2024年07月04日
13回戦@マツダ 広島7−5阪神 8回羽月選手の「神走塁」と堂林選手、二俣選手のタイムリーで逆転勝ち!連敗3でストップ!
【広島】羽月隆太郎が連敗止める神走塁=u何とか事を起こそうと思っていた」
7/4(木) 21:51配信
東スポWEB
8回、本塁に滑り込む羽月隆太郎
広島は4日の阪神戦(マツダ)に7―5で逆転勝ちし、連敗を3で止めた。
初回に矢野の右前適時打で幸先の良いスタート。ところが、先発のアドゥワがピリッとしなかった。直後の2回は先頭から2者連続の四球でピンチをつくり、小幡、さらには投手・村上に連続適時打を許すなど3点を献上。1点差の4回二死一、三塁で回ってきた第2打席で早々と代打を送られた。アドゥワは今季最短タイの4回3失点で降板となった。
だが、代打の松山は空振り三振。序盤で代打の切り札を投入する積極策は実らなかったが、1点を奪いにいく新井監督の執念が見受けられた。
そんな指揮官の期待に赤ヘルナインが応えた。同点の8回に先頭の小園が安打で出塁。代走・羽月が送られた。一死から走塁のスペシャリストは二盗、三盗に成功して好機を広げ、2つの四球で満塁に。菊池は3番手・石井に空振り三振を喫したが、続く堂林の打席で石井が暴投。三走の羽月が魂のヘッドスライディングで生還し、ついに勝ち越した。
さらに堂林の左翼越え二塁打などで3得点。本拠地は久々に大歓声に包まれた。
阪神に敗れれば同一カード3連敗で、2位との差は1ゲームとなっていた。そんな窮地を救ったのが羽月隆太郎の神走塁=B救世主の快足男は泥にまみれたユニホーム姿でお立ち台に上がり「昨日、一昨日と悔しい思いをしていたので何とか事を起こそうと思っていた」と胸を張った。貴重な追加点を奪った堂林も「羽月さんの二盗、三盗ですごく勇気をもらって自分も打つことができた」と後輩に最敬礼。首位のチームは脇役も頼もしい。
東スポWEB
阪神は村上投手を立ててきて、3タテを狙ってきましたが、今日はカープの選手の皆さんの意地とプライドを感じる試合でした。しぶとく点を積み重ね、最後に一挙4点を入れて、阪神を突き放しました。
1回裏、先頭の秋山選手がヒットで出塁。続く矢野選手の打席で2塁へ盗塁を試みると、阪神のキャッチャー梅野選手が2塁へ暴投。秋山選手は3塁まで進塁し、矢野選手がタイムリーを打ち、1−0と先制しました。
しかし2回表、先発のアドゥワ投手は1アウト2、3塁のピンチを背負うと、阪神小幡選手と村上投手にタイムリー、近本選手には犠牲フライを打たれて、1−3と逆転を許しました。アドゥワ投手はこの回、先頭から2者連続四球を与えたのが誤算になりました。立ち上がりのアドゥワ投手はやはり課題が残りますね。
それでも4回裏に阪神村上投手の暴投で1点を奪うと、5回裏には坂倉選手のショートゴロの間に3−3の同点に追いつきました。
そして8回裏、小園選手がヒットで出塁すると、羽月選手が代走で出場。2盗と3盗を成功させて打線に勢いをつけると、広島は2アウト満塁のチャンスを作ります。
この場面で阪神の3番手の石井投手が暴投。この間に羽月選手がホームインして勝ち越すと、堂林選手と二俣選手がタイムリーを放ち、この回4得点で勝利しました。
今日の試合のポイントは、羽月選手の走塁と言いたいところですが、2回表、阪神に1−3と逆転を許して、なおも2アウト1、2塁のピンチで、阪神前川選手の放ったセカンド後方へのフライを菊池選手が後ろ向きにキャッチする超ファインプレーを見せました。その時、菊池選手は打球が見えてなかったそうですが、このファインプレーで阪神の追加点を許しませんでした。これがなかったら、今日は勝ててなかったと思います。
これでチームは3連敗でストップし、38勝31敗4分けで貯金を7とし、2位DeNAに2ゲーム差、3位阪神と読売に3ゲーム差になりました。
さて、明日からはバンテリンドームで中日との3連戦です。カープの先発は床田投手で、中日は高橋宏斗投手です。間違いなく投手戦になります。床田投手は絶対に先制をされないように頑張らなくてはなりません。おそらく1点勝負になると思います。中日細川選手、カリステ選手、石川選手に要注意ですね。
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