2023年11月09日
床田投手が来季の開幕投手を狙わない?
【広島】床田寛樹は来季開幕投手狙わない「来年、今年ぐらいできたら」“2年後の開幕投手”宣言
11/9(木) 19:20配信
日刊スポーツ
トライアウトに向けてシート打撃に登板した広島薮田和樹投手(写真奥)の投球をネクストバッターズサークルで見つめる床田寛樹投手(撮影・前原淳
広島床田寛樹投手(28)は来季開幕投手を狙わずに、“2年後の開幕投手”を目指す。8日に来季日程が発表され、広島の開幕は敵地でDeNAと対戦する。今季チーム最多11勝を挙げ、DeNAには3勝1敗、防御率1・88、CSファーストステージでも好投した左腕は開幕投手の有力候補に挙げられる。だが「やりたいなというのもない。そこまでまだ自信がないというか」と謙遜する。規定投球回に到達したのは今年が初だったこともあり「僕の中では来年、今年ぐらいできたら(開幕投手を)やりたいなと思うんじゃないかなと思う。今年1年だけなので、そんなにやりたいというのはないです」と来季を大黒柱となる1年と位置づける。
今月はノースローで調整し、柔軟性を高めながら下半身を中心に筋力強化を図る。平均球速が昨季の145キロから、今季は142キロ前後に落ちた。肉体改造とともに、投球の軸となる直球に磨きをかける。「途中からスピードしか出なくなって、緩急がそこまで出なくなった。真っすぐの平均球速が上げれば、練習しようと思っている“森下チェンジアップ”が生きてくると思うので、平均数値を上げられればと思います」。2年後に胸を張って大役宣言できるよう、確固たる地位を築く土台をつくっていく。【前原淳】
来季に向けて進化を決意する床田投手ですが、開幕投手を務めない発言がありました。おそらく、今季チーム最多の11勝を挙げたものの、床田投手自身、絶対的な自信につながっていないんだろうと思います。シーズン途中からストレートの威力がなくなってきて、緩急をつけたピッチングが出来ていなかったところが課題にあるようです。
では、来季の開幕投手は誰になるのでしょうか。ドリヨシ的には、森下投手を開幕戦にぶつけても面白いと思います。今季森下投手の対DeNA戦は2試合先発して1勝0敗、防御率2.77と相性は悪くありません。今オフにメジャーリーグの大谷選手らが通った「ドライブライン・ベースボール」の最先端トレーニングを学び、フォームの動作解析やピッチングの数値測定を受けます。なので、来季の森下投手は一段と進化したピッチングが期待されます。なので、来年3月29日の横浜スタジアムでのDeNAとの開幕戦は、スバリ、森下投手が開幕投手を務めると予想します。
では、床田投手の開幕戦はどの試合になるのでしょうか。ドリヨシは4月2日のマツダスタジアムでのヤクルト戦だと思います。というのが、その1週間後には甲子園で阪神との対戦があり、その初戦に床田投手を先発させる可能性が高いと思われます。なので、中6日の逆算で4月2日のヤクルト戦が床田投手の開幕戦になるでしょう。
いずれにしても、来季の先発ローテーションに誰が入るのか、ファンとしては楽しみでなりません。
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