2024年08月20日
17回戦@東京ドーム 広島8−3読売 末包選手3安打5打点の活躍!森下投手5回3失点粘投で10勝目!2位読売と2ゲーム差に広げる!
【広島】首位攻防第1Rで巨人圧倒で2差!“Gキラー”末包が3安打5打点 今季最多の貯金14
8/20(火) 21:15配信
スポーツ報知
4回2死満塁、末包昇大の走者一掃の3点適時二塁打に喜ぶ新井貴浩監督(中央)ら広島ベンチ(カメラ・今成 良輔)
◆JERAセ・リーグ 巨人3―8広島(20日・東京ドーム)
広島は、3連勝で優勝マジック30が点灯する首位攻防3連戦の第1ラウンドで巨人を圧倒した。今季最多を更新する貯金14とし、2位まで2ゲーム差に広げた。
末包昇大外野手が“Gキラー”の本領を発揮した。初回1死一、二塁から先制決勝の2点二塁打、4回2死満塁から走者一掃二塁打で22年5月8日以来、自身2度目の最多タイ5打点。26打席連続無安打を止めた17日のヤクルト戦(神宮)から3戦で8安打、2本塁打、7打点と、どん底から驚異のV字回復だ。
もう一人の“Gキラー”森下も、5回3失点と粘って10勝目を手にした。2年ぶり3度目の2ケタ到達。巨人戦は21年8月24日に黒星を喫して以降、これで12戦負けなしの8連勝となった。
報知新聞社
今日は息詰まる投手戦を予想していたのですが、広島森下投手、読売山崎投手の両先発投手がピリッとせず、試合前半は打撃戦となりました。が、我らがカープのジャイアンツキラーの末包選手が大暴れで結果快勝となりました。首位攻防の初戦を取ったのは大きいですね。
スタメンは1番センター秋山選手、2番ライト野間選手、3番サード小園選手、4番レフト末包選手、5番ファースト坂倉選手、6番セカンド菊池選手、7番ショート矢野選手、8番キャッチャー會澤選手、9番ピッチャー森下投手のオーダーを組みました。
読売の先発山ア投手に1回表、秋山選手はレフト前ヒット、野間選手は四球、小園選手は送りバント失敗のキャッチャーゴロで1アウト1、2塁に。続く末包選手がレフト線に2点タイムリー2ベースを運び、先制しました。
先発の森下投手は今季17度目の登板で、試合前まで9勝4敗、リーグ2位の防御率1.58。前回の8月10日の阪神戦(京セラドーム大阪)は9回を116球、5安打、3四死球、7奪三振の1失点(自責1)で完投勝利を挙げました。今季の読売戦は4度目の登板で、1勝0敗、防御率2.79。読売戦は2021年10月10日からシーズンを挟んで7連勝中でした。
森下投手は1回裏、読売丸選手をファーストゴロ、吉川選手をピッチャーゴロ、モンテス選手を見逃し三振と3者凡退に抑える立ち上がりでした。
しかし森下投手は2回裏、先頭の読売岡本選手にレフトスタンドへ19号ソロを放り込まれ、2−1となりました。
3回表の攻撃で1アウトから小園選手が振り逃げ、末包選手はレフト前ヒットで1、2塁としましたが坂倉選手は見逃し三振、菊池選手はセンターフライに倒れました。
森下投手は3回裏1アウトから読売吉川選手にショート内野安打もモンテス選手をレフトフライ、岡本選手をセンターフライに打ち取りました。
打線は4回表、矢野選手と會澤選手の連打、続く森下投手はバスターからショート内野安打でノーアウト満塁の絶好のチャンスに。しかし、秋山選手と野間選手は連続空振り三振に倒れ、2アウト満塁になりました。それでも続く小園選手がフルカウントから押し出しの四球を選び、3−1としました。2ストライクと追い込まれながらも、四球を選んだ小園選手は見事でした。このチャンスで無得点だったら、間違いなく流れは読売に傾いていたはずです。この押し出し四球が今日の試合のポイントだったと思います。
さらに末包選手がレフト線に走者一掃のタイムリー2ベースを弾き返し、続く坂倉選手もセンターへタイムリーを飛ばし、7−1とリードを広げました。
森下投手は4回裏2アウト1塁から読売浅野選手にライトオーバーのタイムリー3ベースを打ち返され、7−2に。さらに代打の読売オコエ選手に四球、1、3塁から読売丸選手にセカンドへタイムリー内野安打を打たれ、7−3となりました。
森下投手は5回裏2アウトから読売大城選手にセンター前ヒット、坂本選手に四球で1、2塁とされましたが門脇選手をセカンドゴロに打ち取りました。森下投手は5回を99球、8安打、2四球、2奪三振の3失点で降板しました。森下投手のレベルから考えると、今日は不甲斐ないピッチングだったと思いますが、5回まで悪いなりによく粘ったと思います。會澤選手も苦心のリードだったと思いますが、本当によく粘りました。
6回裏は2番手の森浦投手が1アウトから代打の読売泉口選手にショート内野安打、丸選手に死球で1アウト1、2塁も吉川選手をショートゴロ、モンテス選手を空振り三振に斬って取りました。
7回裏は3番手のハーン投手が1アウトから読売大城選手に2ベースを浴びるも、坂本選手をショートゴロ、門脇選手をショートゴロに3塁へ進塁を狙った読売大城選手を矢野選手が3塁で封殺しました。
8回表の攻撃で2アウトから秋山選手がライト前ヒット、野間選手はセンター前ヒットで1、3塁とすると小園選手がレフトへタイムリーを流し打ち、8−3とリードを広げました。小園選手のヒットで先発全員安打を記録しました。
8回裏は4番手の島内投手、9回裏は5番手の黒原投手がともに読売打線を3者凡退に抑えました。
チームはこれで2連勝で57勝43敗5分けの今季最多貯金14としました。2位読売に2ゲーム差としました。明日、あさってと読売に連勝すれば、我らが広島東洋カープに優勝へのマジック30が点灯します。
さて、明日のカープの先発は床田投手です。今季防御率は1.87ですが、対読売となると2.77と悪くなっています。明日は床田投手がどれだけ雑念を捨てて、無心でピッチングが出来るかどうかだと思います。最初から飛ばして欲しいですね。読売はグリフィン投手です。対広島はここまで2度先発し、いずれも来日後最多となる12奪三振をマークしています。しかし、まだ白星は献上していません。明日は右打者に頑張ってもらわないといけません。今日大活躍した末包選手はもちろん、グリフィン投手に相性が良い菊池選手(明日は2番で起用してほしい)や、外国人投手に強い堂林選手に注目ですね。
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