新井カープ 本拠地で初練習 新シートや防球ネットにも興味津々
RCC中国放送
沖縄キャンプを打ち上げた広島カープの1軍メンバーが、本拠地マツダスタジアムに帰ってきました。
新井カープ 本拠地で初練習 新シートや防球ネットにも興味津々
RCC中国放送2日午前、雨がぱらつくマツダスタジアムで1軍メンバーが、キャンプ後、最初の全体練習を行いました。
2日から1軍に 曽根海成 が合流。代走や守備での活躍が期待されるムードメーカーがさっそく声でも練習を盛り上げていました。
キャンプ途中から1軍に昇格した 韮澤雄也 は、出場機会を増やすため、サード・ショート・セカンド・ファーストと内野の芝生の感覚を確認しながらノックを受けます。
広島カープ 韮澤雄也 選手
「オープン戦も増えるので、ここからが勝負だと思ってがんばります。打つ方も守る方も攻めていって、失敗を恐れずやりたい」
防球ネットやシートが新しくなったマツダスタジアム。3月11日からは “声出し応援” が解禁になります。
声援のあるマツダスタジアムでプレイ経験がある 小園海斗 は、全体練習の後にロングティーで打ち込みました。
広島カープ 小園海斗 選手
「応援が聞けるのはありがたいので、やっと戻ったという感じ。オープン戦にこれから入ってくるので、気候とかも違うので、いろいろやっていく中で勉強もあると思うので、そこを生かしていけるように、しっかり結果を残せるようにやっていけたらなと思います」
新しく始まった現役ドラフトで加入した 戸根千明 もカープファンの声援を受けてプレイすることを楽しみにしています。
広島カープ 戸根千明 投手
「よく、みんな、甲子園の応援がすごい、地響きがするっておっしゃいますけど、マツダスタジアムも負けていなかったので、本当、チャンステーマを聞きながらマウンド上がるのマジで嫌でした。それがこれから味方になると思うと、本当、頼もしいなと。コロナも緩和されてきているので、ファンのみなさんもしっかり声出してもらえたら、ぼくらもうれしい」
チームは、あす3日もマツダスタジアムで練習をし、土・日は福岡でソフトバンクとオープン戦が予定されています。
― マツダスタジアムの内野席が新しくなったので、新井貴浩 監督や 菊池涼介 選手がグラウンドから内野席まで来て、シートに座って確認する場面もありました。
― 戸根投手は、練習後にウエイトトレーニングしていました。戸根投手にとっては、わたしたちが歯を磨くように、日常、欠かせないもののようです。
春季キャンプが終わり、カープの選手の皆さんはマツダスタジアムで練習を再開しました。選手の皆さんはリラックスした表情で、久しぶりに本拠地マツダスタジアムの天然芝を踏みしめました。新井監督は打撃ゲージの裏からじっくりとフリー打撃を観察して選手に声をかけていました。
今日は沖縄に比べて急に気温が下がったのも考慮して、全体の守備練習は行わず、軽めのメニューで終えました。
１軍のチームは明日もマツダスタジアムで練習をして、あさってから福岡でソフトバンクとのオープン戦を２試合戦います。若手選手にとっては１軍の生き残りをかけて正念場を迎えます。
ドリヨシ的には、野手では韮澤選手と田村選手、投手では新人の益田投手、河野投手、長谷部投手に頑張って欲しいと期待しています。
