2023年12月21日
カープOBの野村謙二郎氏が矢野選手に金言!
野村謙二郎氏が打撃で悩める広島・矢野に金言「左打ちの俊足打者こそ引っ張れ!」僕もそうだった…
スポーツニッポン新聞社 によるストーリー
元広島監督の野村謙二郎氏(57)が、広島・矢野雅哉内野手(25)をゲストに迎えて自身のYouTube「ノムケンCHANNEL」を更新。守備は特Aと評価する大卒3年目に課題の打撃で貴重な助言を行った。
3年目は93試合出場で7盗塁、守備率・970と持ち味を生かした一方、課題の打撃は打率・185。矢野自身も今季を「55点」と自己採点した。
「守備は特A」と矢野を絶賛する野村氏は、同じ右投げ左打ちの内野手として「僕もそうだった」と切り出した。
野村氏も足を生かすため、入団当初はショートゴロを打つように指導された。ところがショートは三遊間に寄ってレフトは左翼線に来るので内野を越えた打球もライナーで捕られる。結果ヒットが減り、打率も下がった。
野村氏は「そういうタイプ(左打ちの俊足)だからという考え方が強かったのかな?」と矢野も同じ状況だったと指摘した。
野村氏は「僕は広角に打たなきゃいけないと気づいた。引っ張ることが出来れば守備(シフト)も変わる。右中間、右翼線に打てれば必ず率も上がる」と助言した。
逆方向への意識が強くなる矢野のような左打ちの俊足タイプの選手にとって、引っ張る打球の質を上げることこそ率を上げる要素になると説明した。
来季遊撃のレギュラー獲りを目指す矢野も「大学までは困ったら三遊間に転がして成功していたがプロでは通用しなくなった」と明かし、野村氏は「常時試合に出るには“率”が大事」と激励した。
矢野選手は守備と走塁はピカイチです。とりわけ守備はあの菊池選手が推すほどの力を持っています。しかし、矢野選手の課題は打撃力で、今季は1軍の試合に93試合に出場し、119打数22安打、打率.185と厳しい内容となっています。
ドリヨシも本文にある「ノムケンCHANNEL」を見ました。矢野選手は課題の打撃について、今季の秋季キャンプで、スイングの際のバットのヘッドを走らせるコツを掴んだようで、インコースのさばき方や、速いストレートにも対応できるようになったようです。
野村謙二郎氏も、引っ張る打球が増えてくれば、打率は自然と上がってくる的なアドバイスを矢野選手にしています。バットのヘッドを走らせるコツを習得できれば、1軍でも打率をしっかり残せるようになると思います。
矢野選手がショートのレギュラーを奪取できれば、セカンドの菊池選手と共に、プロ野球最強の二遊間コンビになると思います。以前にもドリヨシは書きましたが、矢野選手が小園選手を超える存在になって欲しいです。小園選手はサードのポジションが妥当ではないでしょうか。
来春の日南キャンプで、矢野選手が課題としている打撃力をどれだけ向上させる事ができるか、カープファンの1人として見守っていきたいと思います。
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