【侍ジャパン】日本が韓国撃破!2連勝で決勝進出!日本ハム・万波中正が129メートル特大弾
11/17(金) 21:46配信
スポーツ報知
4回無死、中越えにソロ本塁打を放った万波中正(カメラ・泉 貫太)
◆カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ 2023 1次リーグ 日本2―1韓国(17日・東京ドーム) 【動画】万波、特大バックスクリーン弾 井端弘和監督率いる若き侍ジャパンが、台湾に続いて韓国との接戦を制し2連勝で決勝進出を決めた。
先取点は3回。先頭の中日・岡林勇希外野手が四球で出塁すると、2番の広島・小園海斗内野手が右前打、3番の阪神・森下翔太外野手が四球を選び無死満塁と絶好のチャンスを作ると、唯一のWBC世界一経験者の4番、DeNA・牧秀悟内野手の遊ゴロ併殺打の間に三塁走者の岡林が返り先取点を挙げた。
4回には先頭で打席に入った日本ハム・万波中正外野手が、打った瞬間にわかるバックスクリーンに飛び込む豪快な一発。推定飛距離129メートルの特大弾で2点目を挙げた。 先発の西武・隅田知一郎投手は3回まで走者と一人も出さないパーフェクトピッチング。4回は先頭のキム・ヘソンに初ヒットとなる内野安打、2死から4番のノ・シファンにも左前打を打たれ2死一、二塁と初めてのピンチを迎えたが、5番のムン・ヒョンビンを投ゴロに打ち取り得点を許さなかった。
5回は1死から死球で走者を出したが、続く打者を二飛、一ゴロに打ち取り、6回も1死から安打を許したが3、4番を内野ゴロに仕留めた。7回は1死から二塁に入る巨人・門脇誠内野手の失策で走者を背負ったが、三直で一塁走者が飛び出し併殺となり無失点で7回を投げきった。
8回からは2番手でロッテ・横山陸人投手が登板。1死から四球と左前打で一、二塁と長打が出れば同点のピンチを迎えたが、空振り三振と二ゴロに打ち取り得点を許さなかった。9回は守護神のヤクルト・田口麗斗投手が台湾戦に続いてマウンドへ。2死から代打のキム・フィジプに左越えにソロアーチを浴びたが、最後は空振り三振に打ち取り1点差で逃げ切った。
報知新聞社
どちらが勝ってもおかしくない試合でしたが、我らが侍ジャパンが1枚上でした。
打線は3回裏、韓国先発のイ投手を攻め、先頭の岡林選手が四球、続く小園選手がライト前ヒットでノーアウト1、3塁に。さらに森下選手が四球でノーアウト満塁の大チャンスが到来しました。続く牧選手はショートゴロ併殺打になりましたが、この間に3塁ランナーが生還して1−0と先制しました。併殺ながらも、先に点が取れたのは大きかったですね。
さらに4回裏、先頭の万波選手がカウント1−0からの2球目を完璧に捉え、バックスクリーンへ特大のソロホームランを放ち、2−0とリードを広げました。まさに効果的な1点になったと思います。
投げては先発の隅田投手が7回77球を投げて3安打無失点の好投でした。持ち味のチェンジアップを有効に使い、韓国打線を翻弄しました。8回は横山投手がピンチを背負うも無失点に抑えました。そして9回は守護神の田口投手が登板。韓国キム選手にソロホームランを浴びるも1失点で抑えて、2−1で勝利しました。
これで侍ジャパンは2戦2勝とし、予選2位以上が確定し、決勝進出が決まりました。おそらく決勝は再び韓国と対戦する事になると思いますが、今日の戦いで、侍ジャパンの選手の皆さんには、韓国としっかり戦える自信を持って欲しいですね。
明日はデーゲームです。12時からオーストラリアとの試合です。侍ジャパンの先発は早川投手です。高校、大学時代も侍ジャパンに選出されており、2019年の日米大学野球選手権では9イニングを投げて自責0に抑えています。明日も好投に期待しましょう。オーストラリアはブッシェル投手です。