2024年09月05日
22回戦@横浜 広島3−4横浜DeNA(延長11回サヨナラ) 11回小園選手勝ち越しタイムリーも逆転サヨナラ負け。今季5度目の同一カード3連敗で首位陥落。
広島 大激痛の11回逆転サヨナラ負け 幕切れは押し出し四球 3連敗で首位陥落 巨人が首位浮上
9/5(木) 22:19配信
デイリースポーツ
10回、選手交代を告げた新井監督(撮影・佐々木彰尚)
「DeNA4−3広島」(5日、横浜スタジアム)
広島が十一回に逆転サヨナラ負け。3連敗を喫し、首位から陥落した。3連敗は7月5〜9日に4連敗を喫して以来。同一カード3連敗は今季5度目となった。
小園の適時打で1点を勝ち越した十一回、塹江が先頭佐野に安打を許して交代。松本が登板したが、オースティンに四球を与え、牧に適時二塁打で同点。2死満塁までこぎ着けたが、松本が押し出し四球を与えた。
先発・床田は6回4安打2失点。二回は8番・京田に左前適時打を浴びて先制を許した。六回は2死三塁からオースティンに内角球をはじき返されて2点目の適時打を食らった。今季3戦2勝だったDeNA相手に自己最多を更新する12勝目とはならず。今季21度目のQSは達成した。
打線は前半の拙攻が響いた。初回無死二塁、1点を追う五回は相手の失策などでもらった無死一、三塁を逃した。
七回は小園が伊勢から中前適時打。八回は菊池がウェンデルケンから左越えの同点適時二塁打を放った。延長十一回に小園の適時打で勝ち越したが、3連投の松本が力尽きた。
勝ちきらなければならない試合を落としてしまいました。今日の試合はカープの拙攻が試合をもつれさせて、最後はサヨナラ負けという、最悪の結果になってしまいました。
スタメンは1番センター秋山選手、2番ライト野間選手、3番サード小園選手、4番レフト末包選手、5番ファースト坂倉選手、6番キャッチャー石原選手、7番セカンド菊池選手、8番ショート矢野選手、9番ピッチャー床田投手のオーダーを組みました。
DeNAの先発のケイ投手に1回表、秋山選手がレフトオーバーの2ベースも野間選手は空振り三振、小園選手はレフトフライ、末包選手がショート内野安打で2アウト1、3塁としましたが坂倉選手は空振り三振に倒れました。野間選手の空振り三振はいただけませんね。進塁打を打っていれば展開は変わっていたと思います。ドリヨシは何度も主張していますが、2番は菊池選手が適任だと思います。
先発の床田投手は今季22度目の登板で、試合前まで11勝5敗、リーグ6位の防御率1.81。前回の8月28日の中日戦(バンテリン)は7回1/3を7安打1失点で勝ち投手になりました。今季のDeNA戦は4度目の登板、2勝0敗も防御率2.84はセ・リーグ対戦球団別では最も相性が悪い相手です。
床田投手は1回裏、DeNA梶原選手をショートゴロ、蛯名選手と佐野選手をともにセカンドゴロとわずか8球で3人を抑える立ち上がりでした。
2回表の攻撃で1アウトから菊池選手がレフト線に2ベースも矢野選手、床田投手はともにショートフライに終わりました。
床田投手は2回裏1アウトからDeNA牧選手に四球、宮崎選手をセンターフライも山本選手にレフト前ヒットで1、2塁とされると京田選手にレフトへタイムリーを流し打たれ0−1と先制されました。
3回表は秋山選手、野間選手、小園選手と1番からの打線もランナーを出せません。4回表は末包選手が空振り三振、坂倉選手はサードゴロ、石原選手は空振り三振と快音が出ません。
床田投手は4回裏、先頭のDeNAオースティン選手に四球も牧選手をレフトフライ、自らの牽制でオースティン選手を刺し宮崎選手をサードゴロに打ち取りました。
5回表の攻撃で菊池選手のセカンドゴロをDeNA牧選手が悪送球で2塁へ。矢野選手がサード前にセーフティバントを決めノーアウト1、3塁の好機に。床田投手は空振り三振、秋山選手は浅いライトフライ、野間選手は四球で2アウト満塁も小園選手はセンターフライで本塁が遠かったです。秋山選手のところでなんとかしなくてはいけませんね。その前の床田投手の所で送りバントで2、3塁にしておけば、展開が変わっていたかもしれません。
床田投手は5回裏もDeNA山本選手、京田選手、ケイ投手の下位打線を3者凡退に抑えました。しかし打線は6回表1アウトから坂倉選手が四球も石原選手はセンターフライ、菊池選手は空振り三振とチャンスを作れません。
床田投手は6回裏、先頭のDeNA梶原選手にライト線に2ベース、蛯名選手の送りバントで1アウト3塁のピンチに佐野選手を空振り三振もオースティン選手にレフトへタイムリーを弾き返され、0−2となりました。床田投手は6回を88球、4安打、2四球、1奪三振の2失点(自責2)で降板しました。床田投手は普段の床田投手のピッチングを展開し、悪くはなかったと思います。6回2失点ですから、十分役割は果たしたと思います。
7回表の攻撃は矢野選手はセカンドゴロ、代打の中村奨成選手はファーストファウルフライ、秋山選手は四球で2アウト1塁に。ここでDeNAは2番手の伊勢投手に交代。野間選手がライト前ヒットで2アウト1、3塁から小園選手がセンターへタイムリーを運び、1−2としました。
なお2アウト1、2塁でDeNA3番手の中川投手に末包選手は空振り三振に倒れました。末包選手がここ最近ブレーキですね。
7回裏は2番手の島内投手が2アウト2塁とされましたが代打のDeNA筒香選手をセンターフライに打ち取りました。
8回表の攻撃はDeNA4番手のウェンデルケン投手に1アウトから石原選手が死球で代走の羽月が2盗を決めました。1アウト2塁から菊池選手が左中間にタイムリー2ベースを弾き返し2−2の同点に追いつきました。矢野選手はセカンドゴロで2アウト3塁から代打の堂林選手が空振り三振で勝ち越せません。
8回裏は3番手のハーン投手がDeNA梶原選手を空振り三振、蛯名選手をショートゴロ、佐野選手をセカンドゴロと3人で退けました。
9回表、先頭の秋山選手がレフト前ヒット、代打の上本選手の送りバントで1アウト2塁、小園選手は申告敬遠、1アウト1、2塁から末包選手はセカンドフライ、坂倉はセカンドゴロで勝ち越せません。
9回裏、4番手の守護神の栗林投手がDeNAオースティン選手を空振り三振、牧選手をピッチャーゴロ、宮崎選手をサードゴロに打ち取りました。10回表の攻撃は代打の田中選手はセカンドゴロ、菊池選手と矢野選手は連続空振り三振に倒れました。
10回裏は5番手の森浦投手が先頭のDeNA山本選手に四球で代走に林選手、京田選手の送りバントで1アウト2塁、代打の伊藤選手をショートフライ、梶原選手を申告敬遠で1、2塁も蛯名選手を空振り三振に取りサヨナラのピンチを逃れました。
2−2で迎えた延長11回表、DeNA6番手の佐々木投手に2アウトから途中出場の上本選手がライト前ヒット、小園選手がライト線にタイムリー2ベースを弾き返し、3−2と勝ち越しました。しかし、11回裏は6番手の塹江投手が先頭のDeNA佐野選手にレフト前ヒットで代走に関根選手、7番手の松本投手に代わりオースティン選手にフルカウントから四球で代走に知野選手、ノーアウト1、2塁からDeNA牧選手にタイムリー2ベースで3−3の同点、宮崎選手に申告敬遠でノーアウト満塁から大和選手、京田選手を打ち取るも2アウト満塁から途中出場の伊藤選手にカウント3−1から押し出し四球を与えサヨナラ負けとなりました。今季5度目の同一カード3連敗です。
今日は読売がヤクルトに勝利したため、首位が入れ替わりました。首位読売と2位広島のゲーム差は0.5です。そして、2位広島と3位阪神のゲーム差は2.5に縮まりました。振り向けば虎がいます。
さて、下を向く暇はありません。明日からはマツダスタジアムで中日との3連戦です。明日のカープの先発は大瀬良投手です。連敗ストップは大瀬良投手の右腕にかかっています。中日は松葉投手です。なんとしても攻略して、どんな形でもいいので勝たなくてはなりません。
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