2023年10月05日
薮田投手、岡田投手ら6選手が戦力外に。
広島が戦力外発表 薮田和樹、岡田明丈ら6人 薮田はトライアウト参加へ
10/5(木) 13:10配信
サンケイスポーツ
広島から戦力外通告を受け、報道陣に現役続行の意欲を示した薮田和樹投手
広島は5日、薮田和樹投手(31)、岡田明丈投手(29)、三好匠内野手(30)の支配下3人と行木俊投手(22)、中村来生投手(20)、木下元秀外野手(22)の育成3人に対して来季の契約を結ばないむねを伝えたことを発表した。薮田、行木、中村来、木下の4人は現役続行を希望し、11月のトライアウトに参加予定。三好は今季限りで現役引退。岡田は育成契約の打診を受けている。
薮田は岡山理大付高、亜大を経て2015年に広島入り。17年に15勝を挙げ勝率第1位(・833)のタイトルを獲得したが、翌18年は2勝と苦しみ、この6年間で計4勝どまり。今季は登板3試合で防御率9・00だった。
岡田は大商大高、大商大を経て16年に同1位で広島入り。17年に自身初の2桁到達となる12勝、18年は8勝をマークしたが、20年から1軍での登板はなく21年には右肘の手術を受けた。
三好は九州国際大付高を経て12年に同3位で楽天入り。19年途中に広島にトレードで移籍し20、21年には内野の守備固めとして2年連続で60試合以上に出場。今季は入団1年目の12年以来の1軍出場なしだった。
毎年、レギュラーシーズンが終わる頃になると、辛いニュースが飛び込んで来ます。そう、戦力外通告です。
今日、広島東洋カープは薮田投手、岡田投手、三好選手の支配下3選手と、行木投手、中村来生投手、木下選手の育成3選手に対して、来季の契約を結ばない旨を伝えたと発表しました。
薮田投手は2017年に15勝を挙げて、勝率.833の勝率第1位のタイトルを獲得しました。先発投手陣の柱としての活躍を期待しましたが、翌2018年は2勝にとどまり、苦しいシーズンを送っていました。今季は3試合に登板し、防御率は9.00でした。ドリヨシ的には、確か2018年シーズンの西武との交流戦だったかなと思いますが、1イニング10失点という屈辱を味わいました。ドリヨシはちょうどこの試合を現地観戦していましたが、薮田投手はこれで終わったかなと思った瞬間でした。
岡田投手は2017年に12勝を挙げ、薮田投手と共に先発投手陣の柱として活躍するかと思われましたが、2018年は8勝7敗、2019年は0勝2敗と奮いませんでした。2018年の交流戦頃から制球難に見舞われ、球を置きに行って痛打されるケースが目立ちました。2021年オフには右肘の手術を受け、再起を目指していましたが、戦力外となりました。
三好選手は守備固めとして活躍しました。内野ならばどこでも守れるユーティリティープレーヤーでした。ドリヨシ的には、いつのシーズンか忘れましたが、横浜スタジアムでのDeNA戦で、DeNAオースティン選手の放った痛烈なサードへの打球を三好選手が好捕したシーンは忘れられません。
育成選手は短期間で活躍して支配下選手にならないといけません。そんな厳しい状況の中で、行木投手、中村来生投手、木下選手が戦力外となりました。特に木下選手は今季の春季キャンプでアピールしていた選手だっただけに、残念です。
薮田投手、行木投手、中村来生投手、木下選手は11月のトライアウトに参加する予定です。三好選手は今季限りで引退し、岡田投手は育成契約を打診されているようですが、岡田投手本人はトライアウトへの参加も含めて考え中のようです。
しかし、薮田投手や岡田投手らの力がなかったら、カープのリーグ3連覇もありませんでした。選手の皆さん、ありがとうございました。
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