2024年05月04日
7回戦@マツダ 広島4−1横浜DeNA 代打松山選手決勝3ラン!森下投手7回1失点好投で3勝目&猛打賞の二刀流の活躍!チームは最下位脱出!
広島・松山が決勝3ランで本拠地歓喜「打った瞬間いったと思った」 前日の凡退の悔しさ晴らす
5/4(土) 17:13配信
スポニチアネックス
<広・D>ヒーローインタビューで盛り上がる松山(左)と森下(撮影・平嶋 理子)
◇セ・リーグ 広島4−1DeNA(2024年5月4日 マツダ)
広島・松山竜平外野手(38)が4日のDeNA戦で決勝3ランを放った。同点に追いついた7回2死一、三塁で代打で登場し、右翼席に22年9月23日の阪神戦以来、589日ぶりの一発を突き刺した。
「打った瞬間にいったと思った。最近、みなさんの期待に応えていなかったので、何とか一本出そうと思って打席に立った」
前日3日の同戦では2点を追う7回1死二、三塁で代打起用されるも、一飛に倒れた。前夜は「寝ても目が覚めて、それぐらい悔しかった」と3時間ほどしか寝られなかったという。その悔しさを胸に、打席に向かい、雪辱を果たした。チームを最下位脱出に導く一撃で球場も歓喜に包まれた。
森下とともに上がったお立ち台では、「鹿児島にいるばあちゃん、天国にいるじいちゃん、今日俺やったよー!」と恒例の決めゼリフが飛び出すなど、チーム最年長のベテランは満面の笑みを浮かべた。
6回まではとても重苦しい雰囲気が漂っていましたが、その雰囲気を打ち破ったのは森下投手でした。そして、トドメを刺したのは代打の切り札の松山選手でした。今日の勝ちはチームを奮い立たせるきっかけになったと思います。
先発の森下投手は今季4度目の登板で、試合前まで2勝0敗、防御率1.86。前回の4月27日・中日戦は7回を5安打1失点で勝ち投手になっています。今季DeNA戦は初登板でした。
森下投手は1回表、DeNA桑原選手をライトフライ、蝦名選手のレフトフライを中村健人選手が好捕、佐野選手をファーストゴロと3人で退けました。中村健人選手の外野の守備力はすごいものがありますね。外野版矢野選手といったところでしょうか。
スタメンは堂林選手が4番ファースト、小園選手は5番ショート、中村健人選手が7番レフト、二俣選手が8番サード、キャッチャーには會澤選手が入りました。
DeNAの先発のケイ投手に対し、1回1アウトから菊池選手と野間選手の連打で1、2塁、堂林選手は空振り三振、小園選手のセカンド内野安打で2アウト満塁としましたが會澤選手はファーストフライで先制できませんでした。
森下投手は2回表、DeNA牧選手のサードゴロを二俣選手が悪送球しランナーを出しました。森下投手の1塁牽制球を堂林選手が捕球できずノーアウト2塁、DeNA宮崎選手のファーストゴロで1アウト3塁から大和選手にレフトへ犠牲フライを打たれ1点を先制されました。
2回裏の攻撃で2アウトから森下投手がレフト線に2ベース、しかし秋山選手は見逃し三振に終わりました。
打線は3回裏、菊池選手と野間選手の連打に堂林選手が送りバントを決め1アウト2、3塁のチャンスになりましたが、小園選手は浅いレフトフライ、會澤選手はショートゴロで本塁が遠い状況でした。4回裏は2アウトから森下投手がレフト前ヒットを放ち、4回まで毎回安打の7安打を放つも、あと1本が出ない重苦しい展開でした。
森下投手は3回以降は1人のランナーも出さず5回までノーヒットピッチングを見せました。5回裏の攻撃は初めて三者凡退に終わりました。
森下投手は6回表2アウトからDeNA桑原選手に死球、2盗を決められましたがDeNA蝦名選手を空振り三振に取りました。森下投手は7回表2アウトからDeNA宮崎選手にレフト前に初ヒット、続く大和選手にピッチャー内野安打で2アウト1、2塁とされましたが山本選手をショートゴロに打ち取りました。
打線は7回裏1アウトから森下投手がこの日、3本目のレフト前ヒット、秋山選手のレフト前ヒットに菊池選手の四球で1アウト満塁の大チャンスになりました。続く野間選手のセカンドゴロ併殺打崩れの間に1−1の同点に追いつきました。なお2アウト1、3塁で代打の松山選手が代わったDeNA2番手の徳山投手からライトスタンドへ1号3ランを叩き込み、4−1と勝ち越しました。松山選手は2年ぶり自身5本目の代打ホームランでした。松山選手は昨日の試合、一打同点のチャンスで初球を打ってファーストフライに倒れて、かなり悔しかったと思います。昨晩も眠れない程の悔しさを抱えていましたが、今日まさにその悔しさを晴らす事が出来ました。
森下投手は7回を投げ87球、2安打1死球3奪三振の1失点(自責0)で3勝目をマークしました。
8回表は2番手の島内投手がDeNA京田選手、代打の楠本選手、桑原選手を3人で退けました。
9回表は3番手の守護神の栗林投手がDeNA蝦名選手、関根選手、牧選手と締めて7セーブ目(0勝1敗)をマークしました。
今日の試合、カープ元監督の緒方孝市さんもコメントしていましたが、森下投手が9人目の打者として3安打と活躍し、野手を鼓舞した事が勝利につながったと思います。本当に野手の皆さんは奮起してもらいたいものです。
さて、明日はGWでのマツダスタジアムの最後の試合です。明日のカープの先発は九里投手です。好投を続けているにも関わらず、今季まだ勝ち星がありません。明日こそ打線の大量援護で九里投手に今季初勝利をプレゼントしましょう。DeNAは大貫投手です。ドリヨシは大貫投手はそんなにいいピッチャーとは思っていませんが、カープ打線はどちらかというと苦手にしているタイプです。ですが、そんな事は言ってられません。九里投手の為に、野手陣総がかりで攻めていきましょう。
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