2024年08月21日
18回戦@東京ドーム 広島1−4読売 終盤坂倉選手のソロ弾で先制も追いつかれ、最後は読売岡本選手に決勝3ラン被弾。逆転負けで2位読売と再び1ゲーム差に。
広島 痛恨逆転負けで今3連戦での優勝M点灯ならず 再び巨人と1G差 八回にハーンが決勝3ラン被弾
8/21(水) 20:48配信
デイリースポーツ
8回、ハーン(中)は岡本和(奥)に3ランを打たれ、天を仰ぐ(撮影・佐藤厚)
「巨人4−1広島」(21日、東京ドーム)
首位・広島が2位・巨人に逆転負けを食らった。巨人とのゲーム差は1となった。
1−1の八回に登板した2番手・ハーンが誤算だった。先頭・吉川に内野安打を許すと、モンテスに右中間を破られる二塁打を浴びて、無死二、三塁のピンチに。ここで4番・岡本和に直球を捉えられて、勝ち越しの3ランを浴びた。ハーンはここまで21試合に登板し、防御率0・43の圧倒的な成績を残していたが痛恨の被弾。来日初黒星となった。
試合は先発・床田がグリフィンとの投手戦を展開した。その中で両軍無得点の七回に坂倉が先制弾。しかし、その裏に床田が19歳の浅野に左中間を破られる同点適時二塁打を献上し、7回1失点で降板していた。
今カードは首位攻防3連戦。この日、広島が勝利すれば、優勝マジック点灯に王手をかける一戦だったが、巨人の意地の前に屈した。
もったいない試合を落としてしまいました。7回表の坂倉選手のソロホームランで勝ち切らないといけませんでした。今日の試合で読売に勢いがついてしまった感があるので、明日の試合はかなりタフになりそうです。
スタメンは1番センター秋山選手、2番ライト野間選手、3番ファースト堂林選手、4番レフト末包選手、5番サード小園選手、6番セカンド菊池選手、7番キャッチャー坂倉選手、8番ショート矢野選手、9番ピッチャー床田投手のオーダーを組みました。
読売の先発のグリフィン投手に1回表、秋山選手はピッチャーゴロ、野間選手は見逃し三振、堂林選手は死球も末包選手は空振り三振に倒れました。
床田投手は今季20度目の登板で、試合前まで10勝5敗、防御率1.87。前回の8月14日のDeNA戦(マツダスタジアム)は5回を8安打3失点で勝ち負けつきませんでした。今季の読売戦は3度目の登板で、0勝0敗、防御率2.77でした。
床田投手は1回裏、読売丸選手を見逃し三振、吉川選手をライトフライ、モンテス選手をショートゴロと3者凡退に抑える立ち上がりでした。
2回表の攻撃は先頭の小園選手がセンター前ヒットも2盗失敗。菊池選手は空振り三振、坂倉選手はセカンドゴロと3人で終わりました。
床田投手は2回裏、先頭の読売岡本選手にレフト前ヒットも坂本選手をショートゴロ併殺打、門脇選手を空振り三振に抑えました。
3回の攻守は攻撃で秋山選手のセカンド内野安打から2アウト2塁も野間選手はセカンドゴロで先制できませんでした。床田投手も読売岸田選手にセンター前ヒットから2アウト2塁とされましたが、丸選手を空振り三振に斬って取りました。
4回表の攻撃は堂林選手と末包選手の連打に小園選手の送りバントで1アウト2、3塁のチャンスに。しかし、菊池選手のショートゴロで3塁ランナーの堂林選手は本塁憤死、坂倉選手は平凡なレフトフライで先制できませんでした。このイニングで1点でも先制出来ていれば、展開は違ったかもしれません。
床田投手は4回裏、先頭の読売吉川選手に2ベース、モンテス選手に死球でノーアウト1、2塁も岡本選手をセンターフライ、坂本選手をライトフライ、門脇選手をセカンドゴロと打ち取りました。
5回の攻撃は広島、読売ともに3者凡退に終わりました。6回表の攻撃で2アウトから末包選手がセンター前ヒットも小園選手は空振り三振に倒れました。
床田投手は6回裏2アウトから読売モンテス選手に右中間に2ベースも岡本選手をサードゴロに抑えました。
直後の7回表の攻撃で1アウトから坂倉選手がライトスタンドへ9号ソロを突き刺し、1−0と先制しました。完璧な当たりでしたね。これでカープのリリーフ陣に託せば、絶対に逃げ切れるとドリヨシは思ったのですが…。
だが床田投手は7回裏、先頭の読売坂本選手に四球を与えました。この先頭打者への四球が痛かったですね。続く門脇選手の送りバントで1アウト2塁で岸田選手を空振り三振も浅野選手に左中間にタイムリー2ベースを飛ばされ、1−1の同点に追いつかれました。続く代打の長野選手に四球、2アウト1、2塁で丸選手をセカンドゴロに抑え勝ち越しは許しませんでした。
床田投手は7回を投げ110球、5安打、3四死球、6奪三振の1失点(自責1)で降板しました。今日の床田投手はかなり気持ちが入っていて、床田投手らしいピッチングが出来たと思います。ただ、やはり7回裏の先頭打者への四球は悔やまれますね。
打線は8回表に先頭の秋山選手が四球で代走に羽月選手が入りましたが、野間選手は空振り三振でスタートを切っていた羽月選手は2盗死の三振ゲッツーでチャンスが潰れました。野間選手は小技が苦手な選手だけに、このように強行手段を選んだと思いますが、羽月選手を生還させるのであれば、確実に送りバントで2塁に進めるべきだったと思います。そのためには、野間選手に代打(ピンチバンター)を送っても良かったのではないでしょうか。
その直後の8回裏は2番手のハーン投手が先頭の読売吉川選手にファースト内野安打、モンテス選手に右中間に2ベースでノーアウト2、3塁から岡本選手に初球153キロのストレートを強振されレフトスタンド中段に2試合連続20号3ランを叩き込まれて1−4とされました。ハーン投手は来日初黒星。9回表は読売の守護神の大勢投手から得点を奪えず、試合が終わりました。
いろいろ言いたい事があるのですが、今日は言わない事にします。
明日のカープの先発はアドゥワ投手です。前回の読売戦では9回完封勝利を挙げています。明日の読売の先発が戸郷投手なので、明日は特にアドゥワ投手には完封する意気込みでピッチングをしなければなりません。明日勝ってカード勝ち越しを決めたいですね。