2024年05月14日
5回戦@松山 広島2−1東京ヤクルト 床田投手7回1失点好投で4勝目!好守連発で守り勝つ!小園選手2打点の活躍!チームは再び貯金1!
【広島】新井監督「今日は守り勝った試合」守備陣が攻守連発で先発床田をもり立てる/一問一答
5/14(火) 22:27配信
日刊スポーツ
ヤクルト対広島 勝利投手の広島床田(手前)とタッチをかわす新井監督(左)(撮影・上山淳一)
<ヤクルト1−2広島>◇14日◇松山坊っちゃんスタジアム
広島が床田の好投でヤクルトに競り勝った。床田は5回まで散発3安打無失点に抑え、7回に浴びた武内のソロによる1点に抑えた。リーグトップタイ4勝目を挙げ、防御率でもリーグトップに立った。打線は4回に先制三塁打を放った小園が、6回にも右前適時打で追加点を奪った。試合後の新井貴浩監督(47)の談話は以下の通り。
−慣れない地方球場でも床田投手が好投
新井監督 さすがのナイスピッチングだったと思うし、サクもいいリードだったと思います。
−中盤以降はやや制球を乱したが、最少失点でしのいだ
新井監督 トコ(床田)は投げながらマウンドで修正できる。修正能力の高さは素晴らしいと思う。今日は96球だったけど、前回120球以上投げていたし、今日はなるべく球数を少なくしたいなと思っていたので、あそこで代えました。
−前回無得点の小沢投手をKO
新井監督 そうだね。各自それぞれがいい役割をしてくれたと思う。
−ただ、6回無死満塁からは追加点奪えず
新井監督 若い選手にとっては、そこで打ったら打ったで自信にしてもらいたいし、たとえ打たなくても経験にして次につなげて欲しい。
−そういう意味でも小園選手の勝負強さが光る
新井監督 数字にも出ているし、たぶん本人が得点圏で回ってきたら「よしっ」と思っていると思う。自分も経験あるけど、「得点圏で回ってこい!」と今、彼は思っていると思う。今日もいい仕事、いいバッティングをしてくれたと思う。
−地方球場で守り勝ち
新井監督 今日はやっぱり守り勝った試合だと思う。慣れない球場で内野手もよく守ったし、あのアキ(秋山・6回2死満塁からダイビングキャッチ)のプレーも素晴らしかった。今日も投手を中心に守り勝った野球だったと思います。
最近のカープが勝利するパターンはこれしかないような感じの試合でした。ドリヨシ的には、今日の試合はもう少し楽な形で勝利出来たとは思いますが、今のカープ打線の状態を考えると、仕方ないのかなとも感じます。
スタメンは1番センター秋山選手、2番ライト野間選手、3番セカンド菊池選手、4番サード小園選手、5番レフト末包選手、6番ファーストはこの日昇格の林選手、7番ショート矢野選手、8番キャッチャー坂倉選手、9番ピッチャー床田投手のオーダーを組みました。
ヤクルトの先発小澤投手に1回表2アウトから菊池選手がレフト前ヒットも小園選手はサードファウルフライに倒れました。
床田投手は今季7度目の登板で、試合前で3勝2敗、防御率1.28。今季ヤクルト戦は2度目、4月23日(神宮)では8回を4安打無失点に抑え今季2勝目を挙げていました。
床田投手は1回裏、ヤクルト丸山選手をショートゴロ、長岡選手もショートゴロ、村上性をファーストゴロと3人で退けました。
3回表の攻撃で先頭の坂倉選手が2ベース、床田投手のライトフライで1アウト3塁としましたが秋山選手のファーストゴロで坂倉選手は本塁憤死で先制できませんでした。
しかし4回表の攻撃で1アウトから菊池選手がライト前へヒット、この打球をヤクルト丸山選手が後逸し1アウト3塁になりました。続く小園選手がレフト前にポトリと落とすタイムリー3ベースで1−0と先制しました。末包選手はファーストファウルフライ、林選手はファーストゴロで追加点は挙げれませんでした。
床田投手は2回裏1アウトからヤクルトオスナ選手、4回裏2アウトからヤクルトサンタナ選手、5回裏も2アウトからヤクルト武岡選手にシングルヒットを許すも後続を抑えました。
6回表の攻撃で野間選手と菊池選手の連打でノーアウト1、3塁とすると小園選手がライト前へタイムリーを飛ばし、2−0となりました。続く末包選手の3塁前へのバントが内野安打となり無死満塁から代打の中村健人選手は空振り三振、矢野選手はファーストゴロ併殺打で再び加点できませんでした。この小園選手のタイムリーの後、末包選手はバントして、結果的には内野安打になりましたが、末包選手に求めるものはあくまで長打なので、このバントは納得がいきません。「俺が決めてやる!」くらいの気持ちが欲しかったです。
床田投手は6回裏1アウトからヤクルト長岡選手にレフト前ヒット、村上選手に四球、サンタナ選手をライトフライ、オスナ選手に四球で2アウト満塁とされましたが、ヤクルト丸山選手のセンターへの飛球を秋山選手が好捕し失点を逃れました。この秋山選手のファインプレーは今日の試合のポイントになりました。この当たりがヒットになっていたら、おそらく逆転されていたと思います。
床田投手は7回1アウトからヤクルト武岡選手にライトスタンドへ2号ソロを放り込まれ、2−1となりました。床田投手は7回を投げ96球、5安打3四球2奪三振の1失点(自責1)で降板。リーグトップタイの4勝目を挙げました。今日の床田投手も安定感抜群のテンポのいいピッチングでした。テンポが良かったので、守備ではファインプレーの連発で、床田投手を盛り立てました。
8回裏は2番手の島内投手がヤクルト村上選手をサードフライ、サンタナ選手を空振り三振、オスナ選手も空振り三振に取りました。この回の島内投手のピッチングは圧巻でした。
9回裏は栗林投手が締め入団から4年連続の10セーブ目をマークしました。
まさに守り勝った試合でした。チームは15勝14敗4分けで、再び貯金を1としました。首位の読売に1.5ゲーム差です。十分射程圏内です。明日も勝って、ピタリとくっついていきたいところです。
明日のカープの先発は森下投手です。右手指にできたまめの影響で、1回登板を回避したため、中10日での登板です。スタミナ十分だと思いますので、明日は完投、完封目指して投げて欲しいです。ヤクルトは松本投手です。ドラフト2位ルーキーでプロ初先発になります。ファームでは4試合に登板し、19イニングを2失点に抑えています。なので、決して侮ってはいけません。打線の粘りで、松本投手を早めに降板させたいところです。
カープの投手力は12球団でもトップクラスだと思います。しかし、今後夏が来て、投手力が下がる時に、打撃力をどこまで上げる事が出来るかが課題ですね。
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/12551230