2024年08月27日
17回戦@バンテリンドーム 広島1−2中日 末包選手先制タイムリーも、矢野選手の拙守絡み逆転負け。1ヶ月ぶりの連敗で2位読売とゲーム差なしに迫られる。
広島 ミスから痛恨の逆転負け 苦手の中日本拠地で5連敗 名手・矢野の失策から森下が踏ん張れず
8/27(火) 20:57配信
デイリースポーツ
4回、2失点した森下は、唇をかむ(撮影・市尻達拡)
「中日2−1広島」(27日、バンテリンドーム)
広島が痛恨の逆転負けでバンテリンドーム5連敗となった。四回に遊撃の名手・矢野雅哉内野手の失策が絡んで逆転を許した。2連敗となり、連敗は7月28日以来、1カ月ぶりとなった。
森下と高橋宏斗の投げ合い。1点勝負が想定されていた中でミスが勝敗を分けた。1点リードで迎えた四回。1死から細川の高く弾んだゴロを遊撃手・矢野がグラブに当てながらも、後ろにそらして記録は内野安打で出塁を許した。その後2死一塁でのカリステのゴロも矢野がファンブル。攻守交代のところが一転してピンチが拡大すると、森下が石川昂弥に右翼への決勝の逆転2点適時二塁打を浴びた。
前戦の25日・阪神戦でも2点リードの三回2死から近本のゴロを捕球した菊池の送球を一塁手・坂倉が後逸(記録は内野安打)。そこから5連打で逆転負けを喫していた。優勝争いを初めて経験する選手も多い中、守備のほころびが勝敗に直結する試合が続くことになった。
打線では三回に末包が三塁線を破る先制適時二塁打を放った。高橋宏斗から今季26イニング目にして初得点を挙げた。幸先良く得点したが、逆転を許して以降は相手のペースにのみ込まれた。
鬼門・バンテリンドームでは5連敗で2勝6敗1分けとなった。中日との対戦成績は6勝10敗1分け。対セリーグ球団で唯一負け越している。
何かキツネにつままれたような試合でした。どうしてカープがバンテリンドームで試合をすると、重苦しい雰囲気になるのでしょうか。4回裏に魔が差したような守備で、逆転を許してしまいました。
先制したのはカープでした。3回表、中日先発の高橋宏斗投手を攻め、先頭の森下投手が四球で出塁。秋山選手がライト前ヒットで1、2塁とします。野間選手はショートフライ、小園選手は空振り三振に倒れましたが、末包選手がレフト線へのタイムリー2ベースを放ち、1−0と先制しました。今季中日高橋宏斗投手から初めての得点になりました。しかし、このイニングで、野間選手あるいは小園選手が進塁打を打っていれば、2点入っていました。こういった細かい所でのチームバッティングが出来なかったのも今日の敗因かもしれません。
森下投手はこの1点を守りきらなくてはならない、そんな試合でした。今日の森下投手は調子は良かったと思いました。しかし、4回裏に落とし穴がありました。1アウトから中日細川選手の叩きつけたショートへの当たりを矢野選手が弾いて内野安打となりました。2アウト後、中日カリステ選手のショートゴロの当たりを矢野選手が後逸して1、2塁とされます。続く中日石川選手にライト線ライン際に2点タイムリー2ベースを浴びて1−2と逆転を許しました。矢野選手がしっかりアウトにしていれば、このような結果にはなっていませんでした。悔やんでも悔やみきれません。今夜矢野選手は眠れないかもしれませんね。
試合はそのまま1−2で敗戦となりました。
連敗は今月初めてで、7月28日以来、1ヶ月ぶりとなりました。今季59勝47敗5分けの貯金12となり、2位読売が勝利したため、ゲーム差はなしになり、勝率の差でカープがかろうじて首位という状態です。
明日は絶対に負けられない試合です。どんな形でもいいので勝たなくてはなりません。明日のカープの先発は床田投手です。前回読売戦では7回5安打1失点と好投しています。床田投手には完封するくらいの気迫でもってのピッチングに期待しましょう。中日は小笠原投手です。中11日の登板となります。カープ打線のキーマンはズバリ、堂林選手だと思います。今日の試合、9回表2アウトから、中日マルティネス投手から2ベースを放っており、好調をキープしています。明日は価値ある一発を放ってくれるのではないでしょうか。
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