2022年09月22日
24回戦@甲子園 広島10−4阪神(延長11回) 延長戦の激闘制す!上本選手決勝タイムリー!単独4位で3位読売に1ゲーム差!
上本だ!菊池涼だ!龍馬だ! 広島延長11回6得点で激闘制す 逆転CSへ3位巨人と1差死守
9/21(水) 22:46配信
スポニチアネックス
<神・広>11回1死満塁、上本は左前に勝ち越し適時打を放つ。投手岩貞(撮影・北條 貴史)
◇セ・リーグ 広島10―4阪神(2022年9月21日 甲子園)
広島が劣勢をすぐにはね返した。2点を先制された直後の2回。反撃ののろしを上げたのは坂倉だった。この回の先頭。カウント2―2に追い込まれ、6球目に来た内角いっぱいのツーシームを右翼席へ7試合ぶりとなる15号ソロを放った。
そして続く会沢が中前打で出塁すると、無死一塁から小園が逆転の2ランをバックスクリーン右へ打ち込んだ。8月10日のヤクルト戦以来、89打席ぶりの7号。既に昨季5発を越え、自己最多を再び更新した。
逆転後の追加点も大きい。2四球と西川の左前打で1死満塁まで攻め立てて伊藤将を降板へ追い込み、マクブルームが代わった西純の初球をきっちり右犠飛。「チャンスで最低限の仕事ができて良かった。(投手の)森下が三塁走者だったので深めの犠牲フライを打つことができて良かった」。打者9人で一挙4得点し、不調の森下を援護した。
5回1/3を投げ6失点に沈んだ1週間前と同じ甲子園での再戦。森下は前回以上に苦しい立ち上がりだった。打者4人連続でフルカウントにするなど2死から3四球を与え、佐藤輝の右前適時打で2点を失った。5回にも1点を失いながら、勝ち投手の権利を得た直後の6回に代打を送られて降板。しかし6回に森浦が同点被弾し、自己最多11勝目はまた持ち越しとなった。
そのまま試合は動かず4―4で迎えた延長11回、失策や四球などで1死満塁のチャンスをつくると、1番の上本が左前に勝ち越し打を放った。続く菊池涼に適時打、西川にも2点適時二塁打が飛び出すなどこの回一挙6点を挙げ、終わってみれば10得点。単独4位に浮上し、勝った3位・巨人との差「1」を維持した。
逆転CS進出を諦めない選手の皆さんの気迫が伝わって来ました。ハラハラドキドキの展開でしたが、最後は打線が爆発して阪神を突き放しました。
先発の森下投手は不安定な立ち上がりでした。1回裏2アウトランナーなしから阪神近本選手、大山選手、原口選手に3連続四球を与え、満塁から阪神佐藤選手にライト前へ2点タイムリーを浴びて0−2と先制されました。
打線は阪神先発の伊藤投手に対し、先制された直後の2回表、先頭の坂倉選手がライトスタンドへソロホームランを放ち、1−2とします。このホームランは先制された直後の得点になっただけに、とても大きかったと思います。続く會澤選手のヒットでノーアウト1塁から小園選手がセンターバックスクリーン右に2ランを放ち、3−2と逆転しました。さらに森下投手の四球、続く上本選手は三振でしたが、菊池涼介選手が四球、西川選手がヒットを放ち、1アウト満塁となりました。ここで伊藤投手は降板。2番手に西純矢投手に交代しました。続くマクブルーム選手はライトへ犠牲フライを放ち、4−2と、このイニング4得点しました。
4回表、1アウト満塁の追加点の大チャンスでさしたが、マクブルーム選手がショートゴロ併殺に倒れて追加点を奪えませんでした。
5回裏、先頭の阪神代打糸井選手のヒットを足がかりに、2アウト1塁となり、阪神近本選手のセカンド内野安打に菊池涼介選手が1塁へ悪送球し、1塁ランナーの阪神中野選手が一気に生還して4−3となりました。
6回裏、2番手の森浦投手が2アウトから阪神梅野選手にレフトスタンドへソロホームランを浴びて4−4の同点とされました。低めの難しい変化球でしたが、打った阪神の梅野選手の打撃技術をほめるべきでしょう。
7回裏は3番手のターリー投手がランナーを出すも無失点に抑えました。8回裏は4番手の矢崎投手が3者凡退に斬りました。9回裏は5番手のケムナ投手が2アウト2塁の一打サヨナラのピンチを背負いましたが、阪神代打ロハス選手を見逃し三振に仕留め、ピンチを逃れました。
4−4の延長10回裏、6番手の松本投手が1アウトから阪神大山選手、原口選手に連打され、1アウト1、2塁と一打サヨナラのピンチでしたが、続く阪神佐藤選手、梅野選手から連続の空振り三振を奪い、ピンチを脱しました。今日の試合のポイントになったところだったと思います。松本投手の投げっぷりは非常に良かったですね。ピンチでも動じない姿勢は、他のリリーフピッチャーの皆さんも参考にして欲しいと思います。
そして、迎えた延長11回表、阪神7番手の岩貞投手に対し、1アウトから會澤選手が四球で出塁して、代走に曽根選手が送られました。続く小園選手の送りバントの打球を阪神岩貞投手が1塁へ悪送球し1アウト1、3塁の大チャンスとなります。続く代打磯村選手が四球で1アウト満塁となり、続く上本選手がカウント0−2からレフト前へ執念のタイムリーを放ち、ついに5−4と勝ち越しました。続く菊池涼介選手もレフト前へタイムリーを放ち6−4。西川選手はセンターオーバーの2点タイムリー2ベースを放ち8−4。ここで阪神は8番手の加治屋投手に交代しましたが、マクブルーム選手がセンター前へ2点タイムリーを放ち、10−4として、試合を決めました。このイニング一挙6点の猛攻でした。
11回裏は7番手の栗林投手が締めました。
阪神との直接対決を勝利したのは大きいですね。これでチームは単独4位になりました。今夜は読売も勝利していますので、3位の読売とはゲーム差1のままです。残り4試合、全部勝たなくてはなりません。
次の試合は23日にマツダスタジアムで阪神との最終戦です。もちろん一戦必勝で勝ちましょう!
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栗林投手は前日イヤな負け方をしましたが、甲子園でそれを払拭するナイスピッチングでした。
とにかくあと4試合、全部勝ちましょう!
岩貞投手はカープは結構打ってる印象があります。
でも追い込まれてる中でよく得点を重ねてくれたと思いました。
ホント気の力で勝ちをとりましたね。
栗林投手も前日の負けをリセット出来て良かったです。