2025年01月08日
新人選手合同自主トレスタート!
カープ新人合同自主トレ 左肩負傷のドラ1佐々木「手術はしない。徐々にキャンプにもっていく」
1/8(水) 18:51
配信
テレビ新広島
TSSテレビ新広島
カープ期待の新入団選手たち。8日は大野練習場で合同自主トレが行われ、プロへの第一歩を踏み出しました。
「おはようございます」
入寮から一夜明け午前9時に始まった新入団選手たちの合同自主トレ。朝の気温は5度を下回りかなり冷え込んだ中、新人全8選手が元気にスタートを切りました。初日の8日は、キャッチボールが終わると、ドラフトを担当したスカウト陣がバットを握りノックを行います。
<ドラフト1位の佐々木泰選手が捕球できず>
「おーい!」
ドラフト1位の佐々木は「同期もだいぶ打ち解けている」と笑顔を見せる場面もあったんですが…そのあとにコーンの間を切り返してダッシュを繰り返すトレーニングでは一転、あまりのキツさに倒れこむ選手たち。
【ドラフト1位 10 佐々木泰 選手】「あまりこういう体力系のランニングメニューは得意じゃないんでしんどかったです」
去年11月、大学の試合で左肩を負傷した佐々木も8日は全体練習全てのメニューを消化。およそ2時間たっぷり汗を流し8日の練習を終えました。
【ドラフト1位 10 佐々木泰 選手】「(左肩は)手術はしないという方向に決まったので、いきなり(状態)あげるのではなく、徐々にもっていってキャンプの入りから、しっかり全体に入ってできるように、この期間を大事に使って、元に戻していきたいと思います」
【ドラフト2位 28 佐藤柳之介
投手】「朝(ご飯)は目玉焼きと卵焼きと納豆です。一番はケガしないというのを目標にやっているので、まずこの期間で体を作ってプロの体になるというのを目標にやっていきたいと思います」
【ドラフト3位 53 岡本駿
投手】「同期と一緒にご飯食べたり、風呂入ったり、買い物行ったり、共同生活というところで楽しいなと感じました。キャンプ初日から100%の力を出せるようにしっかり準備していきたいと思います」
<スタジオ>
きょう8日のトレーニングの中には体力などの測定もあったということです。ドラフト2位 富士大学出身の佐藤柳之介投手、身体の正面で両肘がくっつくほど体が柔らかいということです。大谷翔平選手が同じ動きができるということで、大投手への成長が期待されます。
広島ニュースTSS
カープの1年の始まりは新人選手の合同自主トレからスタートします。他のカープの主力選手も続々と自主トレをスタートさせる時期になりました。
ドラフト1位の佐々木選手は、昨年秋の明治神宮大会で左肩を負傷して、その経過が心配されましたが、手術はせず、回復状態を見ながら徐々に出力を上げていって、2月のキャンプに備えていきます。
今季即戦力の大砲候補とドリヨシは期待していますので、佐々木選手にはケガなく、順調に調整が進む事を願っています。
ドラフト2位の佐藤投手も、即戦力左腕投手として期待されています。本文にもありますが、身体の正面で両肘がくっつく技を持っています。腕の柔軟性が抜群にあるので、投げる球にかなりキレがあるのではないでしょうか。140キロ後半のストレートを軸に、カーブ、スライダー、フォーク、カットボール、チェンジアップの変化球を操る技巧派です。背番号も床田投手が付けていた28を継承するだけあって、期待度の高さを表しています。
ドラフト3位の岡本投手は、カープの秘密兵器になり得る存在だと思います。MAX149キロのストレートを軸に、スライダー、カットボール、チェンジアップ、ツーシーム、フォークを操ります。ピッチングフォームは楽天の則本投手に似ています。実は岡本投手は就職も考えていたようで、昨年の春頃までは就職活動と野球を両立していたそうです。打撃についても自信があるようで、元々ショートも経験をしていたので、仮契約の時に、自身が目標としている大瀬良投手や森下投手と同じく、「いつかホームランを打ちたい」と、打てる投手への気持ちを語りました。
昨日も言いましたが、新人選手の皆さんには、とにかくオーバーワークで故障することなく、じっくり確実に調整をして、2月の春季キャンプを迎えて欲しいと思います。