2024年03月29日
1回戦@横浜 広島3−4横浜DeNA DeNA東投手攻略し先制もDeNA度会選手に同点3ラン被弾。終盤勝ち越され痛い敗戦。今季も開幕勝利ならず。
広島がまさかの逆転負け DeNA・東を攻略しながらも九里が度会に同点被弾 八回に島内が崩れる 投打の歯車かみ合わず
3/29(金) 21:31配信
デイリースポーツ
開幕戦を勝利で飾れず、浮かない表情の新井監督(撮影・佐藤厚)
「DeNA4−3広島」(29日、横浜スタジアム)
広島が痛恨の逆転負けで黒星発進となった。
相手先発は昨季のセ・リーグ最多勝左腕・東。難敵相手に三回に打線がつながった。無死から菊池、上本、小園の3連打で満塁とすると、4番・堂林が初球を中前に運び、先制に成功。5番・坂倉も右前適時打で続くと、6番・レイノルズも中犠飛を放ち、来日初打点をマーク。この回3点のリードを奪った。
開幕投手を務めた九里は二回まで完璧な投球。しかし、3点リードをもらった直後の三回。1死一、二塁から1番・度会に、初球のスライダーを捉えられ、右翼席への同点3ランを被弾。黄金ルーキーに手痛い一発を浴びた。
八回に島内が崩れ、代打・大和の犠飛で勝ち越しを許した広島。東を攻略しながらも勝てなかった事実。投打の歯車がかみ合わなかった。
せっかくDeNA東投手を攻略出来たのに、直後にDeNA度会選手に同点3ランを浴びてしまいました。この3ランは想定外でしたね。結局DeNAに押し切られた形になりました。
3回表、打線はDeNA東投手に襲いかかりました。1アウト後、菊池選手、上本選手、小園選手の3連打で満塁のチャンスを作ると、堂林選手がセンター前タイムリーを放ち、1−0と先制。坂倉選手がライト前タイムリーを放ち2−0。レイノルズ選手がセンターへ犠牲フライを打ち、3−0としました。
先発の九里投手は2回まで順調なピッチングでDeNA打線を抑えました。今日の出来なら、このまま勝ち切れると思いましたが、先制した直後の3回裏に捕まります。痛かったのはノーアウト1塁からDeNA石上選手のファーストへの当たりをシャイナー選手が処理にもたつき、内野安打にしてしまいました。これで1、2塁となり、1アウト後、DeNA度会選手にライトスタンドへ3ランを浴びてたちまち3−3の同点になりました。シャイナー選手がしっかりアウトにしていれば、度会選手のホームランはなかったかもしれませんし、仮にホームランになったとしても2ランで済んでいたかもしれません。
同点のまま迎えた8回裏、2番手に島内投手が登板しました。しかし、先頭のDeNAオースティン選手にライト前ヒットで出塁を許すと、島内投手の暴投でノーアウト2塁とされます。記録は島内投手の暴投でしたが、ショートバウンドの球を坂倉選手がしっかり止めるべきだったと思います。1アウト後、DeNA牧選手にライト前ヒットを許し、さらに送球の間に牧選手に2塁を陥れられて、2、3塁のピンチを招きました。この送球の間ですが、ライト田村選手からのホームへの返球の間に、DeNA牧選手が2塁を狙いました。坂倉選手が2塁にストライク送球をしていれば牧選手は2塁で憤死するタイミングでしたが、送球が高く逸れてしまったので、セーフとなってしまいました。坂倉選手の守備力は良くなっていないように感じました。ここでアウトが取れていれば、2アウト3塁になって、無失点でしのげる可能性は高かったと思います。続くDeNA宮崎選手は申告敬遠で1アウト満塁とし、DeNA代打の大和選手にライトへ犠牲フライを打たれ、3−4と勝ち越されました。大和選手にカウント1−2と追い込んでいただけに、簡単に外野に運ばれたのは悔やまれますね。
1点を争う試合では、ミスした方が負けるのがセオリーですが、今夜はカープが守備のミスで負けてしまいました。記録には出てこないミスもありましたので、明日以降は性根を入れて、しっかり守ってほしいと思います。
明日あさってはデーゲームです。明日の開幕2戦目は広島の先発は黒原投手です。本来は森下投手でしたが、右肘の張りが出て登板を回避したため、黒原投手にチャンスが回ってきました。このチャンスをつかむべく、無双のピッチングに期待します。DeNAは平良投手です。3月17日のファームの試合で6回無失点。23日のオープン戦でも6回無失点と好投しています。黒原投手が味方が先制するまで、どれだけ無失点に抑えていくのかが焦点になりそうです。
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