2024年02月23日
オープン戦@北谷 広島10−0中日 売り出し中の田村選手が3安打2打点の活躍!益田投手、黒原投手が共に3回無失点好投!
【広島】田村俊介が開幕スタメン猛アピール 中日高橋宏斗撃ち含む3安打「自信にして」新井監督
2/23(金) 19:39配信
日刊スポーツ
中日対広島 1回表広島無死二塁、田村は中越え先制適時三塁打を放つ(撮影・加藤孝規)
<オープン戦:中日0−10広島>◇23日◇アグレスタジアム北谷
広島の若き侍・田村俊介外野手(20)が、先輩侍切りだ。1回無死二塁。中日高橋宏に追い込まれながら高め真っすぐを強振。「ストレートに若干差し込まれている感じがしたので、真っすぐタイミングでいきました」。右中間を深く破る先制打となり、一気に三塁を陥れた。昨年WBC世界一の侍戦士・高橋宏からの一撃が、打線に火をつけた。新井監督も「フォークをケアしながらのバッティングだったと思う。いい投手からでもあるので、自信にしてもらいたい」とたたえた。
愛工大名電時代は、抑えられた記憶しかない1学年上の右腕からの一打だけでなく、3回は土生から左前打でチャンスメーク。二盗も成功させた。7回2死二塁では梅野から右前適時打を放った。昨年のオープン戦は序盤につまずいたが、今年は初戦から3安打2得点2打点。実戦3試合続けて2番打者として起用され、14安打10得点の打線をけん引。開幕スタメンへ猛アピールした。
オープン戦が開幕しました。我らが広島東洋カープはオープン戦の初戦で大勝しました。打線は14安打10得点の大爆発。投手陣も完封リレーで躍動しました。
今日の試合は攻撃陣のアピールが止まりませんでした。高卒3年目で売り出し中の田村選手は1回表の先制タイムリー3ベースを含む3安打2打点1盗塁でした。田村選手のバットスイングはやはり速いですね。この時の相手ピッチャーは中日の高橋宏斗投手でした。田村選手にとっては1学年上で、田村選手が愛工大名電高時代に中京大中京高の高橋投手と何度か対戦し、「結果はダメだった」という記憶が残っていたとのことです。その高橋宏斗投手から長打が打てたのは、田村選手にとっては大きな自信になったのではないでしょうか。
外野のレギュラー争いで田村選手のライバルとなる中村健人選手も5回表にレフトスタンドへソロホームランを放ち、持ち前の打撃力を見せつけました。ただ、ドリヨシ的には中村健人選手には申し訳ないのですが、彼の打撃フォームがフィットしていないように感じるのです。どうもDeNAの宮崎選手の打撃フォームを参考にしているようですが、中村健人選手がスイングする際に、バットが波打っているように見えて、ミスショットが多くなるような気がしてならないのです。今日のホームランも、綺麗な打撃フォームには見えなかったような感じがしました。しかし、中村健人選手も必死なので、応援しています。
他にも坂倉選手が3回表にセンター前に2点タイムリーを放つなど2安打の活躍を見せ、ベテランの田中広輔選手も1回表の先制の口火を切る2ベースを放ち、好調を維持していますし、二俣選手、林選手、久保選手、矢野選手もそれぞれ打撃でアピールしていました。
投手陣では先発の益田投手が3回無安打無失点の好投を見せました。益田投手はスリークォーターからのピッチングスタイルに変えてから、右打者のインコースにくいこむ球がかなり有効になった感じがします。開幕1軍はほぼ間違いないと思いますが、あえて言えば、2つの無駄な四球を与えてしまったのが今後の課題と言えます。
2番手の黒原投手も3回2安打無失点で先発ローテーション入りをアピールしていました。少し制球力の精度を上げていくのが今後の課題でしょうか。
7回には3番手として栗林投手が登板しました。ヒットと四球で2アウト1、2塁のピンチを招きましたが、後続を断ち、無失点に抑えました。栗林投手はまだまだ調整段階といった感じに見えました。
今日の試合はカープのいいところばかりが目立ちました。大収穫の試合でした。明日はコザで読売とのオープン戦です。今日の反動が明日出ない事を願うばかりです。若手選手の躍動に期待しましょう。
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