カープ沖縄キャンプ ベイスターズと練習試合 先発アドゥワは3回1失点 4年目の二俣は2本の2塁打
2/21(水) 18:01配信
テレビ新広島
TSSテレビ新広島
カープです。沖縄キャンプでの第2クールは早くも21日が最終日。
カープは横浜DeNAベイスターズと練習試合を行いました。
時折強い日差しが照りつけたコザしんきんスタジアム。
午後からベイスターズを迎えての練習試合が行われました。
先発マウンドにはアドゥワ誠。今シーズン、新井監督はアドゥワの先発再転向を示唆しています。
そのアドゥワは2回まで無失点に抑えますが、3回、連打で一・三塁とされると。
2番・関根にタイムリー。先制を許します。
しかしその後はピンチを切り抜け、3回1失点。
課題と収穫が見えた先発マウンドでした。
【アドゥワ誠 投手】
「自分の打たせて取るという持ち味はできたと思います。自分は三振を取るタイプじゃないので、リズムよく間の悪い投球にならないように心がけました。結果がすべてなので、次はゼロで終われるようにしたいと思います」
打線では、日本代表にも選出されている小園が2安打を放つと。4年目の二俣が、2本のツーベースで1打点とアピール。
23日からの最終クールも多くの実戦が予定されています。
【新井貴浩 監督】
「各選手がいいアピールしてくれていると思います。最終クールは実戦漬けになるので、さらに競争して、いいものをみせてもらいたい」
<スタジオ>
新井監督は2ベース2本の二俣について「自分の間合いで振れている」と高評価。
23日の中日戦は2年目の益田が先発予定ということです。
広島ニュースTSS
今日はDeNAとの練習試合が行われました。
今日のスタメンは1番セカンド菊池選手、2番ライト田村選手、3番ショート小園選手、4番DHシャイナー選手、5番ファースト林選手、6番レフト中村貴浩選手、7番サード二俣選手、8番キャッチャー石原選手、9番センター中村奨成選手のオーダーを組みました。
広島先発のアドゥワ投手は1回表、先頭のDeNA度会選手をセカンドゴロ、関根選手にヒットを浴びるも、DeNAオースティン選手をセンターフライ、牧選手を見逃し三振に抑えました。
DeNA先発の森投手に対して、打線は1回裏、菊池選手はレフトフライ、田村選手は空振り三振、小園選手がヒットを放ち、シャイナー選手がセンターへ2ベースを放ちましたが、小園選手が走塁死で先制できませんでした。
アドゥワ投手は2回表、DeNA佐野選手、京田選手、山本選手を3者凡退に抑えました。2回裏、打線は2アウトから二俣選手が2ベースを放ちましたが、石原選手はショートゴロに倒れました。
アドゥワ投手は3回表、1アウトからDeNA西巻選手、度会選手に連打され1アウト1、3塁とされました。続くDeNA関根選手にライト前へタイムリーを浴びて0−1と先制されました。今季もDeNA関根選手は要警戒ですね。なお1アウト1、2塁のピンチでしたが、DeNAオースティン選手をセンターゴロ、牧選手をレフトフライに打ち取りました。アドゥワ投手は3回39球を投げて4安打1奪三振無四球で1失点でした。ランナーを背負いながらも、1失点でよく粘ったと思います。次回オープン戦でも登板チャンスはあると思いますので、しっかりアピールして欲しいですね。
3回裏の攻撃では、2アウトから田村選手が四球、小園選手がヒットで1、2塁としましたが、シャイナー選手はサードフライに終わりました。
4回表からはドラ2ルーキーの高投手が登板しました。高投手は先頭のDeNA佐野選手に四球を出すも、京田選手をファーストゴロ、山本選手をファーストファウルフライ、石上選手をファーストライナーに打ち取りました。高投手はプロ初の対外試合の登板で緊張したかと思いますが、ナイスピッチングでした。
4回裏、DeNAの2番手の上茶谷投手に対して打線は先頭の林選手が2ベース、1アウト後に二俣選手がレフトへタイムリー2ベースを放ち、1−1の同点に追いつきました。なお1アウト2塁のチャンスでしたが、後続が倒れ、勝ち越しとはなりませんでした。今日は二俣選手がしっかり打撃でアピールしました。二俣選手も右の大砲候補です。1軍帯同に必死に頑張っています。
高投手は5回表、先頭のDeNA西巻選手に四球を出して3番手の塹江投手にスイッチしました。塹江投手はDeNA度会選手を空振り三振、代打DeNA桑原選手に四球で1アウト1、2塁のピンチとなりましたが、DeNA東妻選手をセカンドゴロ併殺打に仕留め、無失点で切り抜けました。
5回裏の攻撃は、先頭の矢野選手がヒットも田村選手がセカンドゴロ併殺打に倒れ、代打韮澤選手が四球に2盗を決めて2アウト2塁としましたが、代打坂倉選手はショートゴロに終わりました。
6回表は4番手の森浦投手が登板しました。先頭のDeNA林選手に四球、勝又選手にヒットでつながれノーアウト1、3塁とされ、DeNA京田選手は空振り三振も、DeNA代打松尾選手にレフト前タイムリーを浴びて1−2と勝ち越しを許しました。森浦投手については、まだ安定感がないような印象を受けました。体全体を使って投げる事が出来ていない感じです。
打線は6回裏、DeNA3番手でドラ2ルーキーの松本投手に対して林選手は空振り三振、中村貴浩選手はライトフライ、二俣選手はライトフライと3人で終わりました。
7回表は5番手でドラ3ルーキーの滝田投手が登板しました。滝田投手はDeNA蝦名選手、桑原選手に連続四球を与え、ノーアウト1、2塁とされましたが、DeNA東妻選手をショートゴロ併殺打、林選手をセカンドフライに抑えて無失点で切り抜けました。滝田投手はかなり緊張していたように感じました。まだ制球がしっかり出来ていないので、今後どれだけ早い期間で修正できるか注目です。
投手陣は8回表は内間投手、9回表は大道投手が共に3者凡退に抑えました。
打線は7回裏、8回裏と3者凡退に抑えられ、9回裏はDeNA5番手の徳山投手に対して、林選手、高木選手が凡退した後に代打中村健人選手がヒットも、最後は久保選手がショートゴロに打ち取られ、試合が終わりました。
あとは新外国人のシャイナー選手が状態を上げてきているので、あさってから始まるオープン戦でどこまで対応できるのか、楽しみです。
今も言いましたが、あさってからいよいよオープン戦が始まります。23日は北谷で中日戦、24日はコザで読売戦、25日は名護で日本ハム戦です。1軍生き残りをかけて、若手選手は正念場を迎えます。