2024年08月07日
15回戦@東京ドーム 広島3−3読売(延長12回規定により引き分け) 8回逆転するも直後に読売丸選手のタイムリーで追いつかれドロー。守備と走塁ミスが響く。
広島、巨人と引き分け2ゲーム差キープ 2点追う8回に集中打、総力戦で凌ぐ
8/7(水) 22:33配信
ベースボールキング
広島・床田寛樹 (C)Kyodo News
巨人 3 − 3 広島
<15回戦・東京ドーム>
7連勝中の首位・広島は今季5度目の引き分け。2位・巨人との2ゲーム差を保った。
広島打線は巨人先発・グリフィンに苦戦し、7回まで12三振を喫するなど無得点。それでも2点を追う8回、先頭の8番・菊池の三塁内野安打、1番・秋山の中前打で一死一、二塁とし、2番・野間の中前適時打で1点差に迫った。
さらに、グリフィンをリリーフしたケラーから3番・堂林が四球を選び満塁。ここで4番・小園が2点適時打を右前へ弾き返し3−2と試合をひっくり返した。
先発の床田は10安打を許すなど苦しい投球となったが、7回2失点と粘り開幕から18試合連続クオリティースタート(6回以上、自責点3以下)を達成。しかし1点リードに変わった8回、2番手の島内が1点を失い試合は振り出しに戻った。
9回以降は両チームの投手陣が踏ん張り、試合は3−3の引き分けで終了。広島の今季通算成績は51勝39敗5分けとなった。
BASEBALL KING
僅差のゲームでしたが、カープの守備と走塁のミスが響いて、勝利をつかむ事が出来ませんでした。まあ、そうは言っても、よくドローに持ち込んだ感もありました。4時間30分の死闘でした。選手の皆さん、お疲れ様でした。
今日は先発の床田投手がピリッとしませんでした。初回こそ3者凡退で立ち上がりましたが、その後はランナーを背負うピッチングが続きました。そして4回裏、1アウト1、2塁から読売モンテス選手にセンター前へタイムリーを浴びて0−1と先制を許しました。なおも2アウト満塁のピンチでしたが、読売吉川選手をセカンドフライに抑えて、なんとか1点でしのぎました。
6回裏、1アウト1、3塁から読売グリフィン投手がバントしました。キャッチャーな坂倉選手が捕球し2塁へ送球し、2塁はアウトになりましたが、矢野選手が1塁へ送球するも、送球が逸れてしまい、1塁はセーフとなり、3塁ランナーが生還して0−2となりました。このプレー、坂倉選手の判断が間違っていると思われます。併殺が取れると思って2塁に送球しましたが、タイミング的には併殺は微妙だったので、3塁ランナーの方に集中した方が良かったのではないかと思いました。なのでこの1点は防ぐ事が出来たかもしれません。坂倉選手の野球観が問われるプレーだったと思います。
打線は8回表、1アウト1、2塁から野間選手がセンター前タイムリーを放ち、1−2としました。野間選手の勝負強さは本物ですね。さらに1アウト満塁から小園選手がライト前へ2点タイムリーを放ち、3−2と逆転に成功しました。
これで逃げ切れるかと思った直後の8回裏、2アウト2塁から3番手の塹江投手が読売丸選手にセンターへタイムリー2ベースを浴びて3−3の同点に追いつかれました。アウトコース低めのカットボールで、投げミスではなかったのですが、丸選手に上手く打たれた感じです。ドリヨシ的には、次のバッターの読売吉川選手で勝負でも良かったのかなと思いました。
試合はそのまま延長戦に入りました。10回表、先頭の大盛選手がセンターへのヒットを放ちましたが、2塁を欲張り、2塁で憤死しました。これは痛かったですね。大盛選手は俊足ですから、1塁へ出塁するだけで、相手チームにとっては脅威だっただけに、もったいないミスでした。
また、11回表は2アウト2塁から菊池選手の打席でキャッチャーの読売岸田選手が読売伊藤投手の投げた球を捕りそこねたところ、2塁ランナーの坂倉選手が3塁を狙いましたが、タッチアウトになりました。次の塁を狙う気持ちはわかりますが、残念な走塁でした。
結局試合は延長12回、3−3で引き分けとなりました。
チームは51勝39敗5分けとなり、貯金は12のままです。今日は3位の阪神が敗れたため、2位読売まで2ゲーム差、3位阪神まで3ゲーム差となりました。
さて、明日はカード勝ち越しをかけての試合です。カープの先発は大瀬良投手、読売は戸郷投手と、お互いに今季ノーヒットノーランを達成した投手の投げ合いになります。僅差のタフな試合になりそうですが、我らがカープが総合力で寄り切るのではないかと思います。
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