2024年05月02日
5回戦@マツダ 広島2−2阪神(延長12回規定により引き分け) 大瀬良投手5回2失点もリリーフ陣が無失点の継投!堂林選手犠飛と小園選手のタイムリーで追いつきドロー。
【広島】リリーフ陣7人で7イニング無失点 引き分けに新井監督「投手陣はよく頑張った」
5/1(水) 23:21配信
東スポWEB
奮闘した投手陣をたたえた新井監督
中継ぎ7人継投で今季4度目の引き分け――。1日、広島は阪神に延長12回、2―2で引き分けた。
中継ぎ投手陣が6回以降の奮闘が光った。試合は5回2失点の大瀬良大地(32)の後を受けた7人のリリーフ陣が6回以降、阪神打線の攻撃を無失点。中崎→矢崎→島内→栗林と9回まで1イニングずつを無失点リレーでつなぐと延長10回以降は、6番手・塹江→森浦の左腕2人によるリレーで2イニングをしのぎ切り、延長12回の最終回を黒原が締め、リリーフ陣7人で7イニングを無失点。全員あわせて3安打10奪三振の力投≠ナ虎を封じてみせた。
2点を追いかける展開だった打線も1点差の7回に小園の左前適時打で2―2の同点に追いつくなど、同一カードでの連敗阻止にチーム一丸となった。4時間36分の激闘を終えた新井貴浩監督(47)は「投手陣は本当によく頑張ったと思うし、野手陣もあともう少しのところ。あとは守備ね。守備でしっかりと守っている」と、今季4度目の痛み分けを前向きに捉えていた。
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4時間36分の総力戦は、2−2の引き分けに終わりました。カープサイドから見ると、よく同点に追いついたなという見方と、序盤からチャンスを何度も作りつつもあと1本が出ず、残塁の山を築いた事から、勝ち切れたのではないかという、悔しい見方もあります。
先手を取ったのは阪神でした。1回表、先発の大瀬良投手に対して、2アウト2塁から阪神大山選手がレフト前にタイムリーを放ち1点を先制しました。
さらに2回表、1アウト1、2塁から阪神木浪選手がレフト線へタイムリーを放ち0−2としました。
広島打線は4回まで阪神先発の伊藤投手に対して無得点に抑えられていました。ただ、カープの各打者が粘りを見せ、阪神伊藤投手に球数を多く投げさせていましたので、そのボディーブローが5回裏に効いてきました。
5回裏、1アウト満塁から堂林選手がライトへ犠牲フライを放ち、1−2と1点差に詰め寄りました。
さらに7回裏、1アウト1、2塁で阪神4番手の桐敷投手から小園選手がレフト前にタイムリーを放ち、2−2の同点に追いつきました。
先発の大瀬良投手は5回87球を投げて5安打2失点でした。前回の読売戦に続いて今日も粘りのピッチングとなりましたが、今季初勝利はまたしてもお預けとなりました。
6回からは継投となりましたが、中崎投手、矢崎投手、島内投手、栗林投手、塹江投手、森浦投手、黒原投手と7人のリリーフ陣も踏ん張り、リリーフ陣だけで阪神打線を3安打に抑えた事については、もっと自信を持っていいと思います。
新井監督は今季4度目の引き分けを前向きに捉えていました。
さて、明日は試合がありません。カープリリーフ陣にとってはありがたい休養日になりますね。あさってからはマツダスタジアムでDeNAとの3連戦です。何としても3連戦3連勝して、その後の甲子園での阪神戦に臨んで欲しいと思います。
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