2023年04月30日
6回戦@東京ドーム 広島11−4読売 打線爆発4発含む14安打11得点で大勝!アンダーソン投手5回3失点で今季初勝利!
【広島】新井貴浩監督の打線改造ハマった!今季最多4発14安打11得点 苦手ビジターで価値ある圧勝
4/30(日) 17:28配信
スポーツ報知
3回1死、中越えに今季2号となるソロ本塁打を放つ秋山翔吾(カメラ・泉 貫太)
◆JERAセ・リーグ 巨人4―11広島(30日・東京ドーム)
広島は、4本塁打を含む14安打11得点がいずれも今季最多と打線爆発で連敗を2で止め、勝率5割に復帰した。
新井貴浩監督の打線改造がハマった。今季ずっと固定してきたクリーンアップを、28試合目で初めて動かした。西川を2番、5番に今季初スタメンの松山を起用した。初回に松山の適時内野安打で先制し、2点リードの4回は西川の2点二塁打で追加点。6回にはマクブルームの2号3ランも飛び出し、6回まで今季初2ケタの10得点。9回には代打で今季3打席目となった磯村も1号ソロを放った。
チームは今回の3連戦を含めて4カード連続の勝ち越しなしと、勢いに乗り切れていなかった。20日の阪神戦(甲子園)で7得点して以降は7試合連続で4得点以下と打線の低調も目立っていた。特に今季ビジターでは平均2・4得点で2勝8敗と苦戦していただけに、価値ある大勝となった。
投手陣は、今季2度目の先発となったアンダーソンが5回6安打4四球で3失点。前回登板20日の敵地・阪神戦は2回4失点KOを喫し、この日もリズムに乗りきれない投球だったが、打線の大量援護にも助けられて待望の今季初勝利を手にした。
報知新聞社
今日の試合は打ち勝つしか勝つ方法がないと思っていましたが、期待通りの結果となって良かったです。
打線は西川選手を今季初の2番にして、松山選手を今季初スタメンの5番に入れました。
読売先発のビーディ投手に対し、1回表、西川選手とマクブルーム選手のヒットで2アウト1、3塁とすると、松山選手がファーストへ強烈な打球を弾き返すと、タイムリー内野安打となり1点を先制しました。
先発のアンダーソン投手は1回裏2アウトから読売坂本選手、岡本選手に連続四球を与え1、2塁とされると、読売中田選手にレフト前タイムリーを浴びてあっさり1−1の同点とされました。
その直後の2回表1アウトから上本選手がレフトポール際へソロホームランを放ち2−1と勝ち越しました。上本選手の打撃は間違いなく調子良くなっていますね。
3回表は秋山選手がバックスクリーン左へソロホームランを放ち、3−1としました。
4回表はデビッドソン選手と坂倉選手のヒットなどで2アウト満塁とし、読売先発のビーディ投手をマウンドから下ろしました。代わった読売代木投手から西川選手が技ありのバットコントロールで左中間へ2点タイムリーを放ち、5−1とリードを広げました。
しかし、アンダーソン投手がピリッとしません。4回裏ノーアウト2、3塁とピンチを招くと、読売廣岡選手に犠牲フライ、読売ブリンソン選手にタイムリーを許し5−3と2点差に迫られました。
しかしながら、今日は打線が奮起しました。6回表に坂倉選手のヒット、上本選手の四球にアンダーソン投手の代打の堂林選手がきっちり送りバントを決めて2、3塁としました。この送りバントは大きかったですね。さらに西川選手が四球で2アウト満塁となり、秋山選手がセンター前へ2点タイムリーを放ち、7−3としました。さらに2アウト1、2塁からマクブルーム選手がライトスタンドへ3ランを放ち、10−3として、試合を決めました。マクブルーム選手がいよいよエンジンがかかり始めたようです。
9回表は代打の磯村選手が読売高梨投手からレフトスタンドへソロホームランを放ち、11−3としました。
先発のアンダーソン投手は5回93球を投げて、6安打、3失点で今季初勝利を挙げました。しかしながら、アンダーソン投手は制球に苦しむ状態があり、アンダーソン投手らしいピッチングではありませんでした。次回は一発回答のピッチングを期待したいですが、果たしてどうなるやら…。
6回はケムナ投手が打者3人で退けました。7回と8回は大道投手が4つの三振を奪い無失点で抑えました。大道投手のピッチングは素晴らしかったですね。制球がしっかりしてきて、ストレートの質が良くなりました。勝ちパターンの継投に入れてもいいかもしれません。
9回裏はアドゥワ投手が1点を失いましたが締めくくりました。
チームは今季最多で初の二桁11得点を挙げ、同一カード3連敗を逃れました。12勝12敗の勝率5割で4月を終えました。
いきなり開幕4連敗で、今季はどうなるかと思いましたが、よく5割をキープ出来たなと思います。打線は徐々に上り調子のような感じなので、5月の戦いに期待したいですね。あさってからは横浜でDeNAとの3連戦です。DeNAは目下7連勝中で首位固めしかかっています。なので3戦ともタフな試合になりそうですが、なんとか勝ち越して広島に帰って欲しいと思います。
2023年04月29日
5回戦@東京ドーム 広島3−4読売(9回サヨナラ) 栗林投手が読売中田選手に逆転サヨナラ2ランを被弾し4敗目。チームは4月8日以来の借金生活に突入。
【広島】栗林良吏、12球団単独ワースト4敗目…痛恨の逆転サヨナラ負けで4・8以来の借金生活に突入
4/29(土) 21:43配信
スポーツ報知
9回2死一塁、中田翔に左越えサヨナラ2ランを打たれた栗林(カメラ・今成 良輔)
◆JERAセ・リーグ 巨人4X―3広島(29日・東京ドーム)
広島は、痛恨の逆転サヨナラ負けを喫した。1点リードに登板した守護神・栗林良吏投手が、また踏ん張れなかった。リーグトップに並ぶ8セーブ目を逃し、両リーグ単独ワーストの4敗目。開幕から1か月足らずで過去2年間の通算黒星の3敗を上回ることになった。
来日2度目の先発となったコルニエルが初回に先取点を奪われるなど、6回までに計5度も得点圏に走者を背負いながら、初回だけの最少失点で6回1失点と粘った。先発初勝利は、また持ち越しとなった。
打線は2回に上本が同点打、3回にデビッドソンの来日初タイムリーで勝ち越しに成功し、7回にデビッドソンの二ゴロ併殺打の間に追加点。だが、2回は1死満塁、7回は無死満塁の絶好機から、それぞれ1得点という拙攻が結果的に響いた。
チームのサヨナラ負けは、この日と同じく栗林が1点リードを守り切れなかった18日の阪神戦(甲子園)以来、2度目。今季6度目の逆転負けは、ヤクルトの7度に次ぐリーグワースト2位。4カード連続の勝ち越しなしが決まり、単独3位から順位変動はないものの、4月8日以来21日ぶりに勝率5割を下回って借金生活に突入した。
報知新聞社
実に痛い敗戦となりました。今日も守護神栗林投手の救援が失敗となりました。それよりも今日は打線の拙攻が敗因だったと思います。
先発のコルニエル投手は来日2度目の先発となりました。1回裏、先頭の読売オコエ選手にヒットで出塁されると、2アウト2塁から読売岡本選手にレフトへタイムリー2ベースを浴びて0−1と先制されました。
打線は読売先発のグリフィン投手に対し、2回表1アウト満塁から上本選手がレフト前タイムリーを放ち、1−1の同点に追いつきました。上本選手のバッティングが上向きになってきている感じです。ショートスタメンを勝ち取る可能性がありますね。
さらに3回表は先頭秋山選手の2ベースから2アウト1、2塁とし、デビッドソン選手がカットボールをセンター前にタイムリーを放ち、2−1と勝ち越しました。
コルニエル投手は2回裏1アウト1、2塁と4回裏1アウト1、3塁とピンチを招きましたが切り抜けました。
さらに5回裏は読売オコエ選手にヒット、続く読売秋広選手に四球でノーアウト1、2塁のピンチを再び招きましたが、読売ブリンソン選手、岡本選手を連続空振り三振、読売中田選手はセンターフライに打ち取り、得点を与えませんでした。
結局コルニエル投手は6回105球を投げて6安打、2四球、5奪三振の1失点で降板しました。前回のようなナイスピッチングとまではいかなかったものの、粘りのピッチングで先発投手としての役割は果たしました。
打線は7回表、秋山選手のヒット、マクブルーム選手の四球、西川選手のセーフティーバントが決まってノーアウト満塁の絶好のチャンスで、デビッドソン選手のセカンドゴロ併殺打の間に1点を加え、3−1としました。1点は入れたものの、デビッドソン選手にはタイムリーか、最悪犠牲フライを打って欲しかったですね。
しかし、7回裏に登板した松本投手が、1アウトから読売秋広選手にライトスタンドへプロ1号のソロホームランを浴びて3−2とされました。続く読売岡本選手に四球、中田選手にヒットを許して松本投手は降板。代わったターリー投手が読売大城選手を見逃し三振に仕留めました。
8回裏は矢崎投手が先頭の読売坂本選手に四球を出しましたが、セカンド菊池選手の好守備もあり無失点に抑えました。
そして3−2で迎えた9回裏、守護神の栗林投手が登板しました。2アウトまでこぎつけ、あとアウト1つまで来ましたが、読売岡本選手に四球を与えると、続く読売中田選手に初球のフォークボールをレフトスタンド上段に叩き込まれる逆転サヨナラ2ランを浴びて、3−4で敗れてしまいました。フォークボールが落ちてなくて、打ちごろの半速球となってしまいました。
栗林投手はこれで4敗目を喫してしまいました。開幕1ヶ月で4敗目は両リーグワーストだそうです。栗林投手はもはや守護神としての役割を果たせなくなっています。新井監督は栗林投手を信頼して送り出していますが、これだけ救援に失敗すると、チームの士気に影響してきます。栗林投手にはしばらく休養を与えて、心身共にリフレッシュさせる必要があると思います。
そして、今日は打線が12安打し、毎回ランナーを出すも11残塁で3得点に終わったのも敗因としては大きいと思います。12安打しているならば、7点ぐらいは取れていたはずです。まあ、今日の敗戦は首脳陣の責任が大きいでしょうね。新井監督が本気で勝てる野球を目指すならば、リリーフ陣の整備と打線の組み替えを実行して欲しいです。
これでチームは11勝12敗で借金生活に突入しました。首位DeNAに3ゲームです。カープはシーズン序盤の正念場を迎えたと言っていいかと思います。
明日はデーゲームです。カープの先発はアンダーソン投手です。前回阪神戦は2回8安打4失点でした。もはや論外のピッチングでしたので、ドリヨシ的には明日も期待はしていません。読売はビーディ投手です。前回ヤクルト戦では5回3安打2失点で敗戦投手となっています。今季未勝利のビーディ投手なので、打線にはチャンスが十分あると思います。明日は打ち勝つしか道はないと思います。
2023年04月28日
4回戦@東京ドーム 広島4−5読売 読売坂本選手に3ランとソロを被弾。最終回追い上げるもあと一歩及ばず。
【広島】遠藤淳志、5回3失点…4回途中に治療で一度ベンチ裏へ退いた直後、坂本に痛恨3ラン被弾
4/28(金) 20:15配信
スポーツ報知
5回マウンドでの遠藤淳志(左)(カメラ・相川 和寛)
◆JERAセ・リーグ 巨人―広島(28日・東京ドーム)
広島の遠藤淳志投手が、5回3失点でリードを許して降板した。4回に2死一、三塁から、坂本に高めに浮いた変化球を捉えられ、2点リードから試合をひっくり返される3ランを浴びた。
3回までは無失点の好投を見せていたが、4回1死から岡本和に四球を与えた後に何らかの異変を訴え、一度ベンチ裏に退いた。再びマウンドへと戻ったが、中田翔にストレートの四球。大城卓は一ゴロに仕留めたものの、併殺崩れで得点圏に走者が残った状況で坂本に痛恨の一発を浴びた。5回95球を投げ、4安打3四球で3失点という内容だった。
対巨人戦は20年に2度の完投勝利を収め、21年は対戦なし。昨季は5戦4敗、防御率5・96と打ち込まれた。1失点完投勝利を収めた20年11月4日以来の同カード白星はならなかった。
報知新聞社
読売坂本選手の2発がなかったら、この試合は勝てていたと思います。それだけに悔しい試合でした。
打線は読売先発の高橋投手に対し、2回表にデビッドソン選手のレフト後方の看板を直撃する特大のゾロホームランで1−0と先制しました。完璧な当たりで、ドリヨシも度肝を抜かれました。
3回表は野間選手の2ベースをきっかけに、1アウト3塁からマクブルーム選手のセカンドゴロの間に1点を挙げて2−0としました。
先発の遠藤投手は3回まで無失点のピッチングでした。ストレートも伸びがあり、コントロールもまずまず良かったと思います。しかし、4回裏、1アウトから読売岡本選手と中田選手に連続四球を与えるなどして2アウト1、3塁とされました。続く読売坂本選手にカウント1−1からレフトスタンドへ3ランを浴びて2−3と逆転されました。連続四球がかなり痛かったですね。このイニングの途中で遠藤投手は治療で一旦ベンチに下がりましたが、原因は遠藤投手が4回表の打席で、読売2番手の横川投手のインコースのカットボールを打った時に手がかなりしびれて感覚がない感じになったそうです。非常に不運な事だったと思います。
6回裏は2番手のケムナ投手が、2アウト1、2塁から読売代打丸選手にライト前タイムリーを浴びて2−4とされました。さらに8回裏は4番手の戸根投手が読売坂本選手にこの日2本目となるソロホームランをレフトスタンドに運ばれ、2−5となり、勝負あったかに見えました。
9回表、読売の守護神大勢投手に対して、1アウト1塁から代打松山選手がセンターへタイムリー2ベースを放ち、3−5。さらに菊池選手がレフト前タイムリーを放ち4−5と1点差まで追い上げました。さらに野間選手がセンター前ヒットを放つなどして1アウト2、3塁と、一打逆転のチャンスを迎えましたが、続く秋山選手、マクブルーム選手が続けて空振り三振に倒れ、4−5で敗れてしまいました。
あと一歩のところまで読売の守護神大勢投手を追い詰めたのは大きいと思います。明日以降必ずや生きてくるはずです。
最初にも書きましたが、読売坂本選手の2発がなければ、この試合は競り勝っていたと思います。
明日はナイターで行われます。カープの先発はコルニエル投手です。前回DeNA戦ではDeNA今永投手と投げ合う好投を見せ、8回途中1失点のナイスピッチングでした。明日も期待していいと思います。読売はグリフィン投手です。8日の広島戦では、5回途中6失点でKOとなっています。打線は苦手意識はないと思いますので、序盤からどんどん攻めていって欲しいですね。
2023年04月27日
4回戦@マツダ 広島3−2中日(延長12回サヨナラ) 守備のミスで失点も8回追いつく!代打韮澤選手がサヨナラ四球奪い取る!菊池選手1500安打達成&5安打の活躍!
【広島】新井貴浩監督「全員で勝ち取った」ベンチ入り野手を全員使い切り延長12回サヨナラ勝利
4/27(木) 22:42配信
日刊スポーツ
広島対中日 12回裏広島2死満塁、サヨナラ四球の韮沢(中央)を迎える新井監督(左)(撮影・加藤孝規)
<広島3−2中日>◇27日◇マツダスタジアム
広島はベンチ入り野手を全員使い切り、延長12回サヨナラで連敗を止めた。
先発九里から6投手陣が2失点(自責0)でつなぎ、12回は2死一、二塁から西川の申告敬遠で回ってきた代打韮沢が、際どいコースも見極めてストレートの四球。押し出しで今季2度目のサヨナラ勝ちを収めた。新井監督は「全員で勝ち取ったサヨナラ勝利だね」と選手をたたえた。
野手全員を使い切る総力戦は、延長12回サヨナラ勝ちをおさめる事が出来ました。今日の勝ちは大きかったですね。
先発の九里投手は4回までランナーを出すも得点を与えませんでした。しかし、5回表、先頭中日カリステ選手のサードゴロの打球をデビッドソン選手がファンブルして出塁を許し、続く中日アキーノ選手のレフトへの大飛球を西川選手がグラブに当てながらも落とし(記録は2ベース)ノーアウト2、3塁とされました。続く中日木下選手にレフトへの犠牲フライを許し0−1と先制されました。
打線は中日先発の柳投手に対し、1回裏、菊池選手が143キロのストレートを捉えると、鋭い打球が中日サードの石川選手のグラブを弾き、内野安打となりました。菊池選手は史上132人目の通算1500安打を達成しました。おめでとうございます!その菊池選手のヒットから1アウト1、2塁とチャンスを広げるも、マクブルーム選手、西川選手は内野ゴロに倒れ先制出来ませんでした。中日柳投手は立ち上がりが不安定なだけに、この1回裏に先制したかったですね。
九里投手は7回71球を投げてわずか2安打、2四死球6奪三振で1失点(自責0)のナイスピッチングでした。ストライク先行で、ゾーンで勝負出来た素晴らしいピッチングでした。そんな九里投手に勝ちをつけてあげたかったですね。
0−1で迎えた7回裏、先頭の坂倉選手がヒット、続くデビッドソン選手のセカンドゴロで1アウト2塁としましたが、上本選手がサードゴロ、代打松山選手がセンターフライに倒れ、なかなか追いつけません。
8回表、島内投手が2アウトから中日代打ブライト選手にプロ初ヒットを打たれました。さらに島内投手自身のボークで2塁にランナーを進めると、続く中日岡林選手のファーストへの内野安打でマクブルーム選手が悪送球して2塁ランナーが生還して0−2とされました。島内投手のボークはかなり痛かったですね。さらにはマクブルーム選手が1塁が間に合わないのに無理して送球したのも反省しなくてはなりません。
しかし、打線が奮起します。8回裏、中日柳投手から代わった中日田島投手に対し、先頭の菊池選手がレフトへ2ベースを放つと、続く野間選手が1塁線を破るタイムリー3ベースを放ち1−2。秋山選手は空振り三振に倒れましたが、続くマクブルーム選手がセンター前タイムリーを放ち、2−2の同点に追いつきました。今のカープ打線の力では、2点差を追いつくのはどうかなと思いましたが、よく追いついてくれました。
2−2の同点で迎えた9回表、3番手の栗林投手が登板しました。先頭の中日木下選手にヒットと、栗林投手の暴投(ドリヨシ的にはキャッチャーの坂倉選手の捕り損ないだと思います)でノーアウト2塁とされました。続く中日溝脇選手に送りバントを決められ1アウト3塁に。続く中日加藤選手のところでカウント2−2からスクイズをしましたが、栗林投手が外し、飛び出した3塁ランナーの中日高松選手もアウトとなり、併殺でピンチを逃れました。ここが今日の試合のポイントだったと思います。
試合は延長戦に入り、10回表は松本投手が2アウトから2安打と四球で満塁のピンチを背負うも、中日細川をセンターフライに打ち取りました。
11回表はターリー投手がランナーを出すも無失点に抑えました。
11回裏、先頭の坂倉選手が四球で代走に大盛選手が送られ、続く代打矢野選手が送りバントを決めて1アウト2塁としましたが、上本選手はピッチャーフライ、続く代打會澤選手はショートフライに倒れ、サヨナラとなりませんでした。
しかし、12回裏、中日砂田投手に対し、先頭の菊池選手がこの日5本目のヒットで出塁。野間選手は送りバント失敗、続く秋山選手はセンターフライに終わりましたが、続く代打磯村選手が四球、西川選手は申告敬遠で2アウト満塁となりました。そして続く代打韮澤選手がストレートの四球を選び、サヨナラ勝ちを飾りました。
本当に勝って良かったと思います。菊池選手の1500安打を勝利で飾ったのも良かったです。選手の皆さん、お疲れ様でした。
しかし、守備でのミスが多いのが気になります。明日以降、ミスのないように引き締めて欲しいと思います。
さて、明日からは東京ドームで読売との3連戦です。カープの先発は遠藤投手です。不甲斐ないピッチングが続いているだけに、明日は一発回答の内容を期待しています。読売は高橋投手です。今季初登板です。昨年9月に左肘の手術を受け、3月に実戦復帰したばかりです。完全ではないと思いますので、攻略は出来ると思います。
2023年04月26日
3回戦@マツダ 広島3−6中日 大瀬良投手4回3失点で2敗目。守備のミスが失点につながり連敗。貯金0に。
【広島】今季初の本拠地連敗で14日ぶりに貯金ゼロ 先発・大瀬良大地が今季最短4回3失点KO
4/26(水) 21:35配信
スポーツ報知
◆JERAセ・リーグ 広島3―6中日(26日・マツダスタジアム)
広島は今季初めて本拠地・マツダスタジアムで連敗を喫し、勝率5割で12日以来、14日ぶりに貯金ゼロとなった。
先発・大瀬良はリフレッシュ期間を挟み中11日で登板。しかし、毎回走者を背負うと、3回1死三塁、細川に左越え二塁打で先制を許した。なおも2死二塁で福永に左前適時打で2点を奪われた。
その裏、2死三塁から菊池の中前適時打で1点差にすると、秋山の右前打で同点に追い付いた。だが、4回2死三塁で捕手・坂倉が捕逸。勝ち越しの走者がホームを踏んだ。
2点を追う7回には西川が3号ソロを右翼ポール際に放り込み、1点差まで追い上げたが、8回に戸根が今季初失点。3点差に広がった。開幕投手を務めた大瀬良は今季最短4回6安打3失点(自責2)で降板。2敗目を喫した。
報知新聞社
今日の試合は終始重苦しい展開でした。中日に押されっぱなしでした。どちらが最下位のチームかわからない程でしたね。
先発の大瀬良投手は中11日での登板でした。1回表、1アウト1、2塁のピンチを招きましたが、中日石川選手をセンターフライ、福永選手を空振り三振に取り先制点を許しませんでした。
しかし、3回表、中日岡林選手に3ベース、中日細川選手にタイムリー2ベースを打たれ1点を先制されました。2アウト後に中日福永選手にタイムリーを浴びて0−2とされました。
今日の打線はデビッドソン選手を7番に下げて、坂倉選手を6番に上げました。
中日の先発涌井投手に対し、2点を先制された後の3回裏、先頭のデビッドソン選手が2ベース。2アウト3塁から菊池選手がセンター前タイムリーを放ち1−2。さらに菊池選手が今季初盗塁を決めて、野間選手が四球を選ぶと、続く秋山選手がライト前にタイムリーを放ち、2−2の同点に追いつきました。
が、4回表に痛いバッテリーミスが出ました。先頭の中日木下選手に2ベースを打たれ2アウト3塁から、中日岡林選手の打席で坂倉選手が大瀬良投手のカーブを捕れず、後逸して2−3と勝ち越しを許しました。坂倉選手のキャッチングは最悪ですね。サイン違いならまだわかりますが、カーブのサインを出して、そのカーブを投げて、それが捕れないというのは、もはや論外です。カープの追い上げに水を差す結果となりました。
大瀬良投手は4回6安打、3失点で降板しました。今日の大瀬良投手は良くなかったです。ストレートはまずまずでしたが、変化球のキレが悪く、甘く入った所を痛打されました。一体何のために休養を取ったのか、全く意味がありません。エースらしからぬピッチングは残念でなりません。
5回表、アドゥワ投手が2アウト1塁から中日福永選手にタイムリー2ベースを浴びて2−4となりました。今日ショートスタメンで入った矢野選手の本塁送球が良ければ、4点目は防げたのですが、その送球が大きくそれてしまいました。
打線は7回裏、先頭の西川選手が中日涌井投手からライトスタンドへソロホームランを放ち、3−4と1点差に迫りました。
しかし、直後の8回表、矢崎投手に代わった戸根投手が誤算でした。先頭の中日木下選手に四球、続く中日龍空選手の送りバントを戸根投手が2塁へ悪送球し、ノーアウト1、2塁になりました。続く中日代打ブライト選手に送りバントを決められ1アウト2、3塁から中日岡林選手に2点タイムリー2ベースを浴びて3−6と、致命的な失点となりました。
8回裏は中日田島投手、9回裏は中日マルティネス投手に無得点で、結局3−6で敗れてしまいました。打線は6安打に終わり、4番のマクブルーム選手は4打席連続4三振を喫してしまいました。
ある意味、自滅的な試合だったと思います。ミスがあまりにも多かったですね。ミスがなければ、試合展開が違っていたはずです。中日相手の試合で、ミスが多いように感じるのは、ドリヨシだけでしょうか。
打線のテコ入れは必要になってきました。4番マクブルーム選手、6番坂倉選手、7番デビッドソン選手は、そろそろ見極めが必要ではないでしょうか。ファームで調子のいい若手選手がいますので、それらの選手を1軍に上げて、積極的に起用した方が、チームにとってはプラスになるはずです。打率1割台の選手をいつまでも起用するのは、チームの士気にも影響します。
明日のカープの先発は九里投手です。連敗を止めるべく、気迫あふれるピッチングを期待します。中日は天敵の柳投手です。明日もタフな試合になりますが、なんとか勝ちをおさめて欲しいですね。
2023年04月25日
今日の広島−中日3回戦は雨天中止となりました。
【速報】プロ野球 広島ー中日(マツタスタジアム)雨で中止
4/25(火) 13:38配信
広島テレビ ニュース
【速報】プロ野球 広島ー中日(マツダスタジアム)雨で中止。WBC優勝トロフィーなどはマツダスタジアム正面エントランスで午後7時まで展示。
今日マツダスタジアムで予定されていた広島−中日3回戦は、雨天中止となりました。
今日はカープは大瀬良投手が先発予定でしたが、明日にスライド登板するのかどうか気になるところです。ドリヨシ的には、おそらくスライド登板するだろうと思います。明日大瀬良投手、27日に遠藤投手が投げて、28日に九里投手、29日にコルニエル投手、30日に床田投手と続くのではないでしょうか。
選手の皆さんはしっかり休んでもらって、明日からの5連戦勝ち越せるように頑張って欲しいと思います。
2023年04月23日
3回戦@マツダ 広島3−4横浜DeNA 逆転負けで2カード連続負け越し。8回ターリー投手同点被弾。9回栗林投手決勝打浴びて3敗目。
広島、守護神・栗林が打たれて2カード連続の負け越し 八回、1死満塁の絶好機も逃す
4/23(日) 16:25配信
デイリースポーツ
9回、楠本に勝ち越し打を許し、ぼう然とする栗林(撮影・田中太一)
「広島3−4DeNA」(23日、マツダスタジアム)
広島は守護神・栗林がDeNA打線につかまり、競り合いを落とした。2カード連続の負け越しとなった。
3−3の九回にマウンドに上がった栗林は1死一、二塁のピンチを背負うと、代打・楠本に右前打を浴び、決勝点を献上。この試合の前まで防御率4・15と調子の上がらない栗林は今季3敗目を喫した。
0−2の三回2死から菊池がDeNAの先発・東の変化球を捉え、左翼スタンドに運ぶ1号ソロを放った。12年連続本塁打となり、「風と声援が後押ししてくれました。まず1点返せて良かったです」と話した。
七回には、DeNAの2番手・エスコバーからマクブルームが待望の今季初アーチを左翼席へ運び、同点。さらに西川の中前打と四球、さらに暴投などで1死二、三塁とすると、代打・松山の内野ゴロの間に勝ち越した。
しかし、八回に4番手のターリーが佐野に同点アーチを被弾。その裏、先頭・菊池の左前打をきっかけに1死満塁のチャンスをつかんだものの、後続が倒れて勝ち越すことができなかった。
かなり痛い1敗になりました。一時逆転に成功したものの、勝ちパターンのリリーフ陣が踏ん張れず逆転負けを喫してしまいました。
先発の玉村投手は2回表1アウトからDeNA桑原選手に四球、DeNA関根選手にヒットを浴びて1、3塁となり、すかさず2盗を決められるなどし、2アウト2、3塁となり、DeNA京田選手にセンター前へ2点タイムリーを浴びて先制されました。DeNA桑原選手に与えた四球が痛かったですね。
打線はDeNA先発ね東投手に対し、3回裏2アウトから菊池選手がレフトスタンドへソロホームランを放ち、1−2としました。
5回裏は先頭の坂倉選手がヒットで出塁も続く堂林選手はライトフライ。続く玉村投手の代打磯村選手はサードゴロ併殺打に倒れて、1点がなかなか入りません。
先発の玉村投手は5回65球数を投げて4安打、2四球2失点で降板しました。今日の玉村投手は制球にやや苦しむ展開が続きました。DeNA京田選手へのあの1球が悔やまれます。
6回から継投に入り、6回表はケムナ投手がDeNA桑原選手にヒットを許すも無失点。7回表は戸根投手が3者凡退に抑えました。ケムナ投手は徐々に安定してきましたね。戸根投手は開幕から好調です。カープに移籍して来て良かったです。
7回裏、打線はDeNA2番手のエスコバー投手の代わり端に先頭のマクブルーム選手が151キロのストレートをレフトスタンド上段に叩き込むソロホームランで2−2の同点に追いつきました。完璧な当たりでしたね。これをきっかけにマクブルーム選手の状態が上がって来て欲しいですね。さらに西川選手のヒットとデビッドソン選手の四球に、DeNAエスコバー投手の暴投でノーアウト2、3塁の勝ち越しのチャンスを迎えました。続く坂倉選手はセンターフライに倒れ、DeNAは3番手の入江投手にスイッチしました。1アウト2、3塁で代打松山選手のショートゴロの間に3塁ランナーの西川選手が抜群のスタートを切り生還。3−2と勝ち越しに成功しました。
しかし、8回表、ターリー投手がDeNA佐野選手にライトスタンドへソロホームランを浴びて3−3の同点に追いつかれました。ここが首脳陣の計算を狂わしてしまいました。
なんとか勝ち越したい8回裏、DeNA伊勢投手に対し菊池選手のヒット、秋山選手の振り逃げ、マクブルーム選手の四球で1アウト満塁の大チャンスを迎えました。しかし、西川選手はファーストゴロ、途中出場の矢野選手はショートゴロに倒れました。ここが今日の試合のポイントとなりました。西川選手の当たりはかなり良かっただけに、とても残念でなりません。
そして、3−3で迎えた9回表、守護神栗林投手が1アウトからDeNA関根選手にヒット、続くDeNA山本選手に送りバントを決められ、続くDeNA代打宮崎選手は申告敬遠で2アウト1、2塁のピンチとなり、続くDeNA代打楠本選手に149キロのストレートをライト前にタイムリーを許し、3−4と勝ち越されました。栗林投手はストレートの伸びがなく、フォークボールのキレも今一つです。腰の状態が気になりますが、大丈夫なのでしょうか。今季早くも3敗目になりますので、メンタル面のケアも必要ですね。
9回裏はDeNA守護神の山崎投手に3者凡退で試合が終わりました。
今季のDeNAはかなり手強いですね。選手の層も厚くなっていますね。DeNAとの試合はおとといや今日みたいな接戦が増えるような気がします。カープも最後まで集中力を切らさず、しっかり戦わなくてはなりません。
さて、あさってからはマツダスタジアムで中日を迎えての3連戦です。足元をすくわれないように、あわよくば3連勝を目指して頑張って欲しいと思います。
2023年04月22日
2回戦@マツダ 広島3−0横浜DeNA 床田投手7回無失点で2勝目!栗林投手7セーブ目!西川選手貴重な2ラン!
広島が完封リレーでDeNAに快勝 床田2勝目、栗林はリーグトップの7S目
4/22(土) 16:40配信
デイリースポーツ
4回、西川が2ランを放つと、ベンチでガッツポーズをして喜ぶ新井監督(撮影・田中太一)
「広島3−0DeNA」(22日、マツダスタジアム)
広島が3投手の完封リレーで10勝目を挙げた。
0−0で迎えた四回。1死一塁から、マクブルームが中前打。センターの桑原が後逸する間に、一走・野間がかえり先制。続く、西川が右翼席に2号2ランを放ち、3点を奪った。
投げては先発の床田が7回を5安打無失点。松本、栗林が無失点でつなぎ、強打のDeNA打線を封じ込んだ。床田は2勝目、栗林はリーグトップの7セーブ目を挙げた。
DeNAは今季初先発の大貫が5回3失点(自責2)と試合を作るも、打線がつながりを欠いた。
今日は床田投手の好投と、リリーフ陣の踏ん張りで勝利しました。昨日の完封負けの借りを返した形になりました。
DeNAの先発は今季初登板の大貫投手でした。カープの今日の打線は菊池選手はベンチスタート。田中広輔選手が1番ショート、セカンドには韮澤選手が入りました。
0−0で迎えた3回裏、先頭の坂倉選手がチーム初安打し、床田投手が送りバントで2塁にランナーを進めましたが、田中広輔選手はファーストゴロで先制できませんでした。
しかし、4回裏、1アウト1塁からマクブルーム選手がセンター前にヒットを放ちました。この打球をDeNA桑原選手が後逸する間に1塁ランナーの秋山選手が一気に生還して1−0と先制しました。続く西川選手がライトスタンドへ2ランを放ち、3−0としました。
先発の床田投手は3回表、先頭のDeNA山本選手にヒットを打たれましたが、続くDeNA大貫投手の送りバントをピッチャーゴロ併殺打に仕留めました。ここでの床田投手のフィールディングは素晴らしかったですね。
3−0で迎えた6回表、1アウトからDeNA佐野選手と代打大田選手の連打で1、2塁のピンチとなりましたが、続くDeNA宮崎選手をサードゴロ併殺打に打ち取りました。結局床田投手は7回90球を投げて5安打5奪三振の無四球の安定したピッチングで今季2勝目を挙げました。
8回表は2番手に松本投手が登板しました。が、DeNA大和選手に四球、続くDeNA山本選手と途中出場のDeNA神里選手に連打され、ノーアウト満塁の大ピンチを招きました。しかし、続くDeNA佐野選手をファーストゴロの3−2−3の併殺打、続くDeNA代打楠本選手をライトフライに打ち取り、ピンチを脱しました。
9回表は守護神栗林投手が登板、先頭のDeNA宮崎選手に四球を与えるも、続くDeNA牧選手をセンターフライ、桑原選手をセカンドゴロ併殺打に仕留めて7セーブ目を挙げました。
今日は勝てたので良かったですが、打線のテコ入れがそろそろ必要になってきたのではないでしょうか。特にデビッドソン選手の打撃は深刻ですね。首脳陣も考えているとは思いますが、明日の試合での打撃内容を見極めてから判断するのかなと思います。
明日のカープの先発は玉村投手です。前回ヤクルト戦では3回5安打5失点と散々たる内容だっただけに、明日はリベンジに燃えるかと思います。DeNAは左腕の東投手です。2戦2勝で防御率0.69です。難敵ですが、明日は右打者がカギを握っています。菊池選手、マクブルーム選手、そしてデビッドソン選手のバッティングに期待しましょう。
2023年04月21日
1回戦@マツダ 広島0−1横浜DeNA コルニエル投手8回途中1失点好投も打線は沈黙で零封負け。首位ヤクルトと1.5差に。
【広島】来日初先発コルニエル、8回途中1失点も…今季3度目の零封負け マツダ連勝は7でストップ
4/21(金) 20:46配信
スポーツ報知
ベンチで手をたたく新井貴浩監督 (カメラ・馬場 秀則)
◆JERAセ・リーグ 広島0―1DeNA(21日・マツダスタジアム)
広島は、今季初対戦となったDeNAに完封負けを喫した。今季初登板で来日初先発のマウンドとなったロベルト・コルニエル投手が、8回途中1失点の好投を見せながら、打線が侍ジャパンの今永昇太投手の前に沈黙。開幕戦からヤクルトに2試合連続で喫して以来、今季3度目の零封負けとなった。
コルニエルは7回まで無失点。両軍無得点のまま迎えた8回は佐野、京田を連続四球で歩かせ、続く宮崎には100球目を左前にはじき返され、無死満塁。牧を三振に仕留めたが、1死から楠本の一ゴロの間に先制点を奪われて降板した。
1点ビハインドとなった8回は、先頭・坂倉がポテンヒットで出塁。上本の犠打で1死二塁の同点機をつくったものの、前夜の阪神戦(甲子園)で決勝の3点二塁打を放っていた代打・松山が空振り三振、菊池が三ゴロに倒れた。
本拠では、新井貴浩監督の初勝利でマツダ通算500勝となった6日の阪神戦から連勝を続けていたが、7でストップした。
報知新聞社
実に悔しい敗戦となりました。今日は打線がDeNA今永投手の前に沈黙し、内野ゴロの間の1失点で敗れてしまいました。
先発のコルニエル投手は来日初先発でした。1回表2アウト1、2塁でDeNA桑原選手をセンターフライに抑え、3回表は1アウト満塁からDeNA牧選手をショートフライ、続くDeNA桑原選手をショートゴロに打ち取り、先制点を与えませんでした。4回以降は7回までDeNA宮崎選手の1安打に抑えました。コルニエル投手は立ち上がりはやや不安定でしたが、尻上がりに調子を上げました。ストレートでグイグイ押すピッチングかと思っていましたが、ストレートと変化球のコンビネーションが抜群で、制球も以前より安定していました。
しかし、8回表、先頭のDeNA佐野選手と京田選手に連続四球を与えてしまいました。この四球が今日の試合のポイントになりました。続くDeNA宮崎選手にヒットでつながれ、ノーアウト満塁の大ピンチを招きました。続くDeNA牧選手を空振り三振に取るも、続くDeNA代打楠本選手のファーストゴロの間に1点を先制されました。ここでコルニエル投手は降板。今日のコルニエル投手は7回2/3、109球を投げて4安打5四死球、4奪三振で1失点と、先発投手としての役割を十分果たしました。強いて指摘するならば、先頭から2者連続四球が痛かったですね。なお2アウト1、3塁でマウンドに上がった今季初登板の矢崎投手はDeNA関根選手をレフトフライに打ち取りました。矢崎投手は今日1軍登録されました。これでカープのリリーフ陣は一層に層が厚くなりました。
9回表はケムナ投手が3者凡退に打ち取りました。
打線はDeNA先発の今永投手に対し、3回まで毎回ヒットを放つも、得点圏にランナーを進められませんでした。
5回裏、2アウトから上本選手がレフト線に2ベースを放ちましたが、続くコルニエル投手は空振り三振に倒れました。6回、7回は3者凡退に終わりました。
0−1で迎えた8回裏、先頭の坂倉選手がヒットで出塁して、代走に大盛選手が入りました。続く上本選手が送りバントを決めて1アウト2塁のチャンスも、代打松山選手は空振り三振、菊池選手はサードゴロで同点に追いつけませんでした。今日の今永投手は完璧でしたね。8回を投げて散発5安打無失点の好投を許してしまいました。
でも、今日はコルニエル投手が好投したのは大収穫だったと思いますし、矢崎投手が1軍に復帰したのも大きいですね。あとはとにかく打線のつながりでしょうか。
明日はデーゲームです。カープの先発は床田投手です。前回ヤクルト戦では6回途中4失点と不甲斐ないピッチングでしたので、リベンジに燃えていると思います。DeNAは大貫投手です。今季初登板です。過去何度か対戦していますが、どちらかと言えばカープは苦手にしているタイプだったと思います。しかし、明日は絶対に負けられません。全員一丸で勝ちを掴んで欲しいですね。
2023年04月20日
5回戦@甲子園 広島7−5阪神 松山選手逆転3点タイムリー!リリーフ陣踏ん張る!栗林投手なんとか逃げ切ってチームの連敗2でストップ!
値千金今季初打点の広島・松山「何とか、連敗を止めたかった」 4回の出番にも準備万端で大仕事
4/20(木) 22:20配信
スポニチアネックス
4回1死満塁、逆転の3点適時二塁打を放ち、ガッツポーズの松山(撮影・北條 貴史)
◇セ・リーグ 広島7−5阪神(2023年4月20日 甲子園)
広島が20日の阪神戦に7−5で勝利し、連敗を2でストップ。阪神3連戦の3連敗を阻止した。
初回から両軍に点が入る忙しい展開。その中で、広島に流れを持ってきたのが、16年目のベテラン・松山だった。2点差を追う4回、1死満塁の絶好機をつくると、阪神・西純から中堅フェンス直撃となる走者一掃の3点適時二塁打。二塁ベース上でガッツポーズで喜んだ。
試合後、ヒーローインタビューに呼ばれた松山は「何とか、連敗を止めたかったので、本当に良い所で打てたと思います」と振り返り、適時打の場面は「とにかく1点でも取れるように。外野フライでもいいと思って打席に立ちました」と説明した。
序盤から試合が動く展開で、代打の切り札とも言える松山が4回に登場したのも異例だった。代打の準備に関しては「結構、急ぎでしたけど、いつでもいけるようにはしていました」と明かし、放物線となった打球に「とにかく抜けてくれ」と願いを込めて走ったという。
首位から転落した広島だが、首位・阪神に3連勝は許さず、セ・リーグは再び混戦模様。松山は「今はすごく良い雰囲気で、一体感もあって、良い流れが来ていると思うので、これからもしっかり準備をして、チームの力になれるようにやっていきたい」と今後に力を込めていた。
2回までの試合展開を見ると、今日も敗戦濃厚かなと心配しましたが、ベテランの一振りで試合の流れを変えてくれました。
打線は阪神先発の西純矢投手に対し、1回表、菊池選手と野間選手の連打と秋山選手の四球でノーアウト満塁のチャンスを迎えました。続くマクブルーム選手がセンター前にポトリと落とすタイムリーで1点を先制。続く西川選手が犠牲フライを打ち、この回2点を先制しました。
しかし、今季初登板のアンダーソン投手が立ち上がりから大乱調でした。1回裏、阪神近本選手と中野選手の連打でノーアウト1、3塁から阪神ノイジー選手にライトへ犠牲フライを許し2−1。さらに阪神大山選手にヒット、続く阪神佐藤選手に四球ヲ与え、1アウト満塁とされると、阪神井上選手にライト前にタイムリーを浴びて2−2の同点になりました。さらに阪神梅野選手のショートゴロの間に1点を失い、2−3とあっさり逆転を許しました。
さらに2回裏は1アウトから阪神近本選手、中野選手、ノイジー選手に3連打を浴びて満塁のピンチを背負うと、阪神大山選手にレフト前にタイムリーを浴びて2−4とされました。アンダーソン投手は2回66球を投げて8安打で4失点と散々たる内容でした。アンダーソン投手はもう1軍での登板はないかもしれませんね。
打線は2−4で迎えた4回表、西川選手とデビッドソン選手の連打と坂倉選手の四球でノーアウト満塁のチャンスが到来しました。1アウト後、代打の松山選手がセンターフェンス直撃の走者一掃のタイムリー2ベースを放ち、5−4と一気に逆転しました。今季の松山選手は代打専門になっていますが、勝負強さが光っています。松山選手は今季初打点となりました。
リリーフ陣は3回はケムナ投手、4回、5回は戸根投手が抑えました。6回裏は島内投手が2アウト1、2塁のピンチを招きましたが、阪神ノイジー選手を空振り三振に仕留めました。7回裏は松本投手が阪神大山選手に四球を与えましたが、得点を与えませんでした。
打線は8回表、デビッドソン選手が2ベースで出塁し、代走に矢野選手が送られました。続く坂倉選手のファーストゴロの打球を阪神大山選手が後逸し、矢野選手が生還して6−4となりました。さらに代打上本選手のヒットで1アウト1、3塁とし、菊池選手のサードゴロの間に1点を挙げて7−4となりました。地味ですが、この1点は大きかったですね。
8回裏はターリー投手が3人で抑えました。そして9回裏、守護神の栗林投手が登板しましたが、阪神中野選手のセンター前ヒットに秋山選手の後逸もありノーアウト3塁とされ、続く阪神ノイジー選手にタイムリーを浴びて7−5とされました。さらに阪神大山選手にヒットを許してノーアウト1、2塁とされました。このピンチで新井監督が直々にマウンドに向かい、栗林投手を激励しました。「お前で打たれたら本望だから。思い切って投げろ」と言ったそうです。その後栗林投手は阪神佐藤選手をレフトフライ、続く阪神代打原口選手をショートライナーに打ち取り、2塁ランナーが飛び出して帰塁できず封殺の併殺で試合が終わりました。新井監督が激励した後の栗林投手はかなり気合いが入っていましたね。
これで同一カード3連敗は回避できました。この1勝は大きいです。これで同率首位のヤクルトと阪神に0.5ゲーム差に迫りました。
さて、明日からはマツダスタジアムでDeNAとの3連戦です。明日のカープの先発はコルニエル投手です。1軍での先発は初めてになります。ファームで先発登板していましたが、安定した内容でした。秘密兵器発動といったところでしょうか。DeNAは今永投手です。14日の2軍戦では、6回10奪三振1失点のほぼ完璧なピッチングをしています。難敵なのは間違いないですが、粘りの攻撃で攻略したいところです。今日デビッドソン選手が2安打していますので、少し期待しています。