2023年05月02日
4回戦@横浜 広島6−1横浜DeNA 坂倉選手グランドスラム含む5打点の活躍!ターリー投手が2勝目!DeNAの連勝を止める!
【広島】ハマスタキラー坂倉将吾満塁弾でDeNA止めた「いいもの見つかったので継続できれば」
5/2(火) 22:28配信
日刊スポーツ
DeNA対広島 9回表広島1死満塁、右中間へ満塁本塁打を放ち、手を上げる坂倉(撮影・宮地輝)
<DeNA1−6広島>◇2日◇横浜
「ハマスタキラー」が、止めた。
1点を勝ち越した9回1死満塁。広島坂倉将吾捕手はDeNA抑え山崎の150キロ真っすぐを振り抜き、右中間席に放り込んだ。「ハマスタでいっぱい勝っている。1点、2点だと…。(リードは)何点あってもいいと思って」。今季20打席目となる得点圏での初安打が、DeNAの本拠地での連勝に終止符を打った。
捕手に専念する今季、持ち味の打力を発揮できていなかった。試合前まで打率2割2分7厘、特に得点圏では18打席で無安打だった。この日は2回無死二、三塁から先発ガゼルマンから先制犠飛。最後は1発で締めた。同球場では21年は打率3割3分3厘、昨季は3割8分2厘。プロ3度の満塁弾はすべてDeNA相手だ。
「いろんな人にアドバイスもらって、自分の中でいいものを見つかったので、継続できれば」。相手の勢いを止め、自身が勢いに乗ろうとしている。
栗林不在も、総力戦で接戦をものにした。決勝点は9回1死三塁から秋山の一、二塁間への当たりに、三塁菊池が好スタートで奪ったもの。新井監督は「走塁や何とか前に飛ばそうという打撃の細かいところ(が見えた)。自分たちは試合をしながら強くなっていかないといけないと言ったけど、今日の試合はそういう試合だった」と目を細める。青い波を沈める価値ある勝利に、自信を深めた。明日3日に対戦するサイヤング賞右腕バウアー相手にも、恐れることは何もない。【前原淳】
○…床田が因縁の地で粘投を見せた。昨年8月3日に右足関節を骨折した横浜スタジアムでの今季登板。1回無死満塁を切り抜けると、5回までゼロ行進。1点リードの6回に3連打を浴びて同点に追いつかれるも、勝ち越しは許さなかった。「僕が勝手にこけただけなので、別にハマスタに罪はない」。そう語っていた同地で6回1/3 1失点。好結果と勝利で、苦い記憶を払拭した。
▽広島ターリー(8回を無失点に切り抜け2勝目)「栗林が帰ってくるまでは、誰がどこで行くかは分からない。こんなときこそみんなで助け合っていきたい」
▽広島秋山(9回1死三塁から一塁内野安打が決勝打)「あれだけ投手が粘って、1点勝負まで持ってきてくれた。結果はあの場面でしたけど、チームとして粘りきったなと思います」
結果的にはカープが快勝していますが、8回まではどちらに転んでもおかしくない試合展開でしたが、投手陣がよく踏ん張ったと思います。
DeNA先発のガゼルマン投手に対し、打線は2回表、先頭のマクブルーム選手が四球、続く西川選手がライトへの2ベースでノーアウト2、3塁とし、続く坂倉選手がカウント1−2からレフトへ犠牲フライを放ち、1−0と先制しました。
先発の床田投手は立ち上がりが不安定でした。1回裏に1アウト満塁のピンチを背負いましたが、DeNA桑原選手をサードゴロ併殺打に打ち取り、先制点を与えませんでした。
2回、3回は3者凡退に抑えましたが、4回裏、ノーアウト1、2塁のピンチを迎えましたが、DeNA桑原選手が送りバント失敗。関根選手をファーストゴロ。大和選手をキャッチャーファウルフライに打ち取り、ピンチを脱しました。
しかし、6回裏、1アウトからDeNA牧選手と桑原選手の連打で1、2塁とされると、DeNA関根選手にセンター前タイムリーを浴びて1−1の同点となりました。横浜スタジアムの雰囲気がカラッと変わり、DeNAの押せ押せムードになりました。さらに2アウト満塁の大ピンチでしたが、DeNA代打戸柱選手をファーストゴロに打ち取り、なんとか同点止まりで抑えました。
7回裏、1アウト2塁となったところで、床田投手は降板。2番手に島内投手が上がりました。代わりっぱなにDeNA宮崎選手に四球を与え、1アウト1、2塁のピンチを背負いましたが、DeNA牧選手を空振り三振。続くDeNA代打楠本選手も空振り三振に仕留め、ピンチを脱しました。三振が欲しいところで三振が取れるようになった島内投手は少しずつ進化しているようです。
8回裏、3番手にターリー投手が登板しましたが、先頭のDeNA関根選手にセンター前ヒットで出塁されると、続くDeNA大和選手に11球粘られて四球を与え、ノーアウト1、2塁のピンチを背負いました。しかし、続くDeNA伊藤選手が送りバント失敗。続くDeNA神里選手をセンターフライ。暴投で2、3塁となるも、DeNA佐野選手を空振り三振に仕留め、ピンチを脱しました。ここが今日の試合のポイントだったと思います。
そして、1−1で迎えた9回表、DeNA守護神の山崎投手に対し、先頭の菊池選手がレフト線を破る2ベースで出塁。続く野間選手が送りバントを決めて1アウト3塁としました。続く秋山選手がファーストへのタイムリー内野安打を放ち、ついに2−1と勝ち越しに成功しました。この1点を取るまでの流れが素晴らしかったですね。野間選手がよく送りバントを決めたと思います。なおもマクブルーム選手がライト前ヒット、西川選手がライト前ヒットで1アウト満塁と、追加点の大チャンスを迎えました。続く坂倉選手がカウント1−1からの3球目を叩いて、右中間スタンドへ満塁ホームランを放ち、一気に6−1とリードしました。ど真ん中のストレートではありましたが、よく振り抜いたと思います。
9回裏は矢崎投手が3者凡退で締めて、試合が終わりました。
今日の試合は投手陣が踏ん張っての勝利だと思います。今年の投手陣には粘りがあるように感じます。
これでカープは連勝で、再び貯金1としました。首位DeNAに3.5ゲーム差です。さあ、今日の勝ちで勢いをつけて、明日あさってと連勝したいところです。
明日あさってはデーゲームです。明日のカープの先発は九里投手です。一方のDeNAは来日初登板となる、あの噂のバウアー投手です。ファームでは3試合に先発し、防御率2.25をマークしています。2020年にナショナル・リーグでサイ・ヤング賞を獲得している右腕ですが、カープ打線は名前負けしないように、初回からどんどん積極的に攻撃して欲しいと思います。九里投手も防御率0.68と、ほぼ完璧なピッチングをしています。是非DeNAバウアー投手に投げ勝って欲しいですね。
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