2022年07月03日
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15回戦@マツダ 広島5−7読売 3点先制するも継投失敗で逆転負け。2位浮上はお預け。
【カープ】継投失敗で巨人に敗れる、2位浮上はお預け
7/3(日) 17:28
配信
中国新聞デジタル
八回、巨人に勝ち越され悔しそうにベンチに戻る森浦(右)と中村奨
【広島5―7巨人】(3日、マツダスタジアム)
広島東洋カープは継投に失敗し、5月15日以来の2位浮上はならなかった。
広島ベンチは、先発九里亜蓮を5回1失点で降板させ、救援陣に託した。2番手ケムナ誠、3番手矢崎拓也がともに失点。同点に追い付いた直後の八回はセットアッパーの森浦大輔が吉川に勝ち越し適時二塁打を浴びた。
打線は三回、5安打などで3点を先制。七回には好調の4番マクブルームが同点となる右翼への2点二塁打を放った。
今日はリリーフ陣が毎回失点で読売に逆転負けを喫してしまいました。読売に4被弾は痛かったですね。
先発の九里投手は3−0と先制した直後の5回表、先頭の読売大城選手にライトスタンドへソロホームランを浴びて3−1とされました。さらに連続四球で2アウト1、2塁とされましたが、読売岡本選手のセンターへの打球を上本選手がダイビングキャッチし、ピンチを脱しました。上本選手は素晴らしい守備を見せてくれました。プロ野球ニュースのファインプレーに出るのは間違いないでしょう。今日の九里投手は4回まで丁寧なピッチングで無失点に抑えましたが、この5回に制球が甘くなってきました。今日は5回76球を投げて4安打1失点で降板しました。佐々岡監督は5回で九里投手を降板させましたが、ドリヨシ的にはもう1イニング様子を見ても良かったのではないかと思います。まして九里投手は投手キャプテンなので、その意地にかけても良かったのではないかと思います。
6回から登板の2番手のケムナ投手は読売坂本選手にレフトスタンドへソロホームランを浴びて3−2。さらにノーアウト1、3塁から読売大城選手の併殺の間に3−3の同点とされました。今日のケムナ投手は球にばらつきがあり、カーブの制球臥甘かったように感じました。
7回表、3番手の矢崎投手が2アウトから読売岡本選手にヒットを打たれ、続く読売坂本選手にレフトスタンドへ2打席連続の2ランを浴びて3−5と逆転されました。矢崎投手は投げっぷりはいいのですが、時々何も考えずに投げているのではないかと感じてしまいます。
2点を追う7回裏、2アウトから羽月選手のヒット、菊池涼介選手のサードゴロを読売岡本選手の失策で1、2塁とし、続くマクブルーム選手がライトオーバーの2点タイムリー2ベースで5−5の同点に追いつきました。マクブルーム選手はいよいよエンジンがかかってきましたね。
追いついた直後の8回表、4番手の森浦投手が先頭の読売代打石川選手にヒットを許し、送りバントなどで2アウト2塁から読売吉川選手に左中間へタイムリー2ベースを浴びて5−6と勝ち越されました。9回表は5番手のターリー投手が読売丸選手にレフトスタンドへソロホームランを浴びて5−7とされました。森浦投手で打たれたのは仕方ありませんが、2アウトまでこぎつけていただけに、残念でなりません。
チームの連勝は2で止まり、5割復帰と2位浮上はなりませんでした。2位読売とは1.5ゲーム差となりました。
ドリヨシ的には、この3連戦はいい戦いをしたと思います。悲観的になることはないでしょう。今後のカープの逆襲に期待していいと思います。
さて、あさってからは甲子園で阪神との3連戦です。阪神はまだカープに勝っていないだけに、かなり気合いを入れて来ると思いますが、それ以上にアグレッシブにプレーして、阪神を圧倒して欲しいと思います。
2022年07月02日
秋山選手の1軍昇格は早い?
【広島】秋山翔吾が佐々岡監督に投げかけた一軍合流メド「言われたら逆算します」
7/2(土) 19:59
配信
東スポWeb
秋山翔吾(東スポWeb)
指揮官へのメッセージは自信の表れかもしれない。広島の秋山翔吾外野手(34)が、日本球界復帰戦で格の違いを見せつけた。2日、ウエスタン・リーグの中日戦(由宇)に「3番・左翼」で先発出場。初回に先制二塁打を放ち、3回は内容のある四球で貫録を示した。この日は2打席に立ち、5回の守備から交代。「鯉の秋山」デビュー戦を見守るため、はるばる由宇に駆けつけた1160人の鯉党を大いに沸かせた。
「第1段階としてはよかった」と語る姿には、確かな手応えをつかんだ様子がうかがえた。実戦から離れていた中で、内容ある2打席だった。第1打席のファーストスイングで左中間深くへの長打。続く打席ではフルカウントから外角の変化球を打ちにいきながらも最後はバットをしっかり止めて選んだ四球だった。二軍戦とは言え、価値ある2出塁に本人も周囲も納得感があったはずだ。
秋山はカープが古巣の西武とソフトバンクとの争奪戦を制して、一軍の「絶対戦力」として迎え入れた選手だ。気になるのは首脳陣が秋山に一任している昇格タイミング。これについて秋山はこの日、明確な意思を示した。「もし、なるべく早くとかではなくて『あそこで合流してくれ』と言われたら逆算します。シーズンオフではないので向こう(一軍)の試合数が減っていくので、今年もちゃんとやらないといけない。もし監督からそういう言葉があれば、もっとペースアップする。むしろ指示があれば、そっちの方でもいいです」。鯉の一員としての使命感を漂わせると同時に、その言葉には「将の命」を受ければいつでもいけるという自信が垣間見えた。
デビュー戦直後に飛び出した佐々岡監督への一軍合流目安の設定要望――。もちろん首脳陣の親心も理解している。その上で示した気概。これほどチームにとって頼もしいアクションはない。
東京スポーツ
秋山選手が日本でプレーするのは2019年10月13日以来993日ぶりになりました。
今日のウエスタンリーグ、由宇での中日戦で3番レフトスタメンで出場。1回裏1アウト1塁ではファーストスイングでいきなり左中間を破るタイムリー2ベース。3回裏1アウト1塁では四球を選びました。今日の試合は5回の守備から交代しましたが、明日の中日戦にも出場予定です。
秋山選手は「3打席、4打席立って、9イニング出たときに次の日の体調や疲れも出てくる。イニングを伸ばして調整していきたい。ケガなく終わったのでまずは第1段階としては良かった」とコメント。実戦復帰としては一定の手応えを感じたようです。
佐々岡監督は走攻守ができた中でGOサインが出るんじゃないかとコメントし、秋山選手には時間をかけて調整させる考えのようです。
ドリヨシ的には、佐々岡監督は秋山選手の1軍昇格については、監督自身の判断ではなく、現場コーチの判断に従う感じではないかと思います。悪く言えば、野手の事についてはコーチに丸投げのように思えてなりません。
秋山選手の1軍昇格時期については、明確に示した方が、秋山選手自身調整しやすいのではないかと思います。
14回戦@マツダ 広島2−0読売(9回サヨナラ) マクブルーム選手殊勲のサヨナラ2ラン!森下投手8回無失点熱投!ケムナ投手2勝目!
広島がマクブルーム劇弾で巨人に連勝 森下6勝目ならずも魂の熱投8回無失点 3日にも2位浮上
7/2(土) 17:20
配信
デイリースポーツ
9回、マクブルームはサヨナラ2ランを放ち、佐々岡監督に迎えられる(撮影・坂部計介)
「広島2−0巨人」(2日、マツダスタジアム)
広島が九回に4番マクブルームのサヨナラ2ランで2連勝を飾った。
先発の森下が気温35度に迫る炎天下の中で8回無失点、122球5安打11奪三振の熱投。八回の一死満塁のピンチも、汗をしたたらせながら、丸、ウォーカーを打ち取った。6勝目はならなかったが、魂の投球に主砲が最後に応えた。
この勝利で2位巨人に0・5ゲーム差まで迫った。3日の3連戦3戦目に勝利すれば、2位浮上となる。
広島森下投手、読売菅野投手の投げ合いで息詰まる投手戦になりましたが、最後はマクブルーム選手の一振りで決まりました。
先発の森下投手は5回まで読売丸選手と中田選手の2安打に抑え、2塁を踏まさない好投を見せました。
6回表1アウトから読売吉川選手に3ベースを打たれましたが、続く読売丸選手をピッチャーゴロに仕留め、自ら三本間で3塁ランナーの読売吉川選手をタッチアウトにしました。ここの森下投手のフィールディングは素晴らしかったですね。続く読売ウォーカー選手のレフトへの強烈な打球を羽月選手がダイビングキャッチし、先制を許しませんでした。これはスーパープレーですね。今日のプロ野球ニュースのプレー・オブ・ザ・デイに選ばれると思います。
さらに8回表、森下投手は先頭の読売中田選手にヒットを許し、1アウト2塁から読売代打八百板選手に内野安打、続く吉川選手に四球を与えて1アウト満塁の大ピンチを背負いましたが、続く読売丸選手をファーストゴロ。ウォーカー選手を空振り三振に仕留め、ピンチを脱しました。森下投手が沢山汗をかきながらも、真剣な眼差しで1球1球投げる姿に感動しました。結局森下投手は8回122球を投げて5安打11奪三振、無失点のナイスピッチングでした。出来れば森下投手に勝ちをつけてあげたかったですね。
打線は読売先発の菅野投手に対し、2回裏1アウトから上本選手の死球、続く羽月選手の四球で1、2塁のチャンスでしたが、會澤選手がサードゴロ併殺に倒れました。
6回裏、先頭の野間選手がヒットで出塁も、小園選手は強攻でファーストゴロで1アウト1塁となりました。1点勝負の雰囲気の中、ここは送りバントをするべきではなかったかと思います。本当に首脳陣には試合勘がありませんね。続く菊池涼介選手がレフト前ヒットで1アウト1、2塁のチャンスを迎えます。送りバントをしていれば、先制出来ていたかもしれません。続くマクブルーム選手はセカンドフライ、坂倉選手はキャッチャーファウルフライに倒れ、先制出来ませんでした。
7回裏、1アウトから羽月選手が盗塁死。8回裏は読売2番手今村投手に1アウトから野間選手がヒットで出塁も、ヒットエンドランをピッチドアウトされて野間選手が盗塁死で、なかなか得点圏にランナーを進めませんでした。
9回表、2番手のケムナ投手が1アウトから読売坂本選手に四球を与え、2アウト2塁となりましたが読売増田選手を空振り三振に仕留め、無失点に抑えました。ケムナ投手の表情も気合いが入っており、頼りがいを感じました。
そして9回裏、読売3番手の平内投手から先頭の菊池涼介選手がレフト前ヒットで出塁。続くマクブルーム選手が2球目の147キロのストレートを右中間スタンドへ叩き込む2ランを放ち、2−0で劇的なサヨナラ勝ちをおさめました。マクブルーム選手はいよいよ覚醒してきました。間違いなくカープの主砲です。これに秋山選手が加われば、恐るべきカープ打線になりますね。
チームは今季5度目のサヨナラ勝ちで借金は1になりました。そして2位読売に0.5ゲーム差となりました。明日勝てば2位に浮上します。
明日のカープの先発は九里投手です。前回同様、気迫あふれるピッチングを期待しましょう。読売は堀田投手です。絶対攻略出来ます。勝って2位に浮上しましょう!
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2022年07月01日
13回戦@マツダ 広島5−3読売 マクブルーム選手3安打3打点の活躍!羽月選手気迫のタイムリー!大瀬良投手7勝目!チームの連敗3でストップ!
【カープ】マクブルーム3安打3打点、チーム連敗3で止める
7/1(金) 22:25
配信
中国新聞デジタル
五回、広島2死三塁、左中間に2ランを放ちベンチ前で祝福を受けるマクブルーム(中)
【広島5―3巨人】(1日、マツダ)
広島東洋カープが連敗を3で止めた。先発の大瀬良大地が6回3失点と粘りの投球で7勝目。打線はライアン・マクブルームが本塁打を含む3安打3打点の活躍を見せた。
4番の落ち着きがチームの連敗を3で止めた。マクブルームが1本塁打を含む3安打3打点。先制打にチャンスメーク、リードを広げる2ランと3打席で得点に絡み、バットでチームを鼓舞。「ありがとう」とお立ち台で胸を張った。
技と力を見せた。一回2死二塁、低めのフォークを拾って左前へ先制打。「とにかく打てるストライクをしっかりとコンタクトできるようにいった」。五回2死三塁では、左中間スタンドに8号2ラン。6月19日以来の一発に「打てる球だけ狙った。コンパクトに捉えることができた」と振り返った。
常に冷静に打席に向かう。好機で多く打席が回る4番のポジション。「重要なのはリラックスしてバタバタせず、甘い球が来たら良いスイングを心掛ける」と自然体を貫く。打率2割7分4厘、8本塁打と突出した数字は残していないが、本塁打を打った7試合でチームが6勝するなど貢献度は高い。
2位巨人との3連戦の初戦を勝ち、ゲーム差を1・5に縮めた。マクブルームは「ライバルのジャイアンツ。初戦が取れて大きな試合になった。また球場でサポートしてください」とファンに笑顔を振りまいた。
中国新聞社
今日は読売に粘り勝ちしました。エースが抑えて主砲が打つという、カープファンにとってはたまらない試合だったと思います。
打線は1回裏、読売先発のシューメーカー投手を攻め、先頭の上本選手がヒットで出塁し、1アウト後に上本選手が盗塁を決め、2アウト2塁からマクブルーム選手がレフト前タイムリーを放ち1−0。続く坂倉選手はライトへタイムリー2ベースを放ち、2−0としました。
2−1で迎えた4回裏、2アウト2塁から羽月選手が左中間へタイムリー3ベースを放ち3−1としました。羽月選手は絶好調です。1軍昇格後の打率は.429です。し烈なレギュラー争いに名乗りを上げて来ました。
5回裏は2アウト3塁からマクブルーム選手がレフトスタンド上段へ2ランを放ち、5−1としました。マクブルーム選手のホームランは6月19日のヤクルト戦以来、10試合ぶりになりました。マクブルーム選手がいよいよ覚醒してきた感じがします。これに加えて秋山選手が入ってくれば、セ・リーグ最強打線になりそうですね。
今季読売戦初登板の大瀬良投手は2点を先制した直後の2回表、読売岡本選手と坂本選手に連打されるなど1アウト1、3塁から読売大城選手にライト前タイムリーを浴びて2−1とされました。が、なおも1、3塁のピンチで読売吉川選手をセカンドゴロ併殺に打ち取りました。
6回表1アウトから読売丸選手、ウォーカー選手、岡本選手の3連打で5−2となり、続く読売坂本選手のショートゴロを小園選手が失策し、5−3となりました。小園選手の守備は相変わらず不安定ですね。続く読売大城選手に四球を与え、2アウト満塁のピンチでしたが、読売代打中田選手をセカンドフライに打ち取り、ピンチを脱しました。大瀬良投手は6回6安打3失点の粘りのピッチングでした。決して良いとは言えませんが、エースの意地のピッチングだったと思います。
7回から継投に入り、7回表は2番手の矢崎投手が2四球を与えましたが無失点に抑えました。8回表は3番手の森浦投手が読売岡本選手、坂本選手の連打と読売中田選手に四球を与えて2アウト満塁のピンチを迎えましたが、読売代打中島選手をファーストフライに抑えました。9回表は守護神栗林投手が3者凡退に打ち取り、5−3で勝利しました。
マクブルーム選手が調子を上げてきました。若いカウントから積極的にスイングするようになり、ヒットを量産するようになりました。また、上本選手も6月に入ってから再び調子を上げて来ました。もう控え選手とは言わせません。レギュラー確定でしょう。
チームは3連敗でストップ。借金は2となり、2位読売に1.5ゲーム差としました。明日あさって連勝すれば、単独2位になります。しかし、明日あさってはデーゲームです。猛暑の中での試合になりますので、選手の皆さんの体調が心配です。
明日のカープの先発は森下投手です。炎天下でのピッチングは、昨年のオリンピックで経験しているので、大丈夫でしょう。読売は菅野投手です。前回ヤクルト戦では5回7失点と炎上しています。つけ入るスキはあるはずです。なんとか攻略しましょう。