2024年01月11日
FAでオリックスに移籍した西川選手の人的補償でカープに入団した日高投手が会見!
人的補償で広島移籍の日高が入団会見「1軍に行くことが条件」背番号は70に決定
1/11(木) 12:20配信
スポニチアネックス
マツダスタジアムで広島の入団会見に臨んだ日高
国内フリーエージェント(FA)権を行使してオリックスに移籍した西川龍馬外野手(29)の人的補償として広島が獲得した日高暖己投手(19)が11日、マツダスタジアムで入団会見を行った。背番号「70」に決まった右腕は新天地で決意を新たにした。
「まずは1軍に行くことが条件。そこを目指して頑張っていきたい。打たれない真っすぐを目指してやっていきたい」
入団決定後には同学年で22年ドラフト1位の斉藤からSNSのダイレクトメッセージで「一緒に頑張ろう」と言葉をもらったといい、「意識しながら頑張っていきたい」と力を込めた。
最速148キロの直球を武器に、カープで活躍を目指す。
移籍発表から6日経った今日、マツダスタジアムで日高投手の入団会見が行われました。
日高投手は2004年9月16日生まれの19歳です。
プロ入り前
長崎県で生まれ、生後4か月で宮崎県に転居しました。日向市立細島小学校1年生の時に細島スポーツ少年団でソフトボールを始めました。日向市立富島中学校時代は軟式野球部に所属し、遊撃手としてプレーしました。
宮崎県立富島高等学校では、投手兼遊撃手として1年秋からベンチ入りし、2年になると、山本由伸投手のフォームを参考にして急成長し、秋から本格的に投手に転向しました。3年夏の宮崎大会では5試合を投げ抜き自責点はわずか2で、決勝の宮崎西高戦では、91球で完封勝利と、100球未満で完封する「マダックス」を達成し、同校を2度目の夏の甲子園出場に導きました。第104回全国高等学校野球選手権大会では2回戦で下関国際高相手に5失点し敗退しましたが、この試合で9回を投げ切り9奪三振と粘りの投球も見せました。
2022年10月20日に行われたドラフト会議にて、オリックス・バファローズから5位指名を受け、11月19日に日向市内で入団交渉を行い、契約金3500万円、年俸450万円で契約合意しました。背番号は47。
オリックス時代
2023年は1軍登板はなかったものの、ウエスタン・リーグ公式戦12試合に登板し、20回を投げ、1勝1敗、防御率3.15の成績を挙げました。シーズン終了後はみやざきフェニックス・リーグやアジア・ウインターリーグに参加しました。
2024年1月5日、FAでオリックスに移籍した西川龍馬選手の人的補償として、広島東洋カープへの移籍が発表されました。高卒2年目、19歳の選手が人的補償によって移籍するのは奥村展征選手と並んで最年少となる。1年目のオフに人的補償として移籍するのは前述の奥村選手、尾仲祐哉投手に続いて3人目になります。
選手としての特徴
最速148km/hの直球とフォークボール、縦のスライダー、シンカー気味に落ちるチェンジアップ、ツーシームを投げ打者をねじ伏せる投球スタイルです。
日投手がテイクバックを参考にしている点や、同じ宮崎県の高校出身という点などから元チームメイトの山本由伸投手になぞらえて「由伸2世」と呼ばれています。
カープにとってはこのオフ最高の補強になったかもしれません。伸びしろ十分の若いピッチャーで、もしかしたらドジャースに移籍した山本由伸投手のように大化けするかもしれない、ポテンシャルのかなり高いピッチャーです。
カープの2022年ドラ1の斉藤投手と同学年なので、2人で切磋琢磨して将来の先発投手の柱になって欲しいと思います。
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/12381246