2022年09月21日
24回戦@マツダ 広島3−5中日(延長11回) 延長の死闘、栗林投手が打たれて敗れ4位転落。10安打しながら得点は初回の3点のみ。
広島、延長死闘に敗れ3位争い一歩後退…守護神・栗林、回またぎで踏ん張れず
9/20(火) 22:39配信
スポニチアネックス
<広・中>延長11回2死一、二塁、岡林に勝ち越しの適時二塁打を浴び、汗をぬぐう栗林(撮影・坂田 高浩)
◇セ・リーグ 広島3―5中日(2022年9月20日 マツダ)
広島が延長11回の死闘の末に敗れ、し烈な3位争いで一歩後退。3位に浮上した巨人と1差となった。
0―1の初回1死一、二塁、マクブルームが、カウント2―1から柳の直球を右翼席に放り込む逆転の17号3ラン。左翼から右翼方向へ吹く強風に乗せた一発。「初回から積極的にいこうと思っていた。最高の結果になって良かった」と胸を張った。
リードを守るべく、佐々岡監督は早めの継投を選択。4回途中で先発の九里から森浦にスイッチ。森浦はピンチをしのぎ、6回は松本が3者凡退に封じた。だが、7回にマウンドに上がったターリーが大島に四球を与え、2死二塁からケムナが阿部に適時二塁打を浴び、試合は振り出しに戻った。
延長10回に登板した栗林は、イニングまたぎとなった11回2死一、二塁から岡林に適時二塁打を浴びた。その後の2死満塁でビシエドの三塁への適時内野安打で致命的な追加点が入った。
今日の敗戦は非常に痛いですが、ドリヨシ的には仕方ないかと思いました。栗林投手で負けたのであれば、ベストを尽くしての敗戦なので、仕方ありません。
先発の九里投手は1回表、中日大島選手にヒットで出塁され、九里投手の1塁牽制にファーストのマクブルーム選手が捕球できず失策しノーアウト2塁となり、中日岡林選手のショートへの打球を小園選手が失策。ノーアウト1、3塁から中日阿部選手のセカンドゴロ併殺間に1点を先制されました。強いて言えば、この初回の2つの失策が絡んでの失点が痛かったですね。
4回表は1アウト満塁から中日代打高橋選手に押し出し四球を与えましたが、続く中日土田選手と柳投手は連続空振り三振で1点でしのぎました。
5回表は2アウトから中日阿部選手とビシエド選手に連続四球を与えたところで九里投手は降板。九里投手はまたしても5回を投げきれずに降板となりました。4回2/3、4安打5四死球で2失点でした。2番手に森浦投手が登板し、中日木下選手をレフトフライに抑えました。
6回表は3番手の松本投手が3者凡退に抑えました。松本投手のストレートは次第にキレが良くなって来ましたね。
7回表は4番手のターリー投手が1アウトから中日大島選手に四球を与え、2アウト2塁で5番手のケムナ投手が中日阿部選手にタイムリー2ベースを浴びて、3−3の同点とされました。ここも強いて言えば、中日大島選手に四球を与えた事が失点につながってしまいました。
8回表は6番手の矢崎投手が2アウトからランナーを出すも無失点に抑えました。9回表もマウンドに上がり3者凡退に抑えました。
打線は中日の先発柳投手に対し、1点を先制された直後の1回裏、1アウトから8試合ぶりのスタメンに入った菊池涼介選手がヒット。西川選手が四球で1アウト1、2塁からマクブルーム選手が2試合連続の3ランをライトスタンドへ運び、3−1と逆転しました。マクブルーム選手はここに来て調子をグンと上げてきました。頼れる4番の復活です。
3−3で迎えた8回裏、中日4番手のロドリゲス投手に先頭の坂倉選手が死球。上本選手は送りバントを決めて1アウト2塁としましたが、小園選手、磯村選手と凡退で勝ち越せず。
9回裏、中日5番手の谷元投手に対し、2アウトから菊池涼介選手が2ベース、西川選手は申告敬遠で2アウト1、2塁となり、マクブルーム選手はいい当たりでしたが、サードゴロに倒れてサヨナラ機を逃しました。
3−3で迎えた延長10回表は7番手の栗林投手が3者凡退に抑えました。
しかし、延長11回表も栗林投手が今季2度目、プロ3度目のイニングまたぎで続投しました。先頭の中日高橋選手に四球。続く中日土田選手はサードゴロで1アウト2塁。続く中日後藤選手は内野ゴロで2アウト2塁となり、中日大島選手は申告敬遠。2アウト1、2塁から中日岡林選手にレフト線へタイムリー2ベースを浴びて3−4。続く中日阿部選手に死球を与えて2アウト満塁となり、続く中日ビシエド選手にタイムリー内野安打を打たれて3−5となり、試合が決まりました。改めて言いますが、栗林投手で打たれたのは仕方ありません。悔しいですが、ベストの策を尽くしたと思います。
11回裏は中日7番手のマルティネス投手に2アウトから代打會澤選手がヒットも、菊池涼介選手が空振り三振に倒れて試合が終わりました。
チームは2連勝で止まり、今日勝利した読売と入れ替わり4位に転落しました。阪神も敗戦していますので、カープは阪神と同率4位タイになっています。4年連続のシーズン勝率5割以下も決まりました。
残り5試合、カープは全勝するしかありません。明日は甲子園で阪神との直接対決です。カープの先発は森下投手です。きっとやってくれるでしょう。阪神は伊藤投手です。対広島の防御率は7.16です。必ず打ち崩してくれるでしょう。菊池涼介選手、マクブルーム選手、堂林選手、上本選手がカギになりそうです。
ちなみに、明日は読売は横浜でDeNAと対戦します。
カープは明日は必ず勝つ!
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