2020年版、過労死等防止対策白書の概要で、
2015、2016年度に仕事が原因の精神障害で自殺、労災認定された人の職種を分析した結果を掲載された。
労災認定された職種では専門・技術職と管理職で全体の5割超を占めた。
自殺する前に医療機関を受診していなかった人が6割以上だったという。
つまりは精神科や神経科クリニックを受診していれば多くの人が助かったと考えられる。
なぜなら、抗うつ薬や抗不安薬を飲むことで情緒が安定し、考え方が正常に近づくし
体の不調は脳の自律神経の影響が大きいため、様々な体調不良も改善されるからだ。
仕事で不調が2週間以上続くようなら、敷居が低い心療内科や神経科クリニックを受診すべきだと思う。
自殺願望が強い場合、精神科では精神的な苦痛を大幅に緩和することができる薬剤も処方してもらえるので
苦しく自殺願望がある場合は勇気をもって精神科を受診することも必要だと思う。
どのような病気で早期発見は早期治癒につながるため、自然に治るだろうなどと考えずに
ストレスを感じ睡眠障害、起床時の気分の悪さ、胃痛、腹痛、下痢、吐き気などがあったら医者へ行ってみるべきだと思う。
初診料と薬代で高々5000円もかからないのだから、処方された薬を試してみるのも手であると思う。
ちなみに私も専門技術職でまた管理職であり、仕事でかなりプレッシャーがかかることが多く
中高年になってから体調不良になりがちである。
実を言うと最近、神経科クリニックに通い、抗不安薬を時々飲んで仕事を続けている。
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