2024年05月05日
8回戦@マツダ 広島0−5横浜DeNA 今季6度目の完封負け。打線わずか4安打。九里投手はDeNA佐野選手と牧選手に2ラン被弾で3敗目。
打てない広島 早くも今季6度目の完封負け 日曜日の本拠地で3戦合計0得点 借金2、ファンため息
5/5(日) 16:29配信
デイリースポーツ
7回、代打・松山は中飛に倒れる(撮影・市尻達拡)
「広島0−5DeNA」(5日、マツダスタジアム)
広島が今季6度目の完封負けを喫した。打てない上に、この日は先発・九里も6回4失点で崩れた。今季の日曜開催のマツダスタジアムでの試合では3戦合計0得点で悲惨な結果となっている。
初回の拙攻が最後まで尾を引いた。初回は相手先発・大貫を攻め立てて2死満塁にチャンスを迎えるも、4月21日以来のスタメン起用となった田村が一ゴロに倒れて無得点。大貫は二回以降、尻上がりに調子を上げていき抑え込まれた。
七回は4番に入った坂倉が右前打で出塁し、田中も四球でつないで、無死一、二塁としたが、田村が遊飛、羽月が一ゴロ、前日に値千金の一発を放っていた代打・松山が中飛に倒れて、スタンドからため息が漏れた。
先発・九里は開幕戦以来の再戦となったDeNAの前に6回9安打4失点。序盤の3イニングは無安打の投球を見せるも、四回に佐野に先制2ランを浴びると、六回には牧にも2ランを食らって先発の役目を果たせなかった。
これで28戦中9度目の無得点試合。チームは借金2となった。6日からは敵地・甲子園で阪神との3連戦を迎える。
もう、情けないの一言です。せっかく昨日素晴らしい勝ち方をしたのにも関わらず、その勢いが今日は全くありませんでした。スタメンを大きく変更したのも悪い方へ影響したものと思われます。
先発の九里投手は今季6度目の登板で、試合前まで0勝2敗、防御率3.21。前回の4月28日・中日戦は7回を4安打無失点で勝ち負けつきませんでした。今季のDeNA戦は開幕戦以来2度目、3月29日は7回を8安打3失点で勝ち負けつきませんでした。
九里投手は1回表、DeNA桑原選手をレフトフライ、蝦名選手を空振り三振、佐野選手をレフトフライと3人で退けました。
スタメンは菊池選手と堂林選手が外れ、大きく変更されました。1番レフト秋山選手、2番センター野間選手、3番ショート小園選手、4番キャッチャー坂倉選手、5番ファースト田中選手、6番ライト田村選手、7番サード羽月選手、8番セカンド矢野選手、9番ピッチャー九里投手のオーダーを組みました。
DeNAの先発の大貫投手に対し1回裏、秋山選手は右ライト前ヒット、野間選手のピッチャーゴロで1アウト2塁、小園選手は四球で坂倉選手は空振り三振に倒れました。田中選手はライト前ヒットで2アウト満塁としましたが田村選手はファーストゴロで先制できませんでした。
九里投手は2、3回と1人のランナーも許しませんでした。しかし4回表、先頭のDeNA桑原選手にセンター前ヒット、蝦名選手のサードゴロで1アウト2塁から佐野選手にライトスタンドへ1号2ランを叩き込まれ0−2と先制されました。
打線は2回以降は5回まで3者凡退を重ね、塁上にランナーを出せませんでした。
九里投手は6回表、先頭のDeNA蝦名選手にショート内野安打、佐野選手はレフトフライに打ち取りました。しかし続くDeNA牧選手にレフトスタンドへ4号2ランを放り込まれ、0−4となりました。九里投手は6回を97球、9安打1四球4奪三振の4失点(自責4)で降板しました。九里投手も序盤は頑張っていましたが、あまりにも打線の援護がない為か、粘りのピッチングが出来なくなってきており、ドリヨシは危機感を感じています。九里投手はメカニック的には問題ないと思いますが、今一番心配なのはメンタル面ですね。モチベーションがかなり下がっていないか、気になるところです。
直後の6回裏の攻撃も1番の秋山選手は空振り三振、野間選手はレフトフライ、小園選手はセンターフライと3人で終わりました。
7回表は2番手のケムナ投手が先頭のDeNA桑原選手に四球、1アウト後に佐野選手に左中間にタイムリー2ベースを飛ばされ、0−5となりました。
7回裏の攻撃は先頭の坂倉選手がライト前ヒット、田中選手は四球でノーアウト1、2塁も田村選手はショートフライ、羽月選手はファーストゴロ、代打の松山選手はセンターフライに倒れました。
8回表は3番手の森浦投手がDeNA度会選手にライト前ヒット、山本選手に四球、石上選手に送りバントを決められ代打の大和選手に四球で1アウト満塁にされましたが桑原選手を併殺打に打ち取りました。
打線は8回裏1アウトから秋山選手がヒット、2アウト後に小園選手のショートゴロをDeNA石上選手が失策し2アウト1、2塁も坂倉選手はファーストゴロに終わりました。
9回表は黒原投手が先頭のDeNA蝦名選手にヒットを打たれるも無失点に抑えましたが9回裏の攻撃も代打の宇草選手がファーストゴロ、田村選手もファーストゴロ、羽月選手はライトフライに終わり、試合が終わりました。
打線の反発力がまるっきりない事に憤りを感じざるを得ません。今日はDeNA右腕の大貫投手対策で、左打者をずらりと並べましたが、そんな対策はどうでもいいと思います。シンプルに調子の良い選手をスタメンで起用して、絶不調の選手はファームでリフレッシュしてもらうのが得策ではないでしょうか。そういう視点で考えると、坂倉選手のスタメン起用は酷だと思います。しかも今日は4番に据えた事にドリヨシは目を疑いました。絶対あり得ないですよね。打撃が絶不調が故に、ピッチャーのリード面やキャッチングにも影響が出ているはずです。スタメンキャッチャーはしばらく會澤選手がいいのではないかと思います。それが無理ならば、少ないチャンスを生かして必死に頑張っている石原選手をスタメン起用してもいいのかなと思います。
4番にはしばらく堂林選手が座っていましたが、あの「怠慢走塁」以降、パッとしていません。堂林選手もかなり悩んでいるようなので、リフレッシュの意味で一旦ファームで調整してもらうべきだと思います。
4番にはファームからシャイナー選手や末包選手を昇格させて入れるのが妥当でしょう。また、打線の起爆剤として、ファームで無双している育成の佐藤選手を支配下選手にして1軍に昇格即スタメンで起用して欲しいです。カープのフロントの皆さん、是非一刻も早く佐藤選手を支配下選手にしてください。
さて、明日からは甲子園で阪神との3連戦です。ドリヨシ的には今のカープは攻撃面ではポジティブ要素がないだけに、かなり厳しい3連戦になるだろうと思います。3タテされるのも覚悟の上、カープとしては当たって砕けるしかありません。明日のカープの先発はハッチ投手です。正直、厳しいと思います。ハッチ投手が好投する事を祈りましょう。阪神は大竹投手です。カープにとっては天敵です。野手陣の皆さん、もう同じ失敗は見たくありません。阪神大竹投手を打ち崩す手立ては必ずあるはずです。なので1人1人が高い意識と集中力で大竹投手を攻略して欲しいと思います。
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