2024年08月03日
15回戦@マツダ 広島4−1中日 森下投手8回1失点好投で8勝目&決勝タイムリーの二刀流の活躍!チームは今季2度目の5連勝で首位キープ!
【広島】森下暢仁、8勝目&勝ち越し適時打「絶対に点を取られたくない気持ちに」ギア上げる
8/3(土) 21:55配信
日刊スポーツ
広島対中日 お立ち台でスラィリーとポーズを決める森下(左)(撮影・加藤孝規)
<広島4−1中日>◇3日◇マツダスタジアム
広島の先発森下暢仁投手(26)が投打にわたる活躍で今季2度目の5連勝に導いた。
4回まで3度、先頭に安打を許す投球も、味方の好守もあり最少失点にしのいだ。打撃では5回。3連打などで追いつき、なお無死二、三塁でたたきつけた当たりが二遊間を破った。勝ち越しの2点適時打に「あそこでリードしたので、絶対に点を取られたくない気持ちにもなりました」と投球のギアも上がった。6回、7回と無安打に抑えると、8回無死一、二塁も後続を切って101球を投げ抜いた。8回1失点で、リーグ3位タイの8勝目を手にした。
前半は中日がやや押しているかと思いましたが、5回にカープが逆転してからはカープが主導権を握った形になりました。そして今日も守備陣が好守を連発し、ピッチャーを盛り立てました。ナイスゲームだったと思います。
先発の森下投手は今季15度目の登板で、試合前まで7勝4敗、リーグ4位の防御率1.68。前回の7月27日のヤクルト戦(神宮)は6回1/3を6安打3失点で負け投手になりました。今季の中日戦は2度目の登板で、前回の4月27日(バンテリンドーム)は7回を5安打1失点で勝ち投手でした。
森下投手は1回表、中日村松選手にセカンド内野安打、福永選手の送りバントが失敗のキャッチャーゴロ、カリステ選手をライトフライ、細川選手を空振り三振に取り無失点の立ち上がりでした。
スタメンは森下投手が3試合連続で8番に入りました。1番センター秋山選手、2番ライト野間選手、3番レフト堂林選手、4番サード小園選手、5番ファースト坂倉選手、6番セカンド菊池選手、7番ショート矢野選手、8番ピッチャー森下投手、9番キャッチャー會澤選手のオーダーを組みました。
中日の先発の大野投手に1回裏2アウトから堂林選手は四球も小園選手はセカンドゴロに打ち取られ、2回裏は先頭の坂倉選手がライト前ヒットも菊池選手がライトフライ、矢野選手はファーストライナーで坂倉選手が帰塁できず併殺となりました。
森下投手は3回表、先頭の中日木下選手にレフト前ヒット、大野投手をバント失敗の三振、村松選手にセンター前ヒットで1アウト1、3塁に。続く中日福永選手にセンターへタイムリーを運ばれ0−1と先制されました。続くカリステ選手のセカンドライナーを菊池選手が好捕し併殺で1失点で凌ぎました。この菊池選手のダイビングキャッチがなかったら、完全に中日ペースになっていたと思うだけに、この菊池選手のプレーは今日のポイントだったと思います。
3回裏の攻撃も1アウトから會澤選手がセンター前ヒットも秋山選手はファーストゴロ併殺打に倒れました。森下投手は4回表、先頭の中日細川選手にセンター前ヒットも中田選手をショートゴロ併殺打、板山選手をファーストゴロと3人で抑えました。
打線は4回裏も1アウトから堂林選手がセンター前ヒットも小園選手がセカンドゴロ併殺打で3イニング連続で併殺となりました。
森下投手は5回表、中日岡林選手、木下選手、大野投手の下位打線を3人で退けました。5回裏の攻撃で先頭の坂倉選手がレフト前ヒット、菊池選手はショート内野安打でノーアウト1、2塁に。続く矢野選手のピッチャー前バントが内野安打となり中日大野投手が1塁へ悪送球、坂倉選手が帰還し1−1の同点に追いつきました。
なおノーアウト2、3塁から森下投手がセンターへ2点タイムリーを放ち、3−1と勝ち越しに成功しました。森下投手は今季10安打目の3打点目となりました。8番に森下投手を置いた新井監督の作戦勝ちですね。
森下投手は6回表2アウトから中日カリステ選手に四球も4番細川選手を空振り三振に斬って取りました。森下投手は7回表、中日中田選手をライトファウルフライ、板山選手をショートゴロ、岡林選手をセンターフライと三者凡退に抑えました。
すると7回裏に中日3番手の岩嵜投手に先頭の矢野選手が右中間に3ベース、森下投手と會澤選手が凡退し2アウトから秋山選手がレフトへタイムリーを流し打ち、4−1としました。この1点は大きかったですね。
森下投手は8回表、中日木下選手と代打の大島選手に連打されノーアウト1、2塁に。それでも中日村松選手をレフトフライ、福永選手を見逃し三振、カリステ選手をライトフライに打ち取り無失点で切り抜けました。
森下投手は8回を101球、7安打、1四球、8奪三振の1失点で8勝目を挙げました。前半は連打を浴びるなど、少しぐらつく場面もありましたが、その後は緩急などを使うなど、森下投手らしいピッチングが出来たと思います。
9回表は守護神の栗林投手が中日のまずい攻めにも助けられ、無失点に抑え2年ぶり3度目の30セーブ目をマークしました。
チームは今季2度目の5連勝で、49勝39敗4分けで今季最多貯金の10とし、首位をキープしました。今日は読売が勝利して阪神が敗れたため、2位は1ゲーム差で読売、3位はそこから0.5ゲーム差で阪神です。依然として首位広島から3位阪神までは1.5ゲーム差と混戦状態です。
明日のカープの先発は九里投手です。ここ3試合は不甲斐ないピッチングが続いているので、明日は一発回答のピッチングを期待します。中日は根尾投手です。九里投手の内容によっては、明日はある程度点の取り合いになるかもしれません。そうならないためにも、九里投手のピッチングがカギを握りそうです。
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/12652222