2024年08月25日
21回戦@マツダ 広島2−1阪神 末包選手決勝2点タイムリー!大瀬良投手6回途中1失点粘投で5勝目!2位読売と2ゲーム差キープ!
広島・4番の力で阪神に競り勝った!末包昇大が決勝2点二塁打!
8/24(土) 21:55配信
サンケイスポーツ
お立ち台でポーズをとる広島・大瀬良大地と広島・末包昇大=マツダスタジアム(撮影・渋井君夫)
(セ・リーグ、広島2ー1阪神、21回戦、広島11勝9敗1分、24日、マツダ)マツダスタジアムを赤く染めるスタンドの大声援を背に4番が役割をまっとうした。首位に立つ広島と3位阪神との直接対決第2戦。188センチ、112キロの巨漢打者・末包昇大外野手(28)が先制の2点二塁打を放った。
「きのうは相手に先制されてやられたので、きょうは先制することができて良かったです。ダイチ(大瀬良)さんの援護点にもなって良かったです」
0─0の三回1死から秋山が左前打、中村奨が四球でつなぎ、一、二塁とチャンスを広げた。小園凡退と相手のバッテリーエラーで2死二、三塁とし、末包が門別の高めの速球を逆方向となる右中間へ。二塁に到達すると両手を上げて喜んだ。
この日は、21日の巨人戦(東京ドーム)の試合中にボールがふくらはぎに当たり、2試合連続でスタメン外となっていた秋山が、3試合ぶりにスタメン復帰した。一回先頭で中前へクリーンヒットを放つと三回1死では左前打を放って先制点をお膳立て。最多安打4度を誇るヒットメーカーが存在感を発揮した。
チームは20─22日の2位巨人との3連戦を2勝1敗で勝ち越し。東京から広島への移動日ゲームだった23日の阪神との第1戦は1─3で落としたが、この日は3試合ぶりに先制に成功。阪神の終盤の攻撃を凌ぎ、1点差で逃げ切った。2018年以来のリーグ優勝に向けて突っ走るナインが本拠地で躍動した。(柏村翔)
今日勝てたので、ドリヨシはホッとしました。全国のカープファンも同じ思いだったと思います。もし、阪神に3タテを食らったら、セ・リーグの優勝争いは広島、読売、阪神の三つ巴に再びなるところだっただけに、今日の勝ちは大きかったですね。
先発の大瀬良投手は今季19度目の登板で、試合前まで4勝3敗、両リーグ1位の防御率1.37。前回の8月17日のヤクルト戦(神宮)は6回途中で今季ワースト6失点の負け投手で、自身2連敗中でした。今季の阪神戦は5度目の登板で、1勝0敗、防御率1.04でした。
大瀬良投手は1回表、阪神近本選手と中野選手をセカンドゴロ、森下選手にセンター前ヒットも佐藤選手をサードフライに打ち取りました。
秋山選手が3試合ぶりにスタメンに入りました。1番センター秋山選手、2番レフト中村奨成選手、3番サード小園選手、4番ライト末包選手、5番ファースト坂倉選手、6番セカンド菊池選手、7番ショート矢野選手、8番キャッチャー會澤選手、9番ピッチャー大瀬良投手のオーダーを組みました。
阪神の先発の門別投手に1回裏、秋山選手がセンター前ヒットも中村奨成選手はセカンドフライ、小園選手もセカンドフライ、末包選手は空振り三振とランナーも進められませんでした。
2回裏の攻撃で坂倉選手と菊池選手の連打でノーアウト1、2塁も矢野選手はライトフライ。會澤選手の打席で阪神坂本選手のパスボールも菊池選手は2塁に進めず、1死1、3塁から會澤選手はショートゴロ併殺打に倒れ先制できませんでした。
大瀬良投手は2回表、先頭の阪神大山選手に四球も前川選手をショートゴロ併殺打、木浪選手を見逃し三振に取り3回は3者凡退に抑えました。
3回裏の攻撃で1アウトから秋山選手がレフト前ヒット、中村奨成選手は四球で1、2塁に。小園選手は強烈なファーストライナー、末包選手の打席で阪神門別投手の暴投で2、3塁から末包選手が右中間に2点タイムリー2ベースを弾き返し、2−0と先制しました。
大瀬良投手は4回表1アウトから阪神森下選手にセンター前ヒットも佐藤選手をピッチャーゴロ併殺打に仕留め5回表は阪神大山選手、前川選手、木浪選手を3人で退けました。
しかし、大瀬良投手は6回表1アウトから代打の阪神渡邉選手と近本選手に連続四球、中野選手を空振り三振に取り森浦投手にスイッチしました。森浦投手は2アウト1、2塁から阪神森下選手にセンターへタイムリーを運ばれ2−1となりましたが、佐藤選手はレフトフライに打ち取りました。
大瀬良投手は5回1/3を90球、2安打、3四球、3奪三振の1失点(自責1)で5勝目を挙げました。大瀬良投手は最近6回か7回に集中打を浴びて大量失点しているだけに、今日も6回に連続四球を与えた時には、かなりヤバいなと感じました。新井監督も同じように感じていたらしく、阪神中野選手を三振に取った所でスパッと森浦投手にスイッチしました。ドリヨシ的には、大瀬良投手はスタミナがなくなっているのではと感じています。次回登板は大瀬良投手のスタミナにも注目です。
6回裏の攻撃で阪神2番手の伊藤投手に小園選手がレフト前ヒットも末包選手がセカンドゴロ併殺打に。坂倉選手と菊池選手の連打で2アウト2、3塁としましたが矢野選手はピッチャーゴロで追加点が奪えませんでした。
7回表は3番手の島内投手が先頭の阪神大山選手にレフト前ヒット、前川選手に死球でノーアウト1、2塁から木浪選手を送りバント失敗の三振、坂本選手の代打の糸原選手をレフトフライ、代打の原口選手をショートゴロに打ち取り無失点で切り抜けました。島内投手はまだ調子のいい時ではないですね。ランナーを出しながらなんとか抑えるピッチングが続いています。シーズン最終盤にかけて、状態を上げて来てくれると信じています。
8回表は4番手のハーン投手は先頭の阪神近本選手にファースト内野安打、中野選手の送りバントで1アウト2塁とされましたが、森下選手をライトフライ、佐藤選手を3球で空振り三振に斬って取りました。前回登板の読売戦では、読売岡本選手に決勝3ランを浴びて、心身共に心配していましたが、今日はそれを払拭するピッチングが出来たと思います。
2−1で迎えた9回表。5番手の栗林投手が阪神大山選手をライトフライ、代打の島田選手を空振り三振、木浪選手をファーストゴロに抑えリーグトップタイの34セーブ目を挙げました。
チームは59勝45敗5分けの今季最多タイの貯金14としました。2位の読売とは2ゲーム差のままで、3位阪神とは5ゲーム差に広げました。
さて、明日も負けられない試合です。明日のカープの先発は森投手です。前回の阪神戦では5回3安打1失点で今季初勝利を挙げました。明日も好投してくれると思います。7回2失点でまとめてくれると勝機はあると思います。阪神は大竹投手です。前回中日戦は3回5安打3失点で敗戦投手になっています。また、前回の広島戦は7回途中4失点で、カープが初めて大竹投手に土をつけました。もう天敵だとは言わせません。明日も大竹投手を早々とKOしましょう。
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