2023年04月09日
3回戦@マツダ 広島4−2読売 デビッドソン選手2試合連続弾!田中選手2年ぶりHR!玉村投手7回途中1失点好投で今季初勝利!
広島 4連勝で借金一気に返済!デビッドソン2戦連発&広輔584日ぶり一発 先発・玉村も粘投
4/9(日) 16:09配信
スポニチアネックス
4回、本塁打の田中を出迎える新井監督 (撮影・西川祐介)
◇セ・リーグ 広島4−2巨人(2023年4月9日 マツダ)
広島が、9日の巨人戦に4−2と逆転勝ちし、これで4連勝。開幕4連敗から一気に勝率5割に戻した。本拠地マツダスタジアムでの巨人3連戦3連勝は、21年10月8日〜10日以来、2年ぶりとなった。
打線が引っ張った。初回、オコエに先頭打者弾を浴びるスタートとなったが、3回に秋山の同点適時打と、マクブルームの犠飛で勝ち越しに成功。4回には先頭のデビッドソンが赤星の直球を右翼席に運び、2試合連発となる4号ソロを放った。これで6試合連続打点となる一打でけん引すると、1死後に今度は田中が初球スライダーを捉えて右越えソロ本塁打。21年9月2日DeNA戦以来、実に584日ぶり一発で巨人を突き放した。
力強い援護に、先発・玉村も応えた。4回以外は毎回走者を出したが、7回途中まで7安打を浴びながらも初回の一発のみに抑える1失点の好投。99球で5奪三振の力投に、降板後のベンチでは新井監督とガッチリ握手を交わした。
9回には栗林が中田にソロ弾を浴びたが、態勢に影響なし。開幕から4連敗という悪い流れが、5日・阪神戦の雨天中止から好転し、“最短”での借金返済となった。
今日は逆転勝ちで開幕4連敗から一気に4連勝で借金を返済しました。いよいよカープが波に乗ってきましたね。
打線は読売の先発赤星投手に対し、0−1で迎えた3回裏に1アウトから菊池選手と野間選手の連打で1、3塁とすると、秋山選手がライト前タイムリーを放ち、1−1の同点に追いつきました。野間選手の時のエンドランが効きましたね。さらに1、3塁からマクブルーム選手がセンターへ犠牲フライを放ち、2−1と勝ち越しました。マクブルーム選手はケースバッティングがしっかり出来ています。追い込まれると、センター中心のバッティングに切り替えて、無理に引っ張らないのがいいですね。
4回裏はデビッドソン選手がリーグ単独トップで2試合連続の4号ソロホームランをライトスタンドへ叩き込みました。デビッドソン選手がだんだん止まらなくなってきましたね。さらに続く田中選手もライトスタンドへソロホームランを放ち、4−1とリードを広げました。田中選手のホームランは2021年9月2日、横浜のDeNA戦以来となりました。これで田中選手のショートスタメンは揺るぎないものとなったと思います。田中選手がヒーローインタビューで少しウルっときているのを見て、ドリヨシも胸が熱くなりました。
先発の玉村投手は1回表、読売オコエ選手に初球のストレートをレフトスタンドへ運ばれる先頭打者ホームランを浴びて先制されました。読売オコエ選手は完全にストレートに山を張っていたところにストレートを投げてしまいました。キャッチャー坂倉選手の配球ミスだと思います。
しかし、玉村投手は2回以降はヒットを打たれるも要所を締めて得点を与えませんでした。7回表、2アウト1塁で降板しました。結局6回2/3、99球を投げて7安打、無四球、5つの三振を奪い1失点の好投で今季初勝利を挙げました。ストライク先行のピッチングが出来ており、変化球もよくキレていました。前回のヤクルト戦よりも内容はかなり良かったと思います。2番手に松本投手が登板し、読売松田選手を見逃し三振に取りました。
8回表はターリー投手が打者3人でピシャリと抑え、9回表は栗林投手が登板。読売中田選手にソロホームランを浴びるも3試合連続でセーブを挙げました。この読売中田選手のホームランも防げたと思います。初球、2球目と変化球がボールになった後のストレートをジャストミートされました。ストレートに山を張っている中でのストレートですから、打たれるべくして打たれた感じです。キャッチャー坂倉選手の配球に問題ありかなと思います。
チームはこれで開幕4連敗の後、5日の中止の試合の後4連勝で借金を一気に返済しました。カープの本当の力はここから発揮です。上位を脅かす存在になりそうですね。
さて、次はあさってからバンテリンドームで中日との2連戦です。鬼門とされるバンテリンドームですが、今のカープの勢いと中日のチーム状態を考えると、2連勝は可能かなと思います。一気に貯金を作って、再びマツダに帰ってヤクルトを叩きたいところですね。
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/11935934