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2024年08月09日
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17回戦@京セラドーム 広島6−3阪神 森投手5回1失点好投で今季初勝利!坂倉選手5安打含む16安打で得点を重ねる!2位読売に再び2ゲーム差に!
広島 今季初登板の森が5回1失点のグッジョブ 好調阪神を粉砕し、再び2位・巨人に2差つける
8/9(金) 21:42配信
スポニチアネックス
<神・広> 力投する広島・森(撮影・大森 寛明)
◇セ・リーグ 広島6ー3阪神(2024年8月9日 京セラD)
今季初めて上がる1軍マウンドで、背番号16が輝いた。プロ3年目の森にとって、昨年9月29日以来の公式戦登板。気負わず、平常心で、立ち上がりからボールを低めに集めることだけに集中した。
唯一のピンチらしいピンチは5回。先頭の坂本に右前打を浴び、1死一塁から代打・渡辺を打ち取りながら、失策で一、二塁とピンチが広がった。近本三振後、中野に左中間へ適時打を許したものの、一打同点の2死二、三塁は好調の森下を左飛に仕留め、先発投手の役目を終えた。
打線は2回から1、2、1点と小刻みに加点。左腕に今季初勝利をプレゼントするとともに、中日に敗れた2位・巨人との差を再び2に広げた。
今日は森投手の好投と、打線が阪神村上投手を粉砕し、投打が噛み合ってカードの初戦を勝利しました。
スタメンは末包選手を6月16日の楽天戦以来の4番に入りました。1番センター秋山選手、2番ライト野間選手、3番サード小園選手、4番レフト末包選手、5番キャッチャー坂倉選手、6番セカンド菊池選手、7番ショート矢野選手、8番ファースト林選手、9番ピッチャー・森投手のオーダーを組みました。
阪神の先発の村上投手に1回表、秋山選手はセカンドゴロ、野間選手はサードファウルフライ、小園選手はファーストゴロとわずか10球で3人で終わりました。
先発の森投手は今季初登板で初先発です。1回裏、阪神近本選手をファーストゴロ、中野選手をピッチャーゴロ、森下選手を空振り三振と三者凡退に抑える立ち上がりでした。
2回表の攻撃で1アウトから坂倉選手がライト前ヒット、菊池選手はレフトフライ、矢野選手がセンター前ヒットで2アウト1、2塁から林選手のサードゴロを阪神佐藤選手が1塁へ悪送球し、坂倉選手が帰還し1−0と先制しました。
打線は3回表、秋山選手と野間選手が連打、小園選手の送りバントで1アウト2、3塁から末包選手のショートゴロの間に1点を加え2−0、坂倉選手がピッチャーへのタイムリー内野安打で3−0としました。
森投手は2回裏は阪神大山選手、3回裏には阪神近本選手に四球を出すも後続を抑えました。
4回表の攻撃では先頭の矢野選手が四球、林選手は空振り三振も森投手が送りバントを決め2アウト2塁から秋山選手がレフトへタイムリーを流し打ち、4−0としました。
森投手は4回裏2アウトから阪神大山選手にチーム初ヒットを打たれましたが続く野口選手をセンターフライに打ち取りました。
森投手は5回裏、先頭の阪神坂本選手にライト前ヒット、木浪選手をセカンドライナー、代打の阪神渡邉選手のサードゴロを小園選手が失策で1アウト1、2塁から近本選手を空振り三振も中野選手に左中間にタイムリー2ベースを運ばれ、4−1となりました。
森投手は5回を79球、3安打、2四球、4奪三振の1失点(自責0)で降板しました。先発投手としては十分合格点を与えられるピッチングだったと思います。次回登板が楽しみですね。
6回表の攻撃は阪神2番手の伊藤投手に先頭の坂倉選手がセンター前ヒットも菊池選手はサードゴロ併殺打。矢野選手と林選手の連打で1、2塁も代打の堂林選手はサードゴロで追加点を奪えませんでした。
6回裏は2番手の黒原投手が阪神佐藤選手をレフトフライ、大山選手と野口選手を連続空振り三振に取りました。
7回表の攻撃で先頭の秋山選手がレフト前ヒット、野間選手の送りバントで1アウト2塁から小園選手がレフトへタイムリーを運び、5−1と再び点差を広げました。
7回裏は3番手の島内投手が代打の阪神島田選手を空振り三振、木浪選手をレフトフライ、代打の前川選手もレフトフライに抑えました。
8回表の攻撃で矢野選手が猛打賞のセンター前ヒット、途中出場の上本選手のピッチャーゴロを阪神漆原投手が2塁に悪送球しノーアウト1、2塁になりました。
ここで堂林選手の送りバント後の走塁は守備妨害となり、秋山選手はレフトフライも2アウト1、3塁から野間選手がセンターへタイムリーを打ち返し、6−1としました。小園選手の四球で2アウト満塁で代打の松山選手はファーストゴロに倒れました。松山選手は何度も言ってますが、ファームでリフレッシュした方がいいと思います。
8回裏は4番手のコルニエル投手は阪神近本選手をファーストゴロ、中野選手に四球、森下選手に左中間にタイムリー2ベースを飛ばされ、6−2となりました。佐藤選手にレフト前ヒットで1アウト1、3塁から大山選手のセカンドゴロ間に1点を失い、6−3となりました。なお2アウト1塁で代打の阪神原口選手のショートへの深いゴロを矢野選手が大遠投でアウトに取りました。この矢野選手のプレーは異次元的でした。今夜のプロ野球ニュースのプレーオブザデイは間違いありません。今季のダイヤモンドグラブ賞も確定ではないでしょうか。
打線は9回表、先頭の坂倉選手が自身初の5安打目となるセンター前ヒット、菊池選手がレフト線に2ベースでノーアウト2、3から、矢野選手は空振り三振、上本選手はレフトフライ、堂林選手はライトフライで追加点を取れませんでした。
9回裏は5番手の栗林投手が阪神島田選手を見逃し三振、木浪選手と梅野選手を抑えリーグ単独トップ32セーブ目を挙げました。
チームはカード初戦を制して52勝40敗5分けの今季最多タイの貯金12としました。2位読売は中日に敗れ2ゲーム差、3位阪神とは3ゲーム差になりました。
さて、問題は明日です。明日のカープの先発は森下投手、そして阪神は大竹投手です。もういい加減、大竹投手を攻略しないといけません。完全に舐められていますので、明日こそはぎゃふんと言わせましょう。とは言え、僅差の試合になるのは間違いありませんので、森下投手には9回完封目指して頑張って欲しいと思います。