2024年04月02日
1回戦@マツダ 広島2−1東京ヤクルト 秋山選手先制タイムリー!野間選手決勝タイムリー!床田投手7回無失点好投!
【広島】新井監督も最敬礼「さすが野間さん」 3回に野間レーザー&8回決勝打の職人ぶり
4/2(火) 22:16配信
東スポWEB
広島・野間峻祥
広島は今季の本拠地開幕となった2日のヤクルト戦(マツダ)に2―1で競り勝った。
試合は広島・床田、ヤクルト・小沢の投手戦で、6回まで両軍無得点。だが、終盤7回以降は目まぐるしい展開となった。
先に試合を動かしたのは赤ヘル打線。7回、小園の四球と盗塁で得た二死二塁の好機で、ベテラン・秋山が燕の3番手・嘉弥真から「あそこは何とか1本出したかった」と左前に弾き返し、二走の小園が生還。均衡を破ると、1―1と再びに同点に追いつかれた後の8回にも、粘り腰を発揮した。
ヤクルト・清水に対し、先頭・田村が今季初安打となる右前打を口火に、二死二塁から野間峻祥外野手(31)が直球を捉える。右中間への打球は定位置より前に陣取った外野手の頭上を越え、決勝の適時三塁打となった。野間は「外野のポジション的には僕だったので(笑い)」と昨季0本塁打の自らをイジりつつも「(外野を)越えてくれと思いました」と会心の一撃を振り返った。
試合後の新井貴浩監督(47)は、まずは7回無失点の今季初先発・床田の好投を評価。終盤に奮起した赤ヘル打線については「もちろん、打ったアキ(=秋山)も素晴らしんだけど、あそこら辺が本当に成長感じる」と、7回に四球と盗塁で好機をお膳立てした3番・小園の集中力を絶賛した。
さらに8回の決勝打の野間は、3回にも中堅守備での好返球で、敵走者の本塁突入を阻止しており「本当、大活躍ですね。よくあの場面で打ってくれました。勝負強いなという感じです。さすが野間さん」と敬称≠入れ、殊勲をたたえていた。
東スポWEB
試合中盤までは0−0の緊迫した展開でしたが、終盤に試合が動きました。球際の差で広島が勝利しました。1点差の試合を勝ち切れた事で、チームが次第に強くなっていくきっかけになりそうです。
試合が動いたのは7回裏です。ヤクルト2番手の大西投手に対し、1アウトから小園選手が四球で出塁し、堂林選手が空振り三振に倒れた時に小園選手が2盗を決めて2アウト2塁としました。ヤクルトは3番手の左腕の嘉弥真投手にスイッチしました。そして続く秋山選手がカウント1−2からレフト前タイムリーを放ち、1−0と待望の先制点を挙げました。最初は本塁でタッチアウトの判定でしたが、新井監督がリクエストして、判定が翻り、セーフとなりました。これで7回まで好投した床田投手に今季1勝目が転がり込むかと思われました。
しかし、野球はうまくいかないものですね。直後の8回表、2番手に島内投手が登板しましたが、1アウト後にヤクルト川端選手がライト前ヒットで出塁。続くヤクルト塩見選手が右中間への2ベースで1アウト2、3塁とされました。続くヤクルト西川選手にレフトへ犠牲フライを許し、1−1の同点とされました。これで床田投手の勝ちは消えました。今日の島内投手は球が荒れていて、ゾーンで勝負できていなかったように感じました。次回修正できているかどうか注目です。
8回裏、カープの粘り強い攻撃を見ることが出来ました。ヤクルト4番手の清水投手に対し、先頭の田村選手がライト前ヒットで出塁しました。実に開幕14打席目で今季初ヒットが生まれました。これで田村選手もホッとしたでしょう。明日の打撃に注目ですね。代走に久保選手が送られます。続く菊池選手は送りバントで1アウト2塁で、続く代打松山選手はショートゴロで2アウト2塁となりました。そして続く野間選手がカウント1−2から前進守備のライトの頭上を越えるタイムリー3ベースを放ち、2−1と勝ち越しに成功しました。強振することなく、コンパクトなスイングで上手く打ちました。野間選手はカウントで打撃スタイルを変えることが出来るようになったのが強みですね。
9回表は守護神の栗林投手が登板し、ヤクルト打線を3人で抑えて、試合が終わりました。
これでカープは連勝で、勝率を5割に戻しました。今日の勝利はチームにとってかなり大きいと思います。
さて、明日のカープの先発は大瀬良投手です。ドリヨシ的には少し心配ですが、大瀬良投手にはエースの意地があると思いますので、明日は一発回答のピッチングを期待します。ヤクルトは高橋投手です。投げてみないとわからないピッチャーなので、打線が攻略できる可能性は十分あると思います。
もう一つ心配なのは天気ですね。
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