2017年08月17日
20回戦@京セラドーム大阪 広島4−5阪神(9回サヨナラ) 6回同点に追い付くも9回サヨナラを喫す。カープ4連勝でストップ。
阪神が主将福留のサヨナラ犠飛で劇的勝利、首位広島は4連勝でストップ
8/17(木) 21:49配信
Full-Count
阪神の高橋聡は史上98人目の500試合登板達成
阪神は17日、京セラDでの広島戦で劇的なサヨナラ勝ちを収めた。主将福留が9回のサヨナラ犠飛を含む2安打3打点と大活躍。中継ぎ高橋聡は通算500試合登板で無失点救援。投打のかみ合った試合運びで、同一カード3連敗を免れた。
先制したのは広島だった。1回に先頭田中が四球を選んで出塁すると、盗塁などで1死二塁。ここで丸がセンターへ打球を運び、そつない攻撃で1点を奪った。
だが、2位阪神も黙ってはいない。3回に1死二、三塁から北條と福留の連続タイムリーで2点を挙げて逆転に成功。5回にも1死一、二塁から福留とロジャースが適時打と犠飛で2点を挙げ、点差を広げた。
このまま阪神が逃げ切るかと思われたが、6回に広島打線がつながる。先頭田中と続く菊池が連続で左翼へ安打。さらに丸が四球で無死満塁の好機を作ると、鈴木の右犠飛や阿部の右翼タイムリーなどで3点を加え、同点に追いつく。
その後は両軍ともに一歩も譲らず、試合は同点のまま9回裏、阪神の攻撃を迎える。阪神はまず先頭の代打俊介が左翼へ安打を放つと、続く梅野がきっちり送って1死二塁。西岡が四球、北條が粘って10球目を左前打で1死満塁の絶好機を作った。ここで打席に立ったのは、すでに2打点を挙げていた福留。ベテラン外野手は広島4番手・中田の2球目を振り抜くと、中堅深くへ飛んだ打球は犠飛となり、三塁走者の俊介がサヨナラのホームを踏んだ。
ベテランの活躍で同一カード3連敗を免れた阪神は、首位広島までのゲーム差を9.5とした。
フルカウント編集部●文 text by Full-Count
今日はやはり先発福井投手がピリッとしなかったところが敗因でしょう。3回、そして5回の計4失点は、前回登板した時と同様、先頭バッターへの四球から始まっています。3回は先頭の阪神坂本選手、続く岩田投手に連続四球ですし、5回は先頭の岩田投手と、北條選手に四球と、下位バッターへ四球を出して上位打線で返されるという、最悪のパターンになりました。福井投手は素晴らしい球を投げられるだけに、非常にもったいない内容ですね。あの四球がなくて、きちんと打ち取っていれば、今日のようなクロスゲームにはならず、カープのペースで試合が進んだのではないかと思います。しかし、今は先発のコマが足らない状況の中ですから、福井投手には来週もう一度先発のチャンスがあるかと思います。多分ラストチャンスだと思いますので、がむしゃらに思い切ったピッチングを期待したいです。
今日は緒方監督も中継ぎ投手陣をなるべく使いたくないという思いがひしひしと伝わってくる継投でした。しかしながら、2番手のブレイシア投手、3番手のジャクソン投手共にいい内容だったので、ここはポジれるところではないでしょうか。次回の登板が楽しみです。サヨナラ負けにはなりましたが、一岡投手、中崎投手、今村投手の勝ちパターンの投手が休めたのも良かったと思います。
打線も、3点ビハインドからの同点劇は見事でした。しかし、同点で終わって欲しくなかったですね。ノーアウト満塁で鈴木選手が犠牲フライを打ち1点取りましたが、あそこはヒット以上を打って欲しかったですね。最低限の仕事は果たしたかもしれませんが、もっと強い流れを作って欲しかったですね。そして、同点に追い付き、なお2アウト1、2塁のチャンスで、代打西川選手が簡単にセカンドゴロに倒れたのもちょっともったいなかったですね。6回の攻撃は、1点でもいいから勝ち越して欲しかったです。
今日、京セラドームに応援に来たカープファンには申し訳ないですが、今日の敗戦は仕方ないところだと思います。このカード、2勝1敗と勝ち越し出来たのは本当に大きいです。これで優勝に向けて確実に前進出来たと思います。 明日からマツダスタジアムでヤクルトとの3連戦です。明日の先発は中村祐太投手です。前回、ファームでソフトバンク戦でナイスピッチングをしているので、明日の登板は十分期待出来ると思います。ヤクルト先発はブキャナン投手です。後半戦は結構いいピッチングをしているようなので、少し手こずるかもしれませんが、カープの全員野球で勝ちをもぎ取りましょう。
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仕方ないと思わないといけないけどやっぱり敗けは悔しいですね。
サヨナラでしたから。
昨日観戦したファンは途中から帰りたくなるような采配だったような…
使いたくないけど阪神には勝ちたかったです。