明日是非ぶつけて欲しいと思います。DeNAは石田投手です。ここまで4試合登板して防御率は1.13と安定しています。明日もタフな試合になりそうですが、なんとしても打線の強力援護で、森下投手に勝ちをつけてあげて欲しいですね。
2023年05月02日
4回戦@横浜 広島6−1横浜DeNA 坂倉選手グランドスラム含む5打点の活躍!ターリー投手が2勝目!DeNAの連勝を止める!
【広島】ハマスタキラー坂倉将吾満塁弾でDeNA止めた「いいもの見つかったので継続できれば」
5/2(火) 22:28配信
日刊スポーツ
DeNA対広島 9回表広島1死満塁、右中間へ満塁本塁打を放ち、手を上げる坂倉(撮影・宮地輝)
<DeNA1−6広島>◇2日◇横浜
「ハマスタキラー」が、止めた。
1点を勝ち越した9回1死満塁。広島坂倉将吾捕手はDeNA抑え山崎の150キロ真っすぐを振り抜き、右中間席に放り込んだ。「ハマスタでいっぱい勝っている。1点、2点だと…。(リードは)何点あってもいいと思って」。今季20打席目となる得点圏での初安打が、DeNAの本拠地での連勝に終止符を打った。
捕手に専念する今季、持ち味の打力を発揮できていなかった。試合前まで打率2割2分7厘、特に得点圏では18打席で無安打だった。この日は2回無死二、三塁から先発ガゼルマンから先制犠飛。最後は1発で締めた。同球場では21年は打率3割3分3厘、昨季は3割8分2厘。プロ3度の満塁弾はすべてDeNA相手だ。
「いろんな人にアドバイスもらって、自分の中でいいものを見つかったので、継続できれば」。相手の勢いを止め、自身が勢いに乗ろうとしている。
栗林不在も、総力戦で接戦をものにした。決勝点は9回1死三塁から秋山の一、二塁間への当たりに、三塁菊池が好スタートで奪ったもの。新井監督は「走塁や何とか前に飛ばそうという打撃の細かいところ(が見えた)。自分たちは試合をしながら強くなっていかないといけないと言ったけど、今日の試合はそういう試合だった」と目を細める。青い波を沈める価値ある勝利に、自信を深めた。明日3日に対戦するサイヤング賞右腕バウアー相手にも、恐れることは何もない。【前原淳】
○…床田が因縁の地で粘投を見せた。昨年8月3日に右足関節を骨折した横浜スタジアムでの今季登板。1回無死満塁を切り抜けると、5回までゼロ行進。1点リードの6回に3連打を浴びて同点に追いつかれるも、勝ち越しは許さなかった。「僕が勝手にこけただけなので、別にハマスタに罪はない」。そう語っていた同地で6回1/3 1失点。好結果と勝利で、苦い記憶を払拭した。
▽広島ターリー(8回を無失点に切り抜け2勝目)「栗林が帰ってくるまでは、誰がどこで行くかは分からない。こんなときこそみんなで助け合っていきたい」
▽広島秋山(9回1死三塁から一塁内野安打が決勝打)「あれだけ投手が粘って、1点勝負まで持ってきてくれた。結果はあの場面でしたけど、チームとして粘りきったなと思います」
結果的にはカープが快勝していますが、8回まではどちらに転んでもおかしくない試合展開でしたが、投手陣がよく踏ん張ったと思います。
DeNA先発のガゼルマン投手に対し、打線は2回表、先頭のマクブルーム選手が四球、続く西川選手がライトへの2ベースでノーアウト2、3塁とし、続く坂倉選手がカウント1−2からレフトへ犠牲フライを放ち、1−0と先制しました。
先発の床田投手は立ち上がりが不安定でした。1回裏に1アウト満塁のピンチを背負いましたが、DeNA桑原選手をサードゴロ併殺打に打ち取り、先制点を与えませんでした。
2回、3回は3者凡退に抑えましたが、4回裏、ノーアウト1、2塁のピンチを迎えましたが、DeNA桑原選手が送りバント失敗。関根選手をファーストゴロ。大和選手をキャッチャーファウルフライに打ち取り、ピンチを脱しました。
しかし、6回裏、1アウトからDeNA牧選手と桑原選手の連打で1、2塁とされると、DeNA関根選手にセンター前タイムリーを浴びて1−1の同点となりました。横浜スタジアムの雰囲気がカラッと変わり、DeNAの押せ押せムードになりました。さらに2アウト満塁の大ピンチでしたが、DeNA代打戸柱選手をファーストゴロに打ち取り、なんとか同点止まりで抑えました。
7回裏、1アウト2塁となったところで、床田投手は降板。2番手に島内投手が上がりました。代わりっぱなにDeNA宮崎選手に四球を与え、1アウト1、2塁のピンチを背負いましたが、DeNA牧選手を空振り三振。続くDeNA代打楠本選手も空振り三振に仕留め、ピンチを脱しました。三振が欲しいところで三振が取れるようになった島内投手は少しずつ進化しているようです。
8回裏、3番手にターリー投手が登板しましたが、先頭のDeNA関根選手にセンター前ヒットで出塁されると、続くDeNA大和選手に11球粘られて四球を与え、ノーアウト1、2塁のピンチを背負いました。しかし、続くDeNA伊藤選手が送りバント失敗。続くDeNA神里選手をセンターフライ。暴投で2、3塁となるも、DeNA佐野選手を空振り三振に仕留め、ピンチを脱しました。ここが今日の試合のポイントだったと思います。
そして、1−1で迎えた9回表、DeNA守護神の山崎投手に対し、先頭の菊池選手がレフト線を破る2ベースで出塁。続く野間選手が送りバントを決めて1アウト3塁としました。続く秋山選手がファーストへのタイムリー内野安打を放ち、ついに2−1と勝ち越しに成功しました。この1点を取るまでの流れが素晴らしかったですね。野間選手がよく送りバントを決めたと思います。なおもマクブルーム選手がライト前ヒット、西川選手がライト前ヒットで1アウト満塁と、追加点の大チャンスを迎えました。続く坂倉選手がカウント1−1からの3球目を叩いて、右中間スタンドへ満塁ホームランを放ち、一気に6−1とリードしました。ど真ん中のストレートではありましたが、よく振り抜いたと思います。
9回裏は矢崎投手が3者凡退で締めて、試合が終わりました。
今日の試合は投手陣が踏ん張っての勝利だと思います。今年の投手陣には粘りがあるように感じます。
これでカープは連勝で、再び貯金1としました。首位DeNAに3.5ゲーム差です。さあ、今日の勝ちで勢いをつけて、明日あさってと連勝したいところです。
明日あさってはデーゲームです。明日のカープの先発は九里投手です。一方のDeNAは来日初登板となる、あの噂のバウアー投手です。ファームでは3試合に先発し、防御率2.25をマークしています。2020年にナショナル・リーグでサイ・ヤング賞を獲得している右腕ですが、カープ打線は名前負けしないように、初回からどんどん積極的に攻撃して欲しいと思います。九里投手も防御率0.68と、ほぼ完璧なピッチングをしています。是非DeNAバウアー投手に投げ勝って欲しいですね。