2017年04月09日
3回戦@マツダ 広島6−2東京ヤクルト 広島単独首位浮上!
広島、集中打で逆転し破竹の7連勝!先発九里は7回2失点の好投で2勝目
ベースボールチャンネル 4/9(日) 17:27配信
9日、東京ヤクルトスワローズ対広島東洋カープの一戦がマツダスタジアムで行われ、6-2で広島が勝利を収め、7連勝を飾った。
広島の勢いが止まらない。7日からの3連戦では、ルーキー・加藤、2年目・岡田が揃って好投を披露。そして、今日は4年目の九里が好投を見せた。
1回、2回は得点圏に走者を背負う苦しいピッチングとなったが、いずれも要所を締め無失点。3回から6回までは二塁すら踏ませない気迫溢れる投球を見せた。
一方のヤクルト先発オーレンドルフも好投。好調広島打線を相手に、失点は3回に浴びた丸の適時打のみで、6回終了時は1−0で広島がリードと、投手戦の様相を呈していた。
そして、試合は7回に動いた。
7回表に二死から6番・畠山が安打で出塁すると、7番・中村も四球で続きチャンスを作ると、代打・大松が逆転適時二塁打を放ち、試合をひっくり返した。
しかし、広島打線は九里の好投に応え、即座に反撃に出た。
この回から登板した2番手・星を攻める。8番・會澤が四球で出塁し、1番・田中の打球を遊撃・大引が失策。チャンスを広げると、2番・菊池の左飛を左翼・バレンティンが落球。その間に走者が生還し、試合を振り出しに戻した。そして、続く3番・丸に適時打が飛び出したところで星は降板。味方の失策が絡み、不運な形で失点を喫することになってしまった。
3番手・ルーキも勢いを止められず、4番・新井、5番・鈴木に連続適時打を浴びると、6番エルドレッドに犠飛を放たれ、ヤクルトはこの回5失点を喫し、逆転を許していしまった。
リードを奪った広島は、8回にジャクソン、9回に中崎を投入。ジャクソンは一死満塁、中崎も無死1・2塁と大ピンチを招いたが、後続を抑え無失点にまとめ、試合終了。
ヤクルトは終盤の好機を活かしきれず、同一カードで3連敗を喫した。
また、この試合では広島・田中が、あと本塁打が出ればサイクル安打という大暴れを見せた。
ベースボールチャンネル編集部
今日も九里投手はナイスピッチングでした。7回は肉体的疲れと、1点のリードを守る精神的な疲れが一緒に出た感じがありました。よく投げたと思います。これで先発ローテーション入りは安泰になりそうです。
それよりも心配なのは、セットアッパーのジャクソン投手と抑えの中崎投手ですね。ジャクソン投手は1アウト満塁、中崎投手はノーアウト1、2塁のそれぞれピンチを背負いました。ジャクソン投手は球が上ずる感じがあり、中崎投手はキレがないのが心配です。今日は結果オーライでしたが、次回以降のピッチングに注視したいと思います。勝利の方程式だけに、ランナーを出さないピッチングを期待します。
今日の7回の逆転劇は見事でした。相手ヤクルトのミスに乗じたのもありますが、ここぞという時の集中力は素晴らしいですね。菊池選手のレフトへの当たりをバレンティン選手がエラーして同点。丸選手のタイムリーで勝ち越し。新井選手のタイムリー、鈴木選手のタイムリー、エルドレッド選手の犠牲フライで追加点と、1点ビハインドからあっという間に4点リードとなりました。 いやあ、これは見事な攻撃だったと思います。
これでカープは7連勝で、読売が阪神に敗れたので、単独首位に躍り出ました。オープン戦の内容を観た時は、公式戦に入ってこれほど最高のスタートを切るとは予想できなかったです。この調子を出来るだけ持続させて欲しいですね。来週は東京ドームで読売との首位攻防戦です。なんとしても勝ち越して、一層勢いをつけていきましょう。
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/6147130