2024年01月22日
森投手がオリックス山岡投手“直伝”のスライダーで勝負だ!
カープ森“山岡スライダー”でローテ狙う 「強い回転にしたい」→自主トレで助言仰いでヒント得る
1/22(月) 7:10配信
デイリースポーツ
開幕ローテ入りを狙う森
広島・森翔平投手(26)が21日、“山岡スライダー”を武器に自身初の開幕ローテ入りを目指すと意気込んだ。年明けから約3週間は東広島市の『Mac’sトレーナールーム』で自主トレ。一緒にトレーニングを行ったオリックス・山岡からスライダーの投げ方について助言を受けた。肉体強化の成果も上々。パワーアップした姿でキャンプからアピールする。
漂う充実感は自信の表れだ。森はこの日、マツダスタジアムを訪れ調整。年明けは例年通り東広島市の施設でオリックス・山岡らと約3週間、ともに汗を流し、右腕から新たな試みへのヒントをもらった。「スライダーの(投げる時の)リリース時のポイントや腕の角度などを聞きました」と明かした。
直球とカットボールを軸に投球を組み立てて昨季は4勝をマークした。「得意球ではなかった」というスライダーの精度向上に昨秋から励んでいたが「回転が弱かった。強い回転にしたいと思って」山岡に助言を仰いだ。
山岡の代名詞といえば縦に鋭く落ちるスライダー。「(自分は)元々あまり回転しないスライダーだった。もっと、しっかり曲がるスライダーを投げたかった」と森。同球種の使い手として代表格に挙がる先輩から腕を振る際のイメージなどを学んだ。回転数を上げるため、小型のアメフトボールを用いたキャッチボールも取り入れた。
すでにブルペン投球でも投げており「だいぶ強くなっているかなと。(指に)掛かっていると思うし、いい方向に行っている」と手応え十分だ。それと並行して、タフな体作りにも着手してフィジカル面を鍛えてきた。
ウエートトレーニングとともに、走る、跳ぶ、登るなどの俊敏な動きで心身を鍛え、人間の本能を引き出す「パルクール」というトレーニングも実施。直径約5センチのパイプ状になったバーの上でバランスを保ち、片足立ちやスクワットを行って体幹強化に努めた。
「やっぱり長いイニングを投げたいので。強い体を作るために(トレーニングの)回数を増やした」。プロ入り後、最長回は6回1/3。終盤までマウンドに立ち続けるための肉体強化に余念がない。
昨季4勝からの大きな飛躍へ、まずは開幕ローテ入りに照準を定めた。「春先からローテ入りするため、キャンプの最初からガンガンいけるように。いいスタートを切れるようにやっていきたい」と闘志を燃やした左腕。抜かりなく準備を整えてキャンプに臨む。
森投手にとっても今季は勝負のシーズンになります。ある意味危機感を持って取り組んだ1月の自主になりました。東広島市の『Mac’sトレーナールーム』で、トレーナーの「マック高島」こと高島誠氏の指導の元で、タフな体作りに励んできました。
一緒にトレーニングをしたオリックスの山岡投手からスライダーの投げ方について助言を受けたようです。オリックス山岡投手と言えば、縦に曲がるスライダーです。あのスライダーのキレはすごいですよね。その山岡投手からスライダーの投げ方について教わった森投手にとって、ストレートとカットボールのコンビネーションに加えてクセのあるスライダーが武器になれば、ピッチングの幅が大きく広がります。
スライダーのキレを良くするために、小型のアメフトボールを使ってキャッチボールをするなどして、ボールの回転数を上げるトレーニングは今も継続中です。森投手本人も手応えがあるとの事なので、今季は進化した森投手のピッチングを見る事が出来そうです。『Mac’sトレーナールーム』の高島誠氏も、今季は二桁勝利出来るのではないかと、ラジオ番組の中でコメントしていました。
開幕1軍ローテーションを勝ち取るためにも、2月1日のキャンプインから出力100%で臨む事になります。床田投手と共に先発左腕として是非活躍して欲しいと思います。
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