2024年07月15日
12回戦@横浜 広島1−6横浜DeNA アドゥワ投手自己ワースト4回6失点KO。得点は相手の悪送球による1点のみ。チームは3位に転落。
【広島】アドゥワ誠、4回6失点KO…プロ最悪タイ被安打10 引き分け以上で首位返り咲きの一戦で
7/15(月) 19:23配信
スポーツ報知
4回2死一塁、牧秀悟に左中間へ本塁打を許しマウンドでしゃがみ込むアドゥワ誠(右) (カメラ・小泉 洋樹)
◆JERAセ・リーグ DeNA―広島(15日・横浜)
広島のアドゥワ誠投手が、4回6失点(自責5)で降板した。毎回の10安打は自己3度目の自己ワーストタイ。0・5ゲーム差で追う首位・巨人がデーゲームの阪神戦に敗れたため、引き分け以上で首位返り咲きだったが、大量リードを許してマウンドを降りた。
中10日の先発で、あっさり主導権を握られた。先頭から3連打で先取点を与え、なおも無死満塁から宮崎の犠飛で追加点を献上。2回と3回も1失点し、4回は2死無走者から佐野に右前打を浴び、続く牧に2ランを被弾した。5回に打席を迎えたところで代打を送られた。
今季5勝のうち、2勝を挙げていたDeNA打線に屈した。5月までに5勝しながら、6月以降これで6戦白星なしとなった。
報知新聞社
アドゥワ投手が炎上して完敗となりましたが、アドゥワ投手を責めることは出来ないと思います。シーズン序盤はアドゥワ投手の活躍でチームがどれほど救われたかわかりません。アドゥワ投手本人は絶対に口にしないでしょうが、疲れがたまっているのだと思います。
そのアドゥワ投手は初回から安定感を欠いていました。1回裏、先頭のDeNA梶原選手、度会選手に連打を許すと、佐野選手にライト線へのタイムリー2ベースを浴びて0−1と先制されました。さらに牧選手に四球を与え、満塁のピンチからDeNA宮崎選手に犠牲フライを許し、0−2となりました。
2回裏は1アウトからDeNAM口投手のゴロをアドゥワ投手が弾き、セカンド菊池選手がファンブルして出塁を許すと、再びDeNA梶原選手と度会選手に連打され、佐野選手の犠牲フライで0−3とされました。
3回裏は2アウトからDeNA京田選手に2ベースを浴びると、森選手にタイムリー2ベースを浴びて0−4とされました。アドゥワ投手は何度も首を振り、自身へのやるせなさをあらわにしました。
4回裏は2アウトからDeNA佐野選手にライト前ヒットを許し、続く牧選手に左中間スタンドへ2ランを浴びて0−6とされ、試合が決まってしまいました。
今日のアドゥワ投手は時々素晴らしい球を投げていましたが、ボールとストライクの差がはっきりしていて、低めに丁寧に投げるのがアドゥワ投手の持ち味なのですが、今日はほとんど出来ていませんでした。残念でなりません。おそらく次回登板はないかなと思います。しかし、シーズン終盤はアドゥワ投手の力が絶対必要な時が来ますので、準備だけはしっかりしておいて欲しいと思います。
打線はDeNAM口投手の前に散発の4安打で、1点しか取れませんでした。7回表、先頭の小園選手がライトへの2ベースで出塁。1アウト後、菊池選手の放ったショートへのゴロをDeNA森選手が1塁へ悪送球し、この間に小園選手が生還して1−6としました。が、焼け石に水でした。
チームは2連勝でストップしました。40勝36敗4分けの貯金4で、首位読売に0.5ゲーム差の3位となりました。セ・リーグは5位中日まで5.5ゲーム差の大混戦です。カープとしてはとにかく連敗しないように、確実に勝っていくしかありません。しかし、打線はあまりにも打てなさ過ぎます。打撃コーチの責任は重大です。
明日のカープの先発は玉村投手です。前回中日戦では6回3安打1失点て好投しました。前回のDeNA戦では3回5失点と打ち込まれただけに、リベンジに燃えていると思います。DeNAは石田裕太郎投手です。今季4試合に登板して3勝0敗、防御率2.19と安定しています。対広島初登板です。カープ打線は初モノに弱いので、かなり心配です。
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