2022年07月31日
17回戦@マツダ 広島5−6中日 7回一時逆転も8回森浦投手打たれ逆転負け。痛すぎる同一カード3連敗。
広島 中日に痛すぎる3連敗 8回森浦が暗転 白浜1822日ぶりスタメン、広陵バッテリーも奏功せず
7/31(日) 22:19
配信
スポニチアネックス
<広・中>5回のピンチに野村(左から3人目)の元に集まるナイン (撮影・奥 調)
◇セ・リーグ 広島5−6中日(2022年7月29日 マツダ)
広島が31日の中日戦に敗れて4連敗。後半戦開幕カードで最下位・中日にまさかの3タテをくらってしまった。
先発の野村をサポートした女房役は白浜だった。2017年8月4日のDeNA戦以来、実に1822日ぶりのスタメン出場。野村は広陵の後輩でもあり「広陵バッテリー」でスタートした。野村は結局、5回途中2失点で降板。勝利投手の権利はなかったが、何とか試合をつくって救援陣に託した。
打線は、球宴前となる24日ヤクルト戦の7回から続いていた連続イニング無得点が初回の秋山の先制犠飛でストップ。さらに1点差を追う6回には菊池涼の同点弾も飛び出した。
だが、7回に登板した4番手の矢崎が、2死満塁から土田の投ゴロを送球エラーし、勝ち越し点を献上。
一方打線は、7回に1死満塁の逆転機で、菊池涼が同点犠飛を放ち、さらに一、三塁から秋山が勝ち越しとなる二塁への適時内野安打を放ったが、悪夢は8回に待っていた。
5番手の森浦が、2死二、三塁からビシエドに左前への逆転適時打、さらに木下にも適時打を許して万事休す。再逆転を狙った9回はR・マルティネスを攻め立て1点を奪ったものの、連敗を止められなかった。
再び「魔の8回」がカープに襲いかかって来ました。しっかり逃げ切らなければならない試合でしたが、悪夢の逆転負けとなってしまいました。
先発の野村投手は1−0とリードした3回表、中日岡林選手にタイムリー2ベースを浴びて1−1の同点とされました。
5回表は1アウトから中日大島選手にヒットと2盗、中日岡林選手の四球と坂倉選手の失策で満塁のピンチとなり、中日ビシエド選手に勝ち越しタイムリーを打たれ1−2とされます。ここで野村投手は降板しました。2番手の松本投手は1アウト満塁から中日木下選手をセカンドフライ、中日レビーラ選手を見逃し三振に抑えました。先発野村投手は4回1/3、5安打2失点でした。持ち味の制球に苦しみながらのピッチングでした。次回登板はおそらくないでしょう。
3番手の一岡投手は6回表に登板。2アウト2、3塁のピンチを招くも中日岡林選手をショートフライに打ち取りました。
2−2の同点で迎えた7回表、4番手の矢崎投手がヒットと2つの四球で2アウト満塁のピンチを招き、中日土田選手のボテボテのピッチャーゴロを矢崎投手が本塁へ悪送球し、2−3と勝ち越しを許しました。矢崎投手の制球の荒れたピッチングはなんとかならないでしょうか。
4−3と逆転した直後の8回表、5番手の森浦投手が先頭の中日後藤選手に内野安打、続く中日大島選手に四球、続く中日岡林選手に送りバントを決められ1アウト2、3塁とされました。中日阿部選手は空振り三振に取りましたが、中日ビシエド選手にレフト前に2点タイムリーを浴びて4−5と再逆転され、さらに中日木下選手にもタイムリー2ベースを浴びて4−6とされました。森浦投手は2敗目を喫してしまいました。
打線は中日先発の松葉投手に対し、1回裏、野間選手がヒット、菊池涼介選手が初球エンドランでライト前にしぶとく運び、ノーアウト1、3塁としました。続く秋山選手がレフトへ犠牲フライを打ち、1−0と先制しました。
1−2で迎えた6回裏、1アウトから菊池涼介選手が中日2番手の藤嶋投手から左中間スタンドへソロホームランを放ち2−2の同点としました。
2−3とされた直後の7回裏、中日3番手の清水投手を攻めて、1アウトから代打羽月選手、會澤選手、野間選手の3連打で1アウト満塁とし、菊池涼介選手のライトへの犠牲フライと秋山選手のタイムリー内野安打で4−3と逆転しました。
4−6で迎えた9回裏、2アウト2、3塁から秋山選手のタイムリー内野安打で5−6としましたが、万事休すでした。
チームは最下位中日に同一カード3連敗となりました。オールスターを挟んで4連敗です。いやあ、まさかまさかの中日に3連敗ですよ。下位チームに足元をすくわれるようでは、上位進出は不可能ですね。
あさってからは横浜でDeNAとの3連戦です。是が非でも3タテを目指して頑張って欲しいですね。