2024年07月30日
14回戦@マツダ 広島6−3横浜DeNA 玉村投手がプロ初完投勝利!菊池選手先制タイムリー!矢野選手3安打3打点の活躍!
【広島】玉村昇悟が完封逃すも初完投孝行息子≠ノ新井監督「彼はこれからの投手」
7/30(火) 22:06配信
東スポWEB
玉村昇悟
カード頭で投手陣に孝行息子≠ェ現れた。30日、広島はDeNAに6―3で快勝、首位・巨人とのゲーム差を「2」につめ寄った。赤ヘル打線が先制、中押し、ダメ押しと理想的な攻撃で、5回までに6得点と手厚く援護した展開のなかで、最後は先発・玉村昇悟(23)の頑張りが、今後のチームにも大きなプラスをもたらしそうだ。
左腕は大量援護をバックにテンポ良く投げ込み8回まで114球、2安打無失点。6連戦初戦で、十分に先発の役割は果たしたが、新井貴浩監督は(47)は9回完封指令≠出して左腕を送り出した。結果的には牧に3ランを打たれプロ初完封は逃したが、133球の熱投で、5安打3失点でプロ初完投の今季2勝目を挙げた。
試合後の指揮官は「よく投げ切った。(これまで)完投ないでしょ? 彼はこれからの投手だから。あそこはセーブシュチュエーションになるまで行かせようと決めてました」とその真意を説明。残念ながらプロ初完封≠ニはならなかった玉村も「よし、やってやろうと思っていた。できればやりたかったですけど、とりあえず初完投だったので、次は完封目指してステップアップできたらいいと思います」とファームでもなかったプロ初完投を素直に喜んでいた。
東スポWEB
今日は玉村投手のナイスピッチングと、矢野選手の3打点の活躍に尽きるでしょう。今季玉村投手は今日で2勝目ですが、すでに二桁勝っているかのような、落ち着いたマウンドさばきと、自信を持ったピッチングは素晴らしかったと思います。
先発の玉村投手は今季8度目の登板で、試合前まで1勝3敗、防御率3.25。前回の7月7日の中日戦(バンテリンドーム)は6回を3安打1失点で勝ち負けつきませんでした。今季のDeNA戦は2度目の登板で、今季の初登板となった5月25日(横浜スタジアム)で3回を6安打5失点(自責5)も勝ち負けつきませんでした。
玉村投手は1回表、DeNA梶原選手を空振り三振、蝦名選手をファーストファウルフライ、佐野選手を空振り三振と3人で抑える立ち上がりでした。
スタメンは1番センター秋山選手、2番ライト野間選手、3番レフト中村貴浩選手、4番サード小園選手、5番キャッチャー坂倉選手、6番ショート矢野選手、7番ファースト松山選手、8番セカンド菊池選手、9番ピッチャー玉村投手のオーダーを組みました。
DeNAの先発の濱口投手には前回7月15日(横浜)の対戦で1得点に終わり完投勝利を献上しました。1回裏、秋山選手と野間選手の連打に中村貴浩選手の送りバントで1アウト2、3塁の先制のチャンスを作りました。しかし小園選手はサードファウルフライ、坂倉選手はセカンドフライに倒れました。
2回裏の攻撃で先頭の矢野選手が右中間に3ベース、松山選手はセカンドフライも菊池選手がレフトへタイムリーを打ち返し1−0と先制。スタメン出場の松山選手は2打席目以降は見逃し三振、中飛、空振り三振の4打数ノーヒットに終わりました。おとといもブログに書きましたが、松山選手の打撃は今は完全に壊れています。松山選手自身も打席では自信なさそうにしています。なのでリフレッシュを兼ねてファームで調整すべきだと思います。
玉村投手は2回、3回もランナーを1人も出しません。すると3回裏の攻撃で先頭の秋山選手がライトオーバーの2ベース、野間選手のファーストゴロで1アウト3塁に。中村貴浩は選手ファーストゴロも3塁ランナーの秋山選手は三本間で挟まれましたがDeNA濱口投手の悪送球で1アウト2、3塁とチャンスが広がりました。
続く小園選手がライトへタイムリーを放ち2−0、坂倉選手がライトオーバーのタイムリー2ベースを放ち3−0、矢野選手はセンターへ2点タイムリーを弾き返し3連続タイムリーで4点を加え、5−0としました。続く松山選手は見逃し三振で、スタートを切っていた矢野選手が2盗失敗の三振ゲッツーとなりました。
玉村投手は4回表2アウトからDeNA佐野選手にレフトへ2ベースも牧選手をショートゴロに打ち取りました。5回裏の攻撃では1アウトから小園選手が四球、坂倉選手のライト前ヒットで1、2塁とすると矢野選手がライトへタイムリーを運び、6−0とリードを広げました。矢野選手は3安打3打点の活躍でした。矢野選手はホントに勝負強くなりましたね。もはや矢野選手はチームに欠かせない存在になったのは間違いありません。
玉村投手は6回表、代打のDeNA度会選手、梶原選手、蝦名選手を3者空振り三振に斬って取り、7回表もDeNA佐野選手をファーストライナー、牧選手をレフトフライ、宮崎選手をサードゴロとクリーンアップも3人で抑えました。
玉村投手は8回表もDeNAフォード選手をセカンドゴロ、山本選手をライトフライ、京田選手を空振り三振に斬って取りました。
玉村投手は8回まで114球、2安打、無四死球、8奪三振の無失点で9回のマウンドへ向かいました。先頭の代打のDeNA松尾選手にレフト前ヒットも梶原選手をセンターフライ、蝦名選手をライトフライに抑えましたが、DeNA佐野選手に中安打、牧選手に16号3ランをレフトスタンドへ運ばれ、6−3となりました。それでも続投しDeNA宮崎選手をセカンドゴロに抑えて試合が終わりました。玉村は2勝目を挙げました。
玉村投手は9回を133球、5安打、無四死球、8奪三振の3失点でプロ初完投勝利を挙げました。無四死球のピッチングだった事は高く評価したいですね。最後DeNA牧選手に3ランを打たれたのは残念ですが、玉村投手にとっては糧になったと思います。
チームは2連敗でストップし、45勝39敗4分けの貯金を6としました。今日は首位の読売が敗れましたので、ゲーム差は2となりました。
さて、明日は大一番になります。明日のカープの先発は床田投手です。オールスターで炎上した床田投手ですが、明日は左のエースとしての素晴らしいピッチングを期待します。そしてDeNAは東投手です。間違いなく1、2点勝負の展開になりますので、床田投手には9回完封するくらいの気迫を持ってピッチングしてほしいと思います。
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