新井カープ 鍛錬の秋季練習スタート
日本代表の坂倉と小園は精力的な動き 期待の末包に新井監督が発破
広島ニュースTSS によるストーリー
TSSテレビ新広島 広島ニュースTSS
カープです。クライマックスシリーズ終了からおよそ2週間。カープは来シーズンに向け、今日からマツダスタジアムで秋季練習を開始しました。
ほとんど雲のない秋晴れに恵まれたマツダスタジアム。
午前10時、若手野手陣を中心に秋季練習がスタートしました。
ベテランなどは練習免除になる中、初日から精力的な動きを見せたのが坂倉。
およそ2週間後に控える「アジアプロ野球チャンピオンシップ」の日本代表にも招集され、侍ジャパン・井端監督からも大きな期待をかけられている坂倉がさらなる成長を目指します。
【坂倉選手】
「(侍ジャパンに)選んでもらえて良しではない。ここから合流まで少し時間があるのでしっかり調整していきたい」
同じく日本代表に招集された小園。
高校生だった2018年以来、5年ぶりの代表入りとなりました。
シーズン終盤にはクリーンアップも務めるなど、主軸も担いました。
代表戦に向け、「しっかり活躍できるように、今過ごす時間が大事だと思う。練習から意識を高く持ってやっていきたい」と強い決意を持って臨んでいます。
来季、長距離砲としてさらなる飛躍が期待されるのが末包。
今季はキャリアハイのホームラン11本放つなど存在感を増しています。
新井監督から「現状維持は後退だと思ってほしい」と発破をかけられる中、日々の練習でどのような成長を見せるのか、鍛錬の秋が始まっています。
クライマックスシリーズファイナルステージ第3戦の後、中9日を置いてカープの秋季練習が始まりました。
マツダスタジアムで新井監督ら1軍首脳陣が見守る中でスタート。参加メンバーは森投手、アドゥワ投手、坂倉選手、磯村選手、曽根選手、小園選手、末包選手、大盛選手と、ドミニカ共和国のカープアカデミーからラミレス選手、バスケス選手、ロベルト選手の3選手も参加しています。
フェニックスリーグの参加メンバーは11月2日から合流予定です。
秋季練習は11月4日まで行われ、その後は宮崎に移動して秋季キャンプが行われます。
新井カープの2年目が始動しました。若手選手の底上げが命題となっている中で、この秋季練習と秋季キャンプで、どれだけ若鯉がアピールするのか、とても楽しみですね。
注目される選手は、右の大砲候補の二俣選手ですね。フェニックスリーグで好調を維持しています。9月から取り組んでいる歩幅を狭めるバッティングフォームに手応えを感じているようです。新井良太2軍打撃コーチの助言を受けてスタンスを変更し、体を開いて構える形に挑戦しました。1軍出場を目指す来季に向けて、この秋季キャンプが第一歩となります。昨季オフに支配下登録された二俣選手が熱いです。
今の1軍の主力選手を脅かす若手選手が1人でも多く出て来て欲しいですね。