2024年01月24日
ドラ5ルーキーの赤塚投手がシーズン通して戦える体作りに挑む!
キャンプインまで1週間 広島カープ 知っておきたいニューフェイス 赤塚健利投手 さっそく “可動域” の課題に取り組む
1/24(水) 18:21配信
RCC中国放送
中国放送
「広島カープのキャンプインまで残り1週間。その前に知っておきたいニューフェイス」と題して “カープ期待の新人” を深掘りします。
山口真輝 ディレクター(1年目)
「雪が降る大野練習場(広島・廿日市市)です。キャンプインまで残り1週間となりましたが、きょうはスタジオのみなさんが知らないような情報をお伝えしたいと思います」
このオフに右ひじを手術した 大瀬良大地 や、プロ7年目を迎える 中村奨成 などがキャンプに向けて練習に取り組む大野練習場―。キャンプインまでおよそ1週間ですが、早くもブルペン入りしているのは、ドラフト3位、北海道からやってきた 滝田一希 と、大学時代、右ひじのけがにも負けずプロ入りを果たした育成指名の 杉田健 です。
滝田は、踏み出す足やタイミングを確かめながらていねいに投球フォームを確認するなどキャンプに向けて調整を続けています。
期待の即戦力がそろうことしのルーキーですが、その中で今回、注目するのが、ドラフト5位で入団した 赤塚健利 。身長195センチ、体重100キロ超えの大きな体から繰り出す150キロを超える重い球が武器の超大型ピッチャーです。
入寮から2週間以上が経った24日は、笑顔で会話をするなど、先輩ピッチャーとも打ち解けている様子がありました。
広島カープ 赤塚健利 投手
「みなさん、とても優しくて、すごくやりやすい環境でやらせていただいて、すごくうれしいです」
赤塚が、現在、課題としているのは、“体の可動域” について。シーズンを通して活躍するために体の使い方から改善に取り組みます。
赤塚健利 投手
「1年間、戦える体というのは、可動域がせまいと難しいのかなと思ったり、球をもっと速くするためには広い可動域の中で使いこなせないと、速い球というのが投げづらくなってくると思うので、改善点をどんどんつぶしていくというところで、キャンプでは1年間、どのように戦っていけるかという体づくりとか、投球フォームを意識してやっていきたいです」
大卒の新人ながら長期的な視点で練習に取り組む赤塚。ドキドキの初キャンプまで残り1週間。1日でも早くプロの感覚やスピードに慣れ、シーズンでの活躍を誓います。
赤塚健利 投手
「まずは慣れるというところからで、自分の力というのを最大限に出して、自分らしさというのを出していければな思っています」
中国放送
今季は即戦力投手の活躍が期待される中で、ドラフト5位ルーキーの赤塚投手も注目されています。
赤塚投手は2001年7月1日生まれの22歳で、静岡県磐田市出身です。磐田市立福田小学校で1年生の時に福田本町スポーツ少年団で野球を始めました。磐田市立福田中学校在学時は硬式野球のクラブチームの掛川シニアでプレーしていました。中京学院大学付属中京高校(現在の中京高校)に進学し、1年生秋からベンチ入りしました。3年生の夏は背番号18の控え投手として甲子園に出場し、6試合に救援登板してベスト4進出に貢献しました。変化球はほとんど投げず、MAX148キロの動くストレートで押し切りました。高校卒業後は中京学院大学に進学し、先発に転向しました。2年生秋のリーグ戦から台頭し、3試合で完封勝利を記録しました。また、大学日本代表の強化合宿にも参加しました。
昨年秋のドラフトでカープが5位で指名して入団しました。195センチ109キロの巨漢から投げ下ろすストレートはMAX153キロで、重くて、しかも動くという事で、相手打者はかなり手こずるのではないかと思います。おそらく赤塚投手はリリーフ投手として起用されるだろうと予想されます。スタミナも十分ありそうなので、シーズン通しての活躍は可能だと思います。
キャンプインまであと1週間です。赤塚投手の実戦でのピッチングが早く見たいですね。
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