2024年07月28日
14回戦@神宮 広島4−5東京ヤクルト(9回サヨナラ) 栗林投手がヤクルト長岡選手に逆転サヨナラタイムリー浴びる。坂倉選手2安打3打点もフイ。首位読売に3ゲーム差に。
【広島】栗林良吏1点リード守れずサヨナラ負け「フォークでいくなら、いくなりの意図を」と反省
7/28(日) 22:14配信
日刊スポーツ
ヤクルト対広島 ヤクルトにサヨナラ負けし、悔しげな表情で引き揚げる広島栗林(撮影・鈴木みどり)
<ヤクルト5−4広島>◇28日◇神宮
広島の栗林良吏投手(28)が1点リードの9回に逆転を許し、サヨナラ負けを喫した。
代打川端からの連打などで1死二、三塁を招くと、中村は空振り三振。だが、続く長岡の初球フォークが浮き、左中間を破られた。3安打すべてフォークを捉えられただけに「自分でしっかり考えないといけない。フォークでいくなら、いくなりの意図を。(最後は)二塁走者を気にしすぎた。もっと間をあければ良かった」と悔いた。自身4敗目でチームは手痛い連敗となった。
まさに痛恨の1敗となりました。マジで痛いです。最大3点リードを守れなかったのは悔やまれるところですね。
スタメンは野間はベンチ入りし、1番センター秋山選手、2番ショート矢野選手、3番ライト中村貴浩選手、4番サード小園選手、5番ファースト坂倉選手、6番セカンド菊池選手、7番キャッチャー石原選手、8番レフト堂林選手、9番ピッチャー九里投手のオーダーを組みました。
ヤクルトの先発の阪口投手は今季2度目の登板でした。1回表、秋山選手がライト前ヒット、矢野選手とのエンドランのライト前ヒットが決まりノーアウト1、3塁の先制のチャンスに。続く中村貴浩選手がセンター前にタイムリーを運び1点を先制しました。
なおノーアウト1、2塁で小園選手はセンターフライ、坂倉選手の打席で矢野選手が3盗に失敗。坂倉選手が四球で2アウト1、2塁から菊池選手は空振り三振で追加点を奪えませんでした。
先発の九里投手は今季15度目の登板で、試合前まで4勝6敗、防御率2.94。前回の7月21日の阪神戦(甲子園)は3回途中6失点で負け投手になり、自身2連敗中。今季のヤクルト戦は2度目の登板で、前回の6月26日(マツダ)は7回1失点(自責0)で勝ち投手でした。
九里は1回裏1アウトからヤクルト赤羽選手にレフト前ヒットも宮本選手、村上選手をともにセカンドゴロに打ち取り無失点の立ち上がりでした。
3回表の攻撃で先頭の秋山選手がライト前ヒット、矢野選手の初球にエンドランでショートゴロ、1アウト2塁に。中村貴浩選手は空振り三振でしたが小園選手は四球、ヤクルト阪口投手の暴投で2アウト2、3塁とすると坂倉選手はライト前に2点タイムリーを運び、3−0としました。
直後の3回裏、九里投手は先頭のヤクルト岩田選手にレフト前ヒット、阪口投手の送りバントで1アウト2塁から長岡選手をレフトフライに打ち取るも赤羽選手にレフトスタンドへ2号ソロを放りこまれ、3−2となりました。
九里投手は4回裏、ヤクルト村上選手を空振り三振、オスナ選手をサードゴロ、松本選手をショートゴロと中軸を三者凡退に抑えました。
だが九里投手は5回裏、先頭のヤクルト山田選手にセンターバックスリーン左に7号ソロを打ち込まれ、3−3の同点に追いつかれました。
6回表の攻撃でヤクルト3番手の大西投手から先頭の坂倉選手がライトスタンド中段に5号ソロを突き刺し、4−3と勝ち越しました。
九里投手は6回裏、先頭のヤクルト赤羽選手にヒットを許しノーアウト1塁で降板しました。代わった2番手の塹江投手はヤクルト宮本選手にレフト前ヒットでノーアウト1、2塁とされましたが、村上選手をセカンドゴロ併殺打に打ち取りました。2アウト3塁で3番手の森浦投手がヤクルトオスナ選手に四球も松本選手をショートゴロに打ち取りました。
7回裏は4番手の島内投手がヤクルト山田選手をキャッチャーファウルフライ、岩田選手を空振り三振、中村選手をサードゴロと3人で退けました。
8回裏は5番手のハーン投手が1アウトからヤクルト赤羽選手にライト前ヒット、宮本選手を空振り三振、村上選手に四球を出すもオスナ選手を空振り三振に斬って取りました。
しかし、9回裏に守護神の栗林投手が代打のヤクルト川端選手にセンター前ヒット、山田選手にレフト前ヒット、岩田選手に送りバントを決められ1アウト2、3塁に。続く中村選手を空振り三振も、最後は長岡選手に左中間に逆転2点タイムリーを浴びて試合が終わりました。栗林投手は4敗目を喫してしまいました。栗林投手は責められないと思います。
それより、9回表の攻撃です。ここが雑な攻撃だったのが、流れをヤクルトに持っていかれたと言っていいと思います。この回、1アウトから石原選手がセカンド内野安打で出塁しました。ここで代走に羽月選手を出すのかと思いきや、ランナーを代えず、次の大盛選手に送りバントをさせるのかと思いきや、無策で3球三振になりました。次の打者はハーン投手の代打松山選手を送りましたが、それならなぜ大盛選手に送りバントをさせなかったのでしょうか。また、松山選手は代打成功率が極端に下がっているので、今の調子では期待は難しいと思います。松山選手はリフレッシュの意味をこめてファームで調整すべきだと思います。その松山選手は空振り三振に倒れ、無得点に終わりました。嫌な流れを作って9回裏を迎えたところで勝負あったかもしれません。首脳陣は一体何を考えていたのでしょうか。
これでこのカードは1勝2敗と負け越しになりました。44勝39敗4分けの貯金5となり、首位読売と3ゲーム差になりました。もうこれ以上は離せられません。
カープは明日は試合がありません。あさってからはマツダスタジアムでDeNAとの3連戦です。これから先はムダな試合は1つもありません。一戦必勝で臨まなくてはいけません。いよいよ勝負の8月がやってきます。
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/12645149