2022年07月02日
秋山選手の1軍昇格は早い?
【広島】秋山翔吾が佐々岡監督に投げかけた一軍合流メド「言われたら逆算します」
7/2(土) 19:59
配信
東スポWeb
秋山翔吾(東スポWeb)
指揮官へのメッセージは自信の表れかもしれない。広島の秋山翔吾外野手(34)が、日本球界復帰戦で格の違いを見せつけた。2日、ウエスタン・リーグの中日戦(由宇)に「3番・左翼」で先発出場。初回に先制二塁打を放ち、3回は内容のある四球で貫録を示した。この日は2打席に立ち、5回の守備から交代。「鯉の秋山」デビュー戦を見守るため、はるばる由宇に駆けつけた1160人の鯉党を大いに沸かせた。
「第1段階としてはよかった」と語る姿には、確かな手応えをつかんだ様子がうかがえた。実戦から離れていた中で、内容ある2打席だった。第1打席のファーストスイングで左中間深くへの長打。続く打席ではフルカウントから外角の変化球を打ちにいきながらも最後はバットをしっかり止めて選んだ四球だった。二軍戦とは言え、価値ある2出塁に本人も周囲も納得感があったはずだ。
秋山はカープが古巣の西武とソフトバンクとの争奪戦を制して、一軍の「絶対戦力」として迎え入れた選手だ。気になるのは首脳陣が秋山に一任している昇格タイミング。これについて秋山はこの日、明確な意思を示した。「もし、なるべく早くとかではなくて『あそこで合流してくれ』と言われたら逆算します。シーズンオフではないので向こう(一軍)の試合数が減っていくので、今年もちゃんとやらないといけない。もし監督からそういう言葉があれば、もっとペースアップする。むしろ指示があれば、そっちの方でもいいです」。鯉の一員としての使命感を漂わせると同時に、その言葉には「将の命」を受ければいつでもいけるという自信が垣間見えた。
デビュー戦直後に飛び出した佐々岡監督への一軍合流目安の設定要望――。もちろん首脳陣の親心も理解している。その上で示した気概。これほどチームにとって頼もしいアクションはない。
東京スポーツ
秋山選手が日本でプレーするのは2019年10月13日以来993日ぶりになりました。
今日のウエスタンリーグ、由宇での中日戦で3番レフトスタメンで出場。1回裏1アウト1塁ではファーストスイングでいきなり左中間を破るタイムリー2ベース。3回裏1アウト1塁では四球を選びました。今日の試合は5回の守備から交代しましたが、明日の中日戦にも出場予定です。
秋山選手は「3打席、4打席立って、9イニング出たときに次の日の体調や疲れも出てくる。イニングを伸ばして調整していきたい。ケガなく終わったのでまずは第1段階としては良かった」とコメント。実戦復帰としては一定の手応えを感じたようです。
佐々岡監督は走攻守ができた中でGOサインが出るんじゃないかとコメントし、秋山選手には時間をかけて調整させる考えのようです。
ドリヨシ的には、佐々岡監督は秋山選手の1軍昇格については、監督自身の判断ではなく、現場コーチの判断に従う感じではないかと思います。悪く言えば、野手の事についてはコーチに丸投げのように思えてなりません。
秋山選手の1軍昇格時期については、明確に示した方が、秋山選手自身調整しやすいのではないかと思います。
14回戦@マツダ 広島2−0読売(9回サヨナラ) マクブルーム選手殊勲のサヨナラ2ラン!森下投手8回無失点熱投!ケムナ投手2勝目!
広島がマクブルーム劇弾で巨人に連勝 森下6勝目ならずも魂の熱投8回無失点 3日にも2位浮上
7/2(土) 17:20
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デイリースポーツ
9回、マクブルームはサヨナラ2ランを放ち、佐々岡監督に迎えられる(撮影・坂部計介)
「広島2−0巨人」(2日、マツダスタジアム)
広島が九回に4番マクブルームのサヨナラ2ランで2連勝を飾った。
先発の森下が気温35度に迫る炎天下の中で8回無失点、122球5安打11奪三振の熱投。八回の一死満塁のピンチも、汗をしたたらせながら、丸、ウォーカーを打ち取った。6勝目はならなかったが、魂の投球に主砲が最後に応えた。
この勝利で2位巨人に0・5ゲーム差まで迫った。3日の3連戦3戦目に勝利すれば、2位浮上となる。
広島森下投手、読売菅野投手の投げ合いで息詰まる投手戦になりましたが、最後はマクブルーム選手の一振りで決まりました。
先発の森下投手は5回まで読売丸選手と中田選手の2安打に抑え、2塁を踏まさない好投を見せました。
6回表1アウトから読売吉川選手に3ベースを打たれましたが、続く読売丸選手をピッチャーゴロに仕留め、自ら三本間で3塁ランナーの読売吉川選手をタッチアウトにしました。ここの森下投手のフィールディングは素晴らしかったですね。続く読売ウォーカー選手のレフトへの強烈な打球を羽月選手がダイビングキャッチし、先制を許しませんでした。これはスーパープレーですね。今日のプロ野球ニュースのプレー・オブ・ザ・デイに選ばれると思います。
さらに8回表、森下投手は先頭の読売中田選手にヒットを許し、1アウト2塁から読売代打八百板選手に内野安打、続く吉川選手に四球を与えて1アウト満塁の大ピンチを背負いましたが、続く読売丸選手をファーストゴロ。ウォーカー選手を空振り三振に仕留め、ピンチを脱しました。森下投手が沢山汗をかきながらも、真剣な眼差しで1球1球投げる姿に感動しました。結局森下投手は8回122球を投げて5安打11奪三振、無失点のナイスピッチングでした。出来れば森下投手に勝ちをつけてあげたかったですね。
打線は読売先発の菅野投手に対し、2回裏1アウトから上本選手の死球、続く羽月選手の四球で1、2塁のチャンスでしたが、會澤選手がサードゴロ併殺に倒れました。
6回裏、先頭の野間選手がヒットで出塁も、小園選手は強攻でファーストゴロで1アウト1塁となりました。1点勝負の雰囲気の中、ここは送りバントをするべきではなかったかと思います。本当に首脳陣には試合勘がありませんね。続く菊池涼介選手がレフト前ヒットで1アウト1、2塁のチャンスを迎えます。送りバントをしていれば、先制出来ていたかもしれません。続くマクブルーム選手はセカンドフライ、坂倉選手はキャッチャーファウルフライに倒れ、先制出来ませんでした。
7回裏、1アウトから羽月選手が盗塁死。8回裏は読売2番手今村投手に1アウトから野間選手がヒットで出塁も、ヒットエンドランをピッチドアウトされて野間選手が盗塁死で、なかなか得点圏にランナーを進めませんでした。
9回表、2番手のケムナ投手が1アウトから読売坂本選手に四球を与え、2アウト2塁となりましたが読売増田選手を空振り三振に仕留め、無失点に抑えました。ケムナ投手の表情も気合いが入っており、頼りがいを感じました。
そして9回裏、読売3番手の平内投手から先頭の菊池涼介選手がレフト前ヒットで出塁。続くマクブルーム選手が2球目の147キロのストレートを右中間スタンドへ叩き込む2ランを放ち、2−0で劇的なサヨナラ勝ちをおさめました。マクブルーム選手はいよいよ覚醒してきました。間違いなくカープの主砲です。これに秋山選手が加われば、恐るべきカープ打線になりますね。
チームは今季5度目のサヨナラ勝ちで借金は1になりました。そして2位読売に0.5ゲーム差となりました。明日勝てば2位に浮上します。
明日のカープの先発は九里投手です。前回同様、気迫あふれるピッチングを期待しましょう。読売は堀田投手です。絶対攻略出来ます。勝って2位に浮上しましょう!