侍ジャパン、決勝の相手は韓国に決定 大会連覇なるか…3位決定戦は台湾―オーストラリア
11/18(土) 23:18配信
スポーツ報知
8回コールドでオーストラリアに勝利した侍ジャパンナインを出迎える井端弘和監督
◆カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ 2023 決勝 日本―韓国(19日・東京ドーム)
「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」の1次リーグが18日に行われ、侍ジャパンはオーストラリアに8回コールド勝ちし、3連勝で1位突破を決めた。国際大会20連勝とし、19日午後6時から韓国との決勝に臨む。
日本は、先発・早川隆久投手(25)が5回を完全投球。井端弘和監督(48)が宮崎合宿中に守備の極意を伝授した二遊間コンビ、門脇誠内野手(22)と小園海斗内野手(23)はそろって3試合連続安打。「カドコゾ」が大会連覇へ導く。
第2試合では韓国が台湾に6―1で勝利。2勝1敗の2位で決勝に進んだ。台湾は1勝2敗の3位。日本に敗れたオーストラリアが3連敗で1次リーグ最下位となった。
台湾とオーストラリアの3位決定戦は午前11時から実施される。
■侍ジャパン1次リーグ3試合の結果
◆カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ 2023 1次リーグ 台湾0―4日本(16日・東京ドーム)
◆カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ 2023 1次リーグ 日本2―1韓国(17日・東京ドーム)
◆カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ 2023 1次リーグ オーストラリア0―10日本=8回コールド=(18日・東京ドーム)
報知新聞社
今日のオーストラリア戦は格の違いを見せつける試合展開で、8回コールドで勝利しました。
打線は初回から得点しました。1回表、ノーアウト1、2塁で小園選手がカウント2−2からセンター前タイムリーを放ち、1点を先制しました。
3回表は1アウト2、3塁からオーストラリアのキャッチャーのバーンズ選手のパスボールで3塁ランナーが生還して2−0。さらに1アウト3塁から万波選手がカウント2−0からライトへのタイムリー3ベースを放ち、3−0としました。
4回表は1アウト満塁から小園選手が押し出しの四球を選び、4−0としました。
6回表はノーアウト1、3塁から小園選手がカウント3−2から併殺打の間に3塁ランナーが生還して5−0としました。
7回表は2アウト満塁から藤原選手がカウント0−1からライト前へ2点タイムリーを放ち、7−0。さらに2アウト1、3塁から石橋選手がカウント0−2からレフト前タイムリーを放ち、8−0としました。
8回表は2アウト1、2塁から野村選手が2点タイムリー2ベースを放ち、10−0としました。
投げては、先発の早川投手が5回無安打無失点の完璧なピッチングを見せ、以降は吉村投手、佐藤投手、清水投手とつなぎ、オーストラリア打線を1安打に抑える完封リレーをしました。
これで侍ジャパンは予選3試合3戦全勝とし、1位通過で明日の決勝に臨みます。相手は予想通り宿敵韓国です。ロースコアの接戦が予想されますが、ドリヨシ的には実力では侍ジャパンが上だと思いますので、必ず勝利して2017年の前回大会に続く連覇を果たしてくれるものと期待しています。
明日の決勝は午後6時試合開始です。