2024年04月10日
2回戦@甲子園 広島6−2阪神 4戦連続零封負けの呪縛解く!打線13安打6得点で快勝!アドゥワ投手6回途中2失点で2勝目!
広島、呪縛解いた打線が6点先取 連続零敗「4」&甲子園連敗「11」で止める
4/10(水) 21:28配信
ベースボールキング
広島・新井監督 (C) Kyodo News
● 阪神 2 − 6 広島 ○
<2回戦・甲子園>
4試合連続完封負け中だった広島は2回までに大量6得点。久々に打線がつながり連敗を「4」で止めた。
広島打線は初回、先頭の野間が右翼線二塁打でチャンスメイクし、一死三塁後、3番・小園の遊ゴロで三走・野間が先制の生還。これが実に37イニングぶりの得点となった。2回は7番・會澤の左翼線適時二塁打で2点目を奪うと、二死から1番・野間、2番・菊池、3番・小園の3連続適時打で4点を追加。呪縛から解き放たれた打線が一挙5点のビッグイニングを作った。
打線の援護を受けたアドゥワは6回途中6安打2失点と粘り開幕から無傷の2連勝。開幕3戦目でチームが今季初勝利を挙げた3月31日のDeNA戦(横浜)に続き、またも“連敗ストッパー”の役割を果たした。
広島は5日の中日戦(マツダ)で0−1の完封負けを喫したあと、6日の中日戦0−4、7日の中日戦0−1と本拠地で屈辱の3試合連続完封負け。9日の阪神戦(甲子園)も0−1で敗れ、セ・リーグタイ記録となる4試合連続完封負けを喫した。また、甲子園球場では昨季からレギュラーシーズン8連敗中で、CSも含めると11連敗中。攻撃陣の先制パンチが効き、連続零敗は「4」、甲子園連敗は「11」で止まった。
BASEBALL KING
ようやく連敗を止める事ができました。とりあえず良かったです。天敵である阪神先発の伊藤投手を攻略できたのも大きかったですね。さあ、これからカープの逆襲が始まります。
スタメンは1番センター野間選手、2番セカンド菊池選手、3番ショート小園選手、4番ファースト堂林選手、5番レフト秋山選手、6番サード上本選手、7番キャッチャー會澤選手、8番ライト田村選手、9番ピッチャーアドゥワ投手のオーダーを組みました。
阪神の先発伊藤投手に対して1回表、野間選手がライト線に2ベース、菊池選手の送りバントで1アウト3塁に。続く小園選手のショートゴロの間に野間選手が生還し37イニングぶりに得点を挙げました。
広島先発のアドゥワ投手は今季2度目の登板で、前回の3月31日のDeNA戦は5回を3安打1失点で勝ち投手になりました。昨年の阪神戦は救援で4試合に登板し5回1/3を2安打無失点に抑えていました。
アドゥワ投手は1回裏、阪神近本選手にセンター前ヒット、前川選手のセカンド内野安打で1アウト1、2塁とされましたが、阪神大山選手を見逃し三振、佐藤選手をファーストゴロに打ち取りました。
2回表の攻撃で1アウトから上本選手がライト前ヒット、続く會澤選手がレフト線にタイムリー2ベースで2−0になりました。さらにアドゥワ投手の5年ぶりのヒットとなるセカンド内野安打で2アウト1、3塁とすると野間選手がライト前へタイムリーを放ち3−0、菊池選手は左中間に2点タイムリー2ベースを放ち5−0、小園選手はレフト前へタイムリーを放ち6−0としました。この回は3連続タイムリーを含む6安打を集中させ5点を奪いました。
アドゥワは投手2回裏にノーアウト1、2塁とされましたが阪神木浪選手をセカンドゴロ併殺打、代打の小野寺選手を見逃し三振に取りました。アドゥワ投手は4回裏2アウトから阪神森下選手に左中間スタンドへ3号ソロを放り込まれ、6−1となりました。
アドゥワ投手は5回裏、阪神木浪選手、代打の小幡選手、近本選手を3者連続空振り三振に斬って取りました。6回裏は先頭の阪神中野選手にライト前ヒット、続く阪神前川選手のレフトへの大きな飛球は秋山選手がジャンプ一番で好捕、阪神大山選手をセンターフライも続く佐藤選手に右中間にタイムリー2ベースを弾き返され、6−2となりました。ここでアドゥワ投手は降板しました。
代った益田投手が阪神森下選手に四球、梅野選手にライト前ヒットで2アウト満塁のピンチを招きましたが阪神代打のノイジー選手をサードゴロに打ち取りました。
アドゥワ投手は5回2/3を89球、6安打1四球9奪三振の2失点(自責2)で今季2勝目を挙げました。今日のアドゥワ投手も、低めを狙った丁寧なピッチングで、阪神打線を抑えていきました。ナチュラルに動く球が有効に効いていました。何より、キャッチャー會澤選手の好リードがアドゥワ投手の好投につながったと思います。
7回裏は3番手の塹江投手が阪神小幡選手をセカンドゴロ、近本選手を空振り三振、中野選手をショートゴロと3者凡退に抑えました。塹江投手は対左打者については、自信を持って投げていますね。サイドスローに転向してかなり良くなりましたね。
8回裏は4番手の島内投手が阪神前川ぜと大山選手を連続空振り三振、佐藤選手と森下選手に連続四球も阪神梅野選手を空振り三振に斬って取りました。
9回裏は5番手の矢崎投手が先頭の代打の阪神糸原選手に四球も小幡選手を二ゴロ、近本選手も抑え、中野選手に四球も最後は阪神前川選手をセンターフライに打ち取って試合が終わりました。
チームは4試合連続零封負けの4連敗を止めました。ヤクルトて入れ替わって最下位を脱出しました。また、昨年からCSを含めて甲子園での阪神戦を11連敗で止めました。もう甲子園を鬼門だとは言わせません。今日の試合、強いて言うならば、3回以降追加点が奪えなかった事です。1点でも、2点でも入れておけば、阪神も戦意喪失になっていたはずです。試合が終わるまでは何が起こるかわからないので、常に泥臭く1点ずつもぎ取って欲しいと思います。
しかし、なにはともあれ今日勝てたのは本当に良かったです。
さて、明日はカード勝ち越しをかけた試合です。カープは大瀬良投手です。昨年の甲子園でのCSで見せた気迫のピッチングが再現なるか、楽しみです。阪神は西勇輝投手です。もう天敵だとは言わせません。今日の打線の勢いがあれば、必ず打ち崩してくれると信じています。
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