広島会沢翼「ケガをして野球の神様がしっかりやれよと」現状維持１・８億円
12/13(月) 19:10
配信
日刊スポーツ
契約更改した広島会沢。黄金に輝く「翼」を手に来季の活躍を誓う（撮影・加藤孝規）
広島会沢翼捕手（33）が13日、マツダスタジアム内で契約交渉を行い、現状維持の1億8000万円プラス出来高で更改した。今季は15年以降では最少の70試合の出場にとどまり、打率2割5分6厘、3本塁打、22打点。チームも3年連続Bクラスに終わった。3年契約最終年となる来季、正捕手として全試合出場を目指す。（金額は推定）
◇ ◇ ◇
筋を通す男だ。先日6日に選手会の会長に就任した会沢は契約更改会見では髪形を整え、シーズン中は生やしていたひげもきれいにそり上げた。19年まで務めた広島の選手会長とは違う役割を担う来季は、広島と3年契約の最終年。今季までの悔しさを晴らすシーズンと位置付けている。
「悔しさしかない。ケガをして、もう1回、野球の神様が“しっかりやれよ”と言ってくださった。“野球をなめるなよ”と。そういう気持ちを胸に、来シーズン戦っていきたい」
2年続けて2桁試合数に終わった。今季は開幕から先発マスクの機会が限られ、5月には下半身のコンディション不良で出場選手登録を抹消。早期復帰も再登録後わずか13日後に「左下腿腓腹（かたいひふく）筋挫傷」で再び離脱となり、内定していた東京五輪の侍ジャパンも辞退した。15年以降では最少70試合の出場にとどまり「情けなさが残っている。怒りというものを自分に対して持っています」と唇をかんだ。
正捕手の座を確固たるものとするために、自己改革に取り組む。昨オフから球団OB黒田博樹氏や大瀬良が師事する手塚一志トレーナーが運営する広島市内の施設「上達屋」に通い、体の使い方を一からたたき込んでいる。「もう1回、野球と真摯（しんし）に向き合わないといけない。自分の自己分析もしっかりしないといけない。弱肉強食の世界。そこは頭に入れてやっていかないといけない」。停滞感や首脳陣が自身に抱くイメージを変えるためには、まず自分自身を変えなければいけない。
まだ33歳。台頭する若手にポジションを譲る年齢ではない。経験や統率力では群を抜く。自己改革であらためて全試合出場を目指す。「プロ野球選手である以上、試合に出てナンボだと思っていますので、そこ（全試合）は目指していきます」。来季は結果でも、筋を通す。【前原淳】
會澤選手自身、来季は真価が問われるシーズン、勝負のシーズンだと位置づけているようです。ドリヨシはカープの正捕手は會澤選手だとずっと思っています。まだまだ若手選手にその座を譲る訳にはいきません。
しかし、今季はケガに泣かされ、５月に下半身のコンディション不良で登録抹消。復帰したものの、左足を痛めて再び登録抹消となりました。７月の東京オリンピックでは侍ジャパンのメンバーに選出されていましたが、この故障で出場を辞退しました。とにかくケガによって會澤選手自身、不本意なシーズンだったと思います。
それだけに、来季はケガの無い、万全な体の状態で臨むシーズンになります。會澤選手の今までの選手生命をかけた、まさに勝負のシーズンになりますね。
ドリヨシは個人的には會澤選手は我らがレジェンドの前田智徳氏や黒田博樹氏のような、男気あふれる選手で大好きです。来季は會澤選手のユニを買って、男気あふれる「アツ」を応援したいと思います。
【このカテゴリーの最新記事】
ユーチューブで会見見ましたがカッコいいですね。
来シーズンは私もアツのユニ着て応援したいです。