2023年03月17日
栗林投手は「腰椎椎間板症」と診断。
【広島】WBC離脱の栗林良吏 診断は腰椎椎間板症…新井監督「慎重に段階を踏みながら」
WBC日本代表を離脱した広島・栗林良吏投手(26)の診断名が「腰椎椎間板症」だったことが17日、明らかになった。栗林は腰の張りを訴え、13日に日本代表の登録から外れていた。
広島・栗林
広島・栗林 東スポWEB
その後はチームに合流し、16日に広島市内の病院を受診。蔦木トレーナーは「医師の画像所見では(問題)なかった」とした上で「これからどんどん状態を上げていくと思う」と話した。今後は本人の状態を見て判断していくという。
「トレーナーの報告を聞いている」という新井監督は「彼の代わりはいないので。(開幕に)間に合ってくれたらうれしいですけど。慎重に段階を踏みながら、万全の状態で開幕を迎えてほしい」と焦らせない方針を語った。
この「腰椎椎間板症」と聞いた時には、今季は絶望なのかと思いましたが、どうもそうではなさそうですね。医師の所見では問題ないとの事なので、まずは一安心といったところですね。
WBCの侍ジャパンから残念ながら離脱してしまいましたが、その悔しさを今季の公式戦にぶつけて欲しいと思います。まずは無理をせず調整を続けて、腰も完全な状態になって1軍のマウンドに立って欲しいですね。
ウエスタンリーグが開幕!育成の中村貴浩選手が2ラン含む4安打3打点と大暴れ!
【ファーム情報】ウエスタン・リーグが開幕 広島の育成新人・中村貴浩が一発含む4安打3打点
3/17(金) 19:39配信
スポニチアネックス
ウエスタン<神・広1>8回1死二塁から2ランを放った中村貴(撮影・須田 麻祐子)
プロ野球のファームは17日、ウエスタン・リーグの公式戦が開幕。2試合が行われた。
ソフトバンクは中日戦(タマスタ筑後)に9―4で逆転勝ち。先発・田上が6回7安打4失点(自責3)で1勝目を挙げた。アストゥディーヨが3回の1号満塁本塁打など2安打5打点。育成選手の川村が6回の1号2ランなど2安打。中日先発・岡野は5回8安打5奪三振7失点(自責6)で1敗目。ブライトが6回の1号ソロなど2安打をマーク。
広島は阪神戦(鳴尾浜)に7―3。先発・玉村は6回9安打7奪三振2失点で、2番手・藪田が1回1安打1失点で1勝目。育成選手の中村貴が8回の1号2ランなど4安打3打点と活躍した。阪神先発・桐敷は7回6安打2失点で、2番手・岩田が1回3安打2失点で1敗目。山本、高寺が3安打だった。
育成の中村貴浩選手が赤丸急上昇ですね。中村貴浩選手は先日のマツダスタジアムでのヤクルトとのオープン戦で、ヤクルト石山投手からヒットを放ち、続く打席ではショートライナーに倒れたものの、シャープなスイングでボールを捉える形が既に完成度が高いように感じました。おそらく、この試合での結果か、中村貴浩選手にとって大きな自信につながったのではないでしょうか。
ドリヨシ的には、1軍のオープン戦に再度招集して、1軍の一線級のピッチャーにどれだけ対応できるか、見極めてみても面白いと思います。
いずれにせよ、早いうちに中村貴浩選手は支配下選手登録となり、1軍デビューするのではないかと期待しています。
オープン戦@シティS 広島4−4オリックス(9回規定により引き分け) 床田投手序盤4失点もその後は修正して無失点!デビッドソン選手、田村選手オープン戦1号!
【広島】大けがから復活の床田寛樹、開幕ローテ確実に 序盤4失点も意識変え追加点許さず
3/17(金) 18:59配信
日刊スポーツ
オリックス対広島 オリックス戦に先発する床田(撮影・加藤哉)
<オープン戦:オリックス4−4広島>◇17日◇シティ信金スタ
右足関節骨折からの完全復活を目指す広島床田寛樹投手(28)が、開幕ローテーション入りを確実にした。
17日のオープン戦・オリックス戦に先発し、初回は森、2回は中川圭に適時打を許して序盤で4失点。だが3〜5回は完全投球を続け「(左腕を)縦振りにする意識としっかり指にかける意識を3回から変えてすごくよかったので、それは次は最初からできるようにしたい」と投球が一変した理由を明かした。
ケガを負った昨年8月3日DeNA戦以来の打席にも立ったが、オリックスの先発・山下の前に2打席連続三振。「打って塁間走るのができなかったけど、打席に入るまでの準備の仕方とかはできたので。前に当てて走りたかったなと思いました」と振り返った。
新井監督は「今日しっかり投げられたということが収穫」と評価。さらに「一晩たって(右足首が)どうなるか、反応を確かめないといけない」と前置きした上で「床田の場合は、投げられる状態でもう決まっている。ローテの中にはね」と明言。痛みの再発などがない限り、開幕ローテーションの軸の1人としてシーズンの予定を立てていく。
先発の床田投手は開幕ローテーション入りに前進しました。5回5安打4失点ではありましたが、立ち上がりで4失点したものの、3回以降はノーヒットピッチングを見せました。
新井監督は「ある程度、球数を投げられたのが一番の収穫」と満足そうでした。
ドリヨシ的には、開幕ローテーション入りは確実だと思いますが、右足関節骨折からの復帰という事で、下半身のトレーニングが十分出来ていないはずです。なので、先発しても早めに降板させて、無理させないようにして欲しいと思います。
打撃では、新外国人のデビッドソン選手に待望のオープン戦初ホームランを放ちました。
4回表ノーアウト、カウント2−1から真ん中高めのストレートをフルスイングし、高く上がった打球は左中間スタンドへ飛び込みました。
デビッドソン選手はオープン戦8試合で21打数4安打の打率.190、0本塁打でしたが、今日はメジャー通算54発のパワーを見せつけました。パワーがすごいのはわかりますが、あとは確実性をどれだけ上げられるかが課題です。
もう1人、ホームランを放ったのが、2年目の田村選手です。7回表の先頭で、オリックスコットン投手の初球のストレートを振り抜き、ライトスタンドへソロホームランを放ちました。
田村選手はオープン戦9試合、12打数5安打で打率.417、長打率.833と素晴らしいバッティングを見せています。チームとしては、19日のオリックスとのオープン戦までで、開幕1軍メンバーを固めるようなので、田村選手は必死です。今日のホームランで開幕1軍に一歩近づいたと言っていいでしょう。
明日、あさってはマツダスタジアムでオリックスとのオープン戦です。若手選手は1軍生き残りのアピールのラストチャンスです。悔いのないように、結果を残して欲しいと思います。
カーネクスト2023WBC準々決勝@東京ドーム 日本9−3イタリア 岡本選手3ラン含む2安打5打点!村上選手復活の2安打!準決勝進出!いざ決戦の地アメリカへ!
侍・岡本和真「最高です」のみ6連発!ヒーローインタビューでも魅せた WBC1号含む2安打5打点大暴れ
3/16(木) 22:45配信
スポニチアネックス
WBC準々決勝<日本・イタリア>3回、3ランを放つ岡本和(撮影・尾崎 有希)
◇WBC準々決勝 日本9−3イタリア(2023年3月16日 東京D)
第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準々決勝が16日、東京ドームで行われ、日本が9−3でイタリアに勝利して5大会連続の4強を決めた。「6番・一塁」で先発出場した岡本和真内野手(26=巨人)が3点本塁打を含む2打数2安打2四球5打点の活躍を見せた。
今大会17打席目だった1−0の3回2死一、二塁で体勢を崩されながらも、最後は左手一本で左翼席スタンドに運ぶ3点本塁打を放った。さらに続く5回無死二、三塁となった第3打席では初球を右中間2点二塁打で侍ジャパン最多タイとなる5打点目をあげて勝利に貢献した。
試合後のヒーローインタビューに現れた岡本和は「最高です」と“本拠地”の声援に感謝した。また、本塁打の手応えも「最高です」と振り返った。さらに大歓声の中でのダイヤモンド一周での心境についても「最高です」と答えて球場を爆笑させた。
“最高です劇場”は終わらない。WBC1号の思いを聞かれて「最高です」。次の戦いの舞台は米国へと移す中、この大歓声について聞かれて「最高です」。最後に日本の選手を代表して意気込みを聞かれると「えぇ…もう…」と言葉に詰まると、球場から笑いが起こった。
岡本和自身も笑ってしまい、左手で思わず口元を隠した。そして「最高です」と言い直した。まさかの「最高です」6連発でヒーローインタビューを終え、球場のファンから大歓声を浴びた。
3大会ぶりの世界一に向けて、今日も侍ジャパンの選手の皆さんが躍動しました。
3番ピッチャーで先発のマウンドを託された大谷選手が立ち上がりから気迫のこもったピッチングを見せました。1球ごとに声を響かせる、まさに魂のピッチングで、2回には今大会自身最速の164キロを計測しました。4回2/3、71球を投げて被安打4、5奪三振の2失点で2番手の伊藤投手につなぎました。
打者大谷選手も勝利への執念を見せました。0−0で迎えた3回裏、1アウト1塁の場面で意表をつく3塁へのセーフティーバントで、相手の悪送球を誘い1アウト1、3塁とチャンスメイクをすると、今大会初めて4番に入った吉田選手のショートゴロの間に先制しました。さらに2アウト1、2塁で岡本選手がレフトスタンドへ3ランを放ち4−0とし、序盤に主導権を握りました。
5回裏には5番に入った村上選手が待望の今大会初タイムリーを放ち、岡本選手もタイムリーで続きました。岡本選手は今日5打点の活躍でした。村上選手と岡本選手の調子が上がってきたので、侍打線は本当に切れ目のない、恐るべき打線になって来ましたね。
さらに吉田選手が7回に今大会初ホームランで10打点目を挙げ、打点ランキングで全体トップに躍り出ました。
投手陣は3番手の今永投手が1イニングを2奪三振無失点に抑え、4番手は13年ぶりのリリーフ登板となったダルビッシュ投手が2イニング27球を投げて1失点。最後の大勢投手が9回1イニングを無失点で締めました。
投打ががっちり噛み合い、ほとんど隙のない野球が出来ていると思います。戦う度に強いチームに成長している感じがします。
さあ、次は準決勝です。準決勝は日本時間の20日と21日にアメリカ・マイアミ(ローンデポパーク)で行われ、我らが侍ジャパンは21日にプエルトリコとメキシコの勝者と対戦します。
世界一まであと2勝です。頑張れ!侍ジャパン!